蝶の舞うケーン・クラチャン国立公園
タイ最大の国立公園であるケーン・クラチャン国立公園。そこは蝶と小鳥が舞う楽園だというので行ってみた。
ケーン・クラチャン国立公園の入り口はこの辺り。ここには大きなダム湖がある。
この奥が、ミャンマー国境まで全部国立公園。
そのダム湖で記念撮影。ああ、やっぱり水がない。
ダムを見るたびに思うが、今年のタイの干ばつは半端じゃない。
あと1週間ほどで乾季は終わる。早く沢山雨が降って欲しいが、エルニーニョの後は豪雨になることが多いらしいので、今年後半は洪水の心配をしないといけなくなるかもしれない。
美しい風景だ。水が沢山あったら、もっと美しかっただろう。
この湖のほとりでお昼ごはんを食べて、ケーン・クラチャン国立公園の奥に入っていくことにした。
1人125バーツの入園料が要る(タイ人価格。最近は外国人だと見破れなくなってきた)。
場所はこの辺り。
何故か木が道に迫るように傾いている。
途中まで綺麗な道が続く。
所々ゾウの糞が道に落ちている。そのゾウは野生の象だ。
蝶も多い。蝶が沢山車に衝突するが仕方がない。
大きな倒木があって、そこから先は未舗装。
蝶々がいっぱい舞っている。写真だと見えないが、常に視野内に100匹飛んでいるという感じ。
小川の辺りに蝶が待っているところを発見。
どうして蝶が集まるのか不明。塩分を舐めているのだろうか?
こういう箇所が何箇所かあった。
近距離でも逃げない。写真やビデオを沢山撮ったが、比較的綺麗なものを少し掲載。
蝶観察の途中で、1メートルほどもあるしっぽの長い動物を見つけた。ムササビかと思ったが、イタチやリスのようでもあった。
追伸:多分Martes flavigula, キエリテン
サルも居た。
正真正銘、野生のサル。
しかも、アカゲザルの類じゃない。
目の周りが白くなっていて面白い顔をしている。
10匹位の群れで生活していた。
子供がこちらに興味を持って覗いていた。可愛い顔をしている。なんというサルなんだろう?
追伸:ダスキールトン(別名:シロマブタザル)(学名:Presbytis obscurus 英名:dusky lutong)と判明
まるで「野生の王国」を見ている感じ(かなり古い)。
この種のサルは2箇所で見かけた。あまり人を恐れる気配はない。
ホエザルも居るのかなあ。トラも居るのかなあ。
ゾウの獣道、糞、そしてゾウのおしっこの匂いもしたが、野生のゾウは見つからなかった。
帰り道の風景
この木はヤシじゃない。シュロに似た葉。これからヤシ砂糖を作るんだっけか?
田んぼに何故かこの樹だけが残されていて、変わった風景になっている。
この一枚は僕のお気に入り。タイの田園風景は絵になる。
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Topic : タイ
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