いちごピラミッド2基未完成
持ち込んだ日本のいちごを何処でどう栽培するか?
僕にとっては一番重要な問題が未解決のままここまで来た。
ピンクの花を咲かせる品種は、天空の村では6月から8月中沢山の花を咲かせ、次ぎ次に実を成らせたのだが、この間の目的は子株をできるだけ多く取ることだったので、花はひたすら摘んでしまった。
そうしてこの地に持って来た子株たちは、この気候に合わなのか、栽培方法が悪いのか、6割方が枯れてしまった。というより、根付かなかったと言った方が当たっている。
ただ、生き残った株は元気だし、品種に依っては死亡率ゼロのいちごもある。
そうしたジャパンいちごを普通の畑に植えるのではなく、もっと目立つようにしたかった。そこで、マシュマロちゃんのアイデアは、ピラミッド型のいちご棚を作って欲しいというものだった。
初めは作りにくそうなのと、二方面が日陰になるという理由で反対していたのだが、他に良いアイデアが浮かばず、彼女の希望通りピラミッド型いちご棚を作ることのなった。
設計は僕。施工は僕とマシュマロちゃんの妹さんの旦那さん。
ツーバイフォー材があれば簡単だが、例によって丸太材だ。真っ直ぐでなく、太さも違う丸太材で棚を作るのが一番厄介だった。
これが、そのピラミッド。
思いの外、材料費がかかった。細い丸太は一本20バーツ。太いのは40-60バーツ。ピラミッド2基で100本近く使ったので、材料費だけで5000バーツくらいかかってしまった。
頂上に登ると見晴らし良くいい気分。
頂上からのマシュマロいちご園全景。
ショップの両隣に2基建てた。
僕が白く色を塗ることを提案した時、マシュマロちゃんは反対した。
妹さんが賛成したので、白く塗ることを決定。翌日、朝からペンキを買って来ると、反対していたマシュマロちゃんも含めて、皆で寄って集って色を塗った。
空はこんなに晴れて日光が熱いのに、塗り終えた頃にどしゃ降りの雨になってペンキが流されてしまった。
昨夜は暗くなる迄頑張って色を塗ったのに、夜中に豪雨が降ってまた色が剥げてしまった。
三回目の挑戦でなんとか一通り塗り終えたが、まだ塗れてない場所や剥げた場所を仕上げため、もう一日晴れた日に塗らないとダメだ。
時計とピンクのテーブルクロスを敷いて、ほぼ完成のショップ。
ピラミッドの方はウォーターシステムをどう設置するのか未解決のままだ。
ピラミッド!では、ジャパンいちごの二割も置けないので、別の棚か畑を用意しないといけない。
- Related Entries