新しい土地探しパート2
カオヤイに新しいいちご園を作るための土地探しに行って来た。
グーグルマップをよーく見て目星をつけていた3箇所は、残念ながら、すべて新しい農園や高級リゾートホテルの建設中もしくは計画中で、借りられるところは一つも見つからなかった。(グーグルマップ、サテライト画像古すぎ!)
カオヤイは場所は良いけれど、高級リゾートやコンドミニアムの建設ラッシュで、近年大金が動いているようだ。オーナーからすれば、僕らのようなチンケないちご園など目くそ鼻くそ同然。
土地の所有者を探すのも大変なのだが、大抵はバンコクに住む大金持ちか会社所有。売ることしか考えてない場合も多い。しかも、ほとんど売値は10億円以上。もうバブル状態。
カオヤイは確かにリゾートとしていいところだけれど、この建設ラッシュじゃあ、あと4~5年後は供給過剰になること間違いなしと思うが、どうなんだろう?
前回と合わせて、都合8箇所をチェック。どの場所もスバリ素晴らしい。環境も、知名度も、風景も、人通りも、水も、土も文句の付けようがない。もしそこにいちご園ができたら、繁盛して昨年の売上を大きく上回ること間違いなしといった感じだ。
しかし、8箇所のうち4箇所のオーナーが分かったが、3箇所はリゾート建設計画のため、貸してもらえない。1箇所は考え中だが、もう数週間経つのに(何度催促しても)返事がないので多分答えはノー。残りはオーナーが誰かも分からない。
カオヤイの目ぼしい場所はもう他にはないので、カオヤイは無理かもしれない。
一番可能性が高そうなトウモロコシ畑にもう一度行ってみたら、急に便意をもよおした。近くにトイレなんてない。そこら辺に転がっているゾウの糞に紛れて、下痢ピーの野糞をしてきた。
マシュマロちゃんも、この日別の場所2箇所で野糞した。
マシュマロちゃんが野糞したのはこの辺り。建設途中で(おそらく資金不足で)止まったホテルの2階から周囲を撮影。
カオヤイの岩山に沈む真っ赤な太陽。
この夕日を見ながら虚しくビールを飲む。
ビールを飲んだ店でホームステイ。緑一色の部屋だった。
一泊700バーツ。一応、エアコンと温水器とシャワーあり。朝食なし。
ベッドは硬かった(T_T)。
一方、ワンナムキアオの方は、未だ土地がたくさんある。
オーナーも地元の人で普通の農家というバターン。その土地でやっているのはトウモロコシかサトウキビかキャッサバ。どれも水要らずの放置栽培。
トウモロコシはとても良くできるが、家畜の餌用の品種で、それほど収益があるとは思えない。よって、カオヤイよりも安く借りられる可能性が高い。
ただし、マシュマロいちご園と同じ道路の沿線になるので、カニバルことば違いなし。しかも、メインの観光スポットからもす離れすぎていて孤立感がある。仮にここにマシュマロいちご園と同じものを作ったとしても、トータルの売上は到底倍にはならないだろう。
しかし、この場所は悪くない。道からいちご園やお花畑がよく見える、なだらかな登り斜面。
道路から入りやすい。電気もある。多分水道はない。
かなり遠いが同じオーナー所有の大きな溜池があるので水には困らないはず。
こんな素晴らしい溜池がある別の場所もある。この池は深く水は澄んでいる。
流れこむ小川はなく、何故この時期に水が溜まっているのか不思議だ。
マシュマロちゃんいちご園にも行った。ワンコが未だ生きていた。
マシュマロちゃんと2人で、今季のいちご園のデザインについて話し合った。その話になると彼女も考えがあるらしくて、なかなか合意できず喧嘩になりそうになるが、ここはひとつ真剣に討議して、より良いものを作らないといけない。
マシュマロいちご園の家の前に大きなマンゴーの木があったので、マンゴーを少しい勝手に頂いてきた。写真は僕のいちご園からの収穫品だが、これとは別に視察した候補地によく熟した美味しいマンゴーが落ちていたので40個ほど持って帰った。
マシュマロちゃんいちご園にあったカヌン(ジャックフルーツ)。
たくさんあったが3つだけ勝手に頂いてきた。どうせ誰も採らないので。
滅茶苦茶重い。木から落とすのも大変だったが、果実は重いのに加えて棘があって持ち上げるのに苦労した。しかも、切口や果実の表面から白い粘液がいっぱい出て、それがまるで接着剤のようにベタつく。手に付いたら石鹸で洗ったって取れない。この白い液は木工用の接着剤よりはるかに強力接着剤として売れそうなほどしつこい。
一番デカくて熟してそうななつを試しに半分に切ってみたら、、、、
未だ熟していなかった。。。。。。
どうして良いかわからないので、とりあえずこのまま放置してみることにした。
あと1週間で熟して食べられるのか、あるいはこのまま腐るのか。
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