新しい土地探し

今年はいちご園の規模を拡大して、収入増を目指したいと思っている。

マシュマロいちご園については、これ以上拡げられないので、別の場所にもう一ついちご園を作ろうという計画だ。

先週、その新しいいちご園の候補地探しに行ってきた。

新しい土地の条件は次の通り。

  • マシュマロいちご園から車で1時間以内で行けるところ。
  • 標高が400メートル以上あるところ。
  • 観光地であること。
  • 観光道路に直接面していること。
  • 近くに池などの水源があること。
  • ある程度開けていて、開墾が容易なこと。

この条件を満たしそうなところは、カオヤイくらいしかない。

探す手順としては、概ね下のようになる。

  1. グーグルマップのサテライトビューを見ながら車を走らせる。サテライトビューで池が近くにあるかどうかが分かる。地表からだと池は見えないことがほとんどだが、空からだと池の位置や大きさがわかるのでとても便利。
  2. 池が近くにあって、平坦で開梱しやすそうな土地を見つけると、車を止めてその土地に入り、詳しく様子を見る。売地等の看板があれば写真に移す。
  3. モバイルアプリで標高を測る。
  4. 池まで歩いて行き、池の深さや水量を調べる。いちご園は大量の水を使うので、十分な水量の池が数百メートル以内にないとダメだ。
  5. 近くにいる人や近くのお店で、その土地のオーナーは誰か聞き出す。
  6. オーナーに連絡して貸してもらえるかどうか聞く。

この内、簡単ではないのがステップと5と6。とにかく誰も居ないことが多い。聞いてもオーナーを知っている人に巡り合うのは幸運を要する。

先週、一泊二日でカオヤイとワンナムキアオを周り、3件の候補地を見つけた。


A地点

国道2号線からカオヤイに続く幹線上のカオヤイ国立公園入り口の近くにあるとうもろこし畑。平坦地でバンコクからカオヤイに行く時に必ず通る道沿いにあるので交通量も多い。となりにドライブインらしきものがある。立地条件としてはかなり良い。

標高は380メートル。近くに大きな池が3箇所と小さな池が1箇所。少し離れると山から湧き出た水のクローンもあるので、水には困らないと思われた。

ゾウの糞があちこちに見られた。小さな池に水浴びに来るらしい。野生のゾウとは思えないので、誰かが飼っているのだろう。

幸運なことに、敷地内でハーブを採っている男性がいたので聞いてみた。

土地の所有者はバンコクに住む大金持ちでコンタクトは難しいが、彼はこの土地を管理している使用人を知っていた。使用人は今は少し離れたパクチョンという町にあるぶどう畑で働いている。ドライブインの駐車場が手狭となり近々拡張する予定らしいので、その土地を使わせてもらえるかどうかは微妙だという。しかし、土地は広いので一部なら借りられるかもしれないとのこと。

そこでパクチョンまで車を走らせ、ぶどう畑を見つけ出した。広大なぶどう園だった。中に入ると数人がぶどうの世話をしていた。驚いたことに、そこではいちごも少し栽培していた。その人達の話を聞くと、候補地の使用人は現在ここにはいないが、所有者の息子さんが数キロ先のホテルで働いているとのこと。その息子さんの電話番号を聞き出すことに成功した。

そこで次に、そのホテルを探し出し、息子さんと話をすることができた。(外国人が居るとふっかけられるので、僕は車で待機。話はマシュマロちゃんが1人で行った)

その息子さんは3日後に所有者のお父さんと会うので、その時相談してくれることになった。OKでもダメでも連絡してくれる約束だったが、5日経った今日現在、案の定未だ何の連絡もない。しかし、電話番号があるのでこちらから連絡は取れる。


B地点

A地点から近い抜群に美しい平坦地。標高は370メートル。しかも、大きくて水量たっぷりの池が敷地の真ん中にある。雰囲気もよく、マシュマロちゃんも僕もそこが大変気に入った。そこでいちご園をやれば、お客さんがたくさん来るのは間違いないと思った。

IMG_20160405_161909

カオヤイ国立公園に続く道。今は静かだが、シーズンの土日は渋滞するほどだ。この右手がその土地。

IMG_20160405_161233

立派な池。この時期にこれだけの水量があれば十分。多分地下から水が湧き出している。

敷地周辺に何種類か売地らしき看板があり、そこに片っ端から電話してみたら、所有者(会社)に当たった。やはりバンコクに住む大金持ちで、その土地に近々リゾートホテルを建てる予定だから貸さないという残念な結果だった。これは諦めるしかない。


C地点

今度は、チャチュンサオからワンナムキアオに登る国道304号線上にある場所で、マシュマロいちご園から数キロしか離れていない場所。標高は500メートル。304号で峠を上り詰めたところで、もしここにいちご園ができれば、ワンナムキアオで最初に出会ういちご園になる。

片側は国立公園。反対側は未開梱の斜面が続く中、奇跡的に平坦地があり、しかも近くに立派な池があった。

マシュマロちゃんも僕もとてもその場所を気に入った。しかし、304号線の拡張工事が近所で進められているのが気がかり。その工事がいちご園の前で始まったら、お客さんはいちご園に入って来られない。

その土地の奥に民家があったので訪ねてみた。気のいい青年が1人で暮らしていた。聞いてみると、隣の民家が所有者だという。しかし、その人は出掛けていて不在。電話番号を教えてもらい世間話をしていると、その所有者の親戚の人が通りがかった。

その人に依れば、所有者は土地を他人に貸す気は全く無いから無理とのこと。しかも、間もなく(1-2ヶ月以内に)敷地前でも道路工事が始まり、完成までに3年かかるプロジェクトだとのこと。

したがって、その土地のみならず、その周辺の道路沿いもすべて断念する以外にないことが分かった。


ということで、3地点のうち、A地点が未確定ながら、他の2地点は候補から落ちた。

IMG_20160405_192625

マシュマロいちご園に戻って、近所のレストランでビールを飲んだ。

新しいいちご園の場所を探すのは、まだまだ時間と幸運が必要そうだった。

なかなか先が見えないながら、こうして2人で未来を語りながらゆったりとビールが飲めるのは、もしかするとタイ人の無計画な楽観主義に染まってしまったからなのかもしれないが、サラリーマン時代よりは幸せな自分の心を自覚した。

セカンドライフの究極の目的が、事業に成功して経済的に豊かになることではなくて、残りの人生を幸せに暮らすことであるとすれば、いろいろ苦節はあったものの一歩一歩前進していると言えるのかもしれない。

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Topic : タイ
Genre : ForeignCountries

Comments

Re: 土地探し・・・

金儲けの為に売りにだている物件は、僕らには高値の花なので、誰も住まず放置されている空き家を狙っています。予算は月7000バーツ以下で、水道または井戸が利用できること。

土地探し・・・

役場の土地計画課か法務局での地目・農地で
なんとかならんですかね ???

JAICA・王室のプロジェクトがあるので そちらに協力要請とか・・・

それでダメなら

Twitter や 三行広告で「土地探してます。」

でわ

Re: ビジネス化

マシュマロちゃんの妹夫婦は近所で独立します。

ビジネス化

ビジネスモデルはできていると思うので、マシュマロちゃん一家を中間管理職にして人を雇っていけばどうですか。
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