新掘っ立て小屋で寝泊り
帰って行った労働者夫婦とは別に、少し前から来てもらっている労働者親子が寝泊まりするための掘っ立て小屋が、ワンナムキアオのマシュマロいちご園に出来た。
材料費は出したが、基本的に彼らが自分で建てた。
これからは、彼らはここで寝止まりして、マシュマロいちご園の世話をしてもらう。勿論、カオヤイのいちご園も折に触れ手伝ってもらう。
昨日今日は、僕らもワンナムキアオに来て、掘っ立て小屋への電気と池の水の供給を始めさせ、次いで農薬散布と第二期目の定植の為のココナッツポット作りをした。
昨夜は、その掘っ立て小屋で僕らも寝た。
壁は合板である。
こんな家でも、労働者親子はとても住みやすいと気に入っている。夜はカオヤイよりも冷えて、22℃位になる。それが天空の村の人達には気持ちがいいらしい。
僕は背中が痛くて眠れず、夜中にトイレの為にに2回雨の降る外に出なければいけないのが辛かった。強い雨が降ったときは、しっかり雨漏りして布団が濡れた。屋根の角度が緩すぎたからだ。
ここでの寝起きは必要最小限にしたいと思った。
これがお風呂というかシャワー。魚臭い水で、雨季のため泥で濁っているが、真水のシャワーが使えるのと使えないとでは大違いで、生活の質は大幅に上昇した。食器だってここで洗う。以前も書いたが、洗えないよりも100倍いい。
シャワーには囲いがないので、夜暗くなってから、素っ裸でシャワーを浴びた。
この様に蚊帳を吊って、その中で寝る。それでも蚊に刺されてしまう。
蚊と固い床が睡眠の大敵。ぐっすり眠れなかった。僕はふかふかのベット以外考えられない。
マシュマロちゃんは、よく眠っていた。
眠れなかったのに、朝5時から彼らは起き出し、うるさくてやはり眠れない。6時の夜明けとともに僕も起き、朝7時から野良仕事を始めた。
ずっと雨が振り続く中、泥まみれになって働いた。
日本の家で、テレビを観ながら、うとうととして過ごす方が良かったかも知れない。
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