牛糞2500袋

花も野菜も、土作りが一番大切。

美味しい野菜が出来る畑は、間違いなくふかふかの良い土。

花も同じ。美しく咲かせるには、土壌改良が一番重要だ。

そして、土壌改良出来るのは、花のない今この時期だけ。

僕らのフラワーパークはこれまでの2年間で土は大分良くなってきている。

去年は牛糞を大分撒いたし、何度か耕して花の根や茎を土に混ぜ込んだから。

3年目の今年は、もっと土壌改良に力を入れたいと思っている。

そこで、一袋20~30バーツ(15~25kg)の牛糞をあちこちから2500袋買い集めた。

牛糞と言っても日本で売ってるような発酵済み牛糞ではなく、生の牛の糞を日干しにして半乾きにさせただけのもの。牛は乳牛で、藁と牛飼料だけで野の草は食わせてないので草の種や土は含まれていない。生に近いけれど全く臭くない。

半日時間車を走らせて、乳牛を育てている屋根付き牧場を10箇所近く廻って、牛糞を売ってくれる所を4箇所見つけた。

1代に牛糞80~120袋しか乗らないので、2500袋を集めるのに4日を要した。

右から牛糞なし、牛糞一袋/1.5m、牛糞一袋/2mを鋤込んだところ。

あんまり見た目に差がない。

鋤込んだあとの土の様子。

全然少ない。

出来ればこの3倍位鋤込みたいが、牛糞が全く足らないので、この辺で手を打つしかないか。

土なんて一気に改良は難しくて、何年もかけて良くして行くものだから、一歩前進と思えば良いかな。

追記:

昨日更に1000袋を追加購入した。つまり、全部で3500袋。

北海道に白川郷:上棟

カオヤイやワンナムキアオにフラワーパークが乱立してきた。

どういう訳か、何処も日本のイメージを  している。

うちの真似じゃないのか?

マシュマロちゃんの妹さん夫婦も、今年からいちご園(名前がイチゴファーム)の横にフラワーパークを始める。

そのフラワーパークの名前は。「富士山」なんとかになりそうで、パーク内に富士山がある。

丘の上に、高さが5メートル、裾野の直径が15メートルもある富士山の形の山があって、街道からひときわよく目立つ。

今は未だ美しくなく雑草だらけなので、写真は後日にするけれど、多分お客さんが沢山来そう。

国道2号線のカオヤイ付近に去年出来た「東京フラワーパーク」にも、富士山が出来た。こちらは、山頂付近に白いプラスチックシートが敷いてあって、雪化粧の富士山になっている。

植える花も、菊(宿根アスター)系が多い。

うちの真似じゃないのか?

そういうのに対抗するため、僕らの北海道フラワーパークには、合掌造り風白川郷モドキを作っている。

以前も書いたが、びっくり85万バーツの木造建設。

何処まで白川郷の雰囲気が出せるか未知数だけれど、今日屋根迄の柱が立って

見難いかも知れないが、高さが8ネートル、60度の角度で長さ7メートルの屋根が出来る。

こんな感じの屋根になるはず。

内部が広いので、飲物、食物を売るのと、浴衣の貸し出しと着替え室を作る。

この白川郷モドキをバックに、美人の浴衣姿の写真を撮ってフラワーパークの宣伝に使うつもりだ。

悪夢の8月

カオヤイにマシュマロちゃんと7年か8年も居ると、だいたい分かって来たことは、

8月から10月まで、何時も僕とマシュマロちゃんの関係は最悪になる、ということ。

理由は、次期農園のための準備が忙しいし、お金は無くなるし、野良仕事での労働で身体が疲れるからのようだ。

反対に、年末に軌道に乗ってお金が増え出すと、ほっとするのか仲良くなる。

今年は、日本旅行で疲れたのか、その最悪の時期がもう来ている。

どう最悪なのか具体的に説明すると自分でも悲しくなるので止めておくが、言えることは、これは一過性の現象で、時が来れば元に戻る。

タイ人には、男性女性を問わず、その時の感情で一時的に人格が大きく変わってしまう人が多い。

例えば、普段は仏様の様に優しい心の人が、お金に困ったりすると、急に人が変わったように暴力的になるとか、人を騙すとかをする。

普通の日本人から見て、仏様がどうしてこんなに急に狂ってしまうのか理解出来ない。

実際は、その急変は一時的なもので、必ず元のややしい心の人に戻ってくるのだが、そういうのを見ると余計に「あれは何だったんだ」と困惑してしまう。

そんな日本人の友を多く見てきた。

マシュマロちゃんも正にそれに近い。

その点、日本人は少なくとも精神は安定している人が多いと思う。

暗く否定的なまま安定している場合は困ったもんだが。安定し過ぎていて、そこから抜け出せない場合が多い気がするので、タイにでも来て他の人の自由で自分勝手な生き方を見てみたらいいと思う。

一言で言えば、理念ゼロ、感情100世界だ。

まあ、それでいいのだとも思う。

感情を出せずに自分が分からなくなっている日本人には、学ぶことが多いのではないだろうか。

カオヤイいちご園の準備

僕らが日本に行っている間に、ワーカー達にカオヤイいちご園の準備をしてもらった。

未だ配水経路の末端部分が出来ていないが、いちご園のいちごを植える白いプラスチック鉢とその中の培地はだいたい準備できた。

今期は、カオヤイのいちご園は3割位減りそうな気配で、且つ継続するいちご園の大半がいちご畑の面積を減らしている。

その分、花を植えてフラワーパーク的に飾ろうとしている。

だから、僕らは逆に元祖カオヤイいちご園のいちご畑の面積を増やした。

何も生えて無いが、シンプルで美しい。

ここに、ドリップ形式の配水管を一つづつ入れて、更に豚糞か何かを載せれば、時期が来ればいちご苗を植えけられる、

それは9月後半ろ思うけれど、ひとまず準備が出来てきたということでほっとしている。

再挑戦するしかない!:限定公開

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釧路湿原展望台より

今回の北海道旅行で一番感動したのは、釧路湿原展望台からの大眺望だった。

ただ広い大自然の湿地が広がっているのが見えるだけだが、日本に未だこんなところがあるんだと感銘した。

展望台には、母を車椅子で連れて行った。途中でクマかタヌキの子供がいた。母は、

「遠いから連れて行ってくれなくていい。ここで待ってるから。」と言っていたが、展望台から釧路湿原を見渡した時に、

「わあ、凄いね。広いね。初めてて観たわ。」と言って喜んでいた。

ワイドなビデオを取って来たので行ったことがなかったら観てみてちょうだい。

この展望台に行く前に、別の展望台から釧路湿原の中を走った。

湿原を流れる川も間近で見た。

ラベンダーでタイムスリップした一夜

富良野の変わった一軒屋貸しの宿の件

今回の北海道旅行の最重要ポイントである富良野のフラワーパーク見学の為に富良野、美瑛に2泊したが、その富良野の宿が凄く面白かった。

宿と言っても、広い田圃や畑の中の一軒屋といった感じ。

建物はきれいに修復されていたが、元は100年前と思わせる古くて懐かしい物で溢れていた。

説明よりも下の動画を見て貰えば分かると思う。

懐かしの薬箱

僕はケロリンの風呂桶に泣けた。60年近い過去の日本の風景。

この宿をどう思うかは人によるだろうが、僕はラベンダーでタイムスリップしたかのようで最高だった。

時をかける少女ならぬ、時をかけるジジイ成

(ラベンダーのの香りがタイムスリップするって言う話を知らない人には意味分からないかな。筒井 康隆の作品です。)

そこに日本人親子二人とタイ人親子二人で泊まった。

昔の民家はみんなこんな感じだった。

他の人達は治安を気にして、戸締りを勧めたが、こんなところに泥棒なんて絶対来ない。

寒い所なので、暖房や温水施設は充実していたが、クーラーはなかった。そして、その日はとても暑かった。

家中の窓を空けて風を通さないと暑くて寝られない。

窓を開けるということは、外を開放することと同じ意味で、戸を開ければ誰でも入って来られる状態。

ただ、網戸はしっかりしていたので蚊は入ってこれなかった。

(朝起きたら、部屋の電気の下にブヨが大量に死んでいた。)

勿論、不審な人は誰も入って来なかった。それどころか、夕方から朝までに、宿の近くに人の気配は全くなかった。

鳥の声しか聞こえてこない。

家の中には、将棋や囲碁、楽器や年代物のレコード、おもちゃ類がいっぱいあった。

戸棚や冷蔵庫の中にはお菓子やコーヒー類、カップヌードル類がいっぱい合ったし、炊飯器、焼き肉器具、電子レンジその他調理器具は揃っていた。

洗濯器や洗濯洗剤等も揃っていて、大勢で長期滞在するには最高の宿だろう(僕らは一泊のみ)。

因みに、この宿何時も満室(満軒)でなかなか予約が取れません。

重量超過料金26万円

今回の日本旅行で気が狂いそうになった1件。

北海道フラワーパークで浴衣を貸し出して、白川郷モドキで日本風の写真を撮って貰おうという企画を建てた。

しかし、タイでは安くて良い浴衣が見当たらなかったので、日本の楽天市場で日本の和服専門店から浴衣を買って日本の家に届けて貰い、それをタイへの帰りの飛行機で持って来ることにした。

それだと、荷物が増えて重くなるので、超過料金を取られることは覚悟していたが、5~6万円程度だろうと思っていた。

購入したのは浴衣と帯と下駄の浴衣セット約40セット。

浴衣は薄くて綿100%なので、40着でも大して重くならないと思ったが、下駄が重かった。帯は既に形が作ってある帯なので、小さく押し込むことが出来ず、全体としては大型スーツケース4個分くらいの大きさになってしまった。

おまけに、マシュマロちゃんがユニクロで8万円分も服を買い込んだので、それも荷物を重くする原因となった。

結果として、僕ら3人(僕とマシュマロちゃんと彼女のお母さん)の荷物が47kg超過重量となってしまった。

僕らが今回使った航空会社は、10年ぶりのタイ航空ThaiAirways。

いつものANAだと、預ける荷物は一人25kg迄OKで、機内持ち込みの荷物は10kg迄だが、まず検査もされないで通過できるうえに、ハンドバッグやお土産袋も大丈夫だった。

ところが、今回のThaiAirwaysでは、預ける荷物20kgで21kgでも追加料金となる。機内持ち込みの手荷物も7kg迄しか駄目で、それらも全部重さを測られて、3名の合計超過重量分を請求された。

「1kg辺り5500円ですので、47kg分で26万円お支払い頂きます。」

と言われて、耳を疑った。

「3人分の往復航空券より高いじゃないか。」

(実際、航空運賃+空港使用料+税金込みで、3名で23万円位だった。)

いくら何でも、素直に払える金額じゃない。

「サービス悪いんじゃないか」とか、「大目に見て何とか安くしてよ」と言ってみたが、

「お支払い頂けないなら、搭乗をキャンセルするか、荷物は日本に置いておくしかないですね。」とほざく。

ANAでこんな風に言われたことがなかったので呆れてしまった。

しかし、それがルールらしいので、ゴネてもどうにもならない。

かくなる上は荷物を減らすしかない。

空港の片隅で荷物を全部開けて、以下の物を全部捨てた。空港のゴミ箱の横にゴミ箱よりも大きな荷物が並んだ。

①浴衣セットの下駄40足

②大きなスーツケース1つ

③ワーカー達へのお土産のお菓子類

④自分たちの下着

⑤ラベンダーの香水セット5つ

⑥調味料、化粧品、薬類のすべて

その上で、再度機内持ち込みの荷物まで全部重さを測られた。

3人分の超過重量は5kg。超過料金約24000円を支払わされた。

これ以上は減らせなかったので仕方が無い。

「ANAなら、このくらいの超過でお金取らないと思うけど。

」と愚痴を言っておいた。

3人で5kgなら、1人平均たったの1.7kgだよ。

お土産も浴衣の下駄も、まだ使えるスーツケースも思い切って捨てて来たのに酷い扱いじゃないか、と思わざるを得ない。

もう二度とタイ航空は使わない。

タイ航空なんて、普通なら既に倒産している会社。来年辺り消えているかも。

タイに着く迄、腹が立ってずっとムカついていた。

北海道に白川郷:建設開始

先月書いたように、僕らの北海道フラワーパークに新たに白川郷の合掌造り風な建物を3棟建て始めた。

合掌造り風というのは、勿論本物の合掌造りではないけれども、見た目は出来るだけ合掌造りに似せる工夫を施した建物という意味。

長いこと考えて、僕等には出来ないという結論に達し、去年カフェを建ててくれた業者に頼むことにした。

建築費用は何と85万バーツ。当初見積もった予算の倍以上。

費用は掛かるが、メリットとしては、危ない作業を住み込みワーカーに頼まなくてもいいし、住込みワーカーが建築期間にフラワーパーク本来の仕事をやれる事が大きい。また、自分たちで作るとなると、材料のすべてと建築方法のすべてをいちいち僕が指示しないといけないので、とても精神的に疲れるが、業者に頼めば、ポイントだけ指摘すれば良いので遥かに楽となる。

見た目がこうなれば良いのだ。

大きさも本物より小さいが、それでも幅6メートル長さ7メートル、屋根の高さ約8メートルの母屋と、後方に幅4メートル長さ5メートルの小ぶりな合掌造り二棟が出来るので、中はかなり広い。

母屋にはコーヒーや軽食、弁当類を売る。そこだけで、去年建てたカフェの2倍の広さとなる。

後方の小さい合掌造り風の小屋は、1つは浴衣セットの貸し出しと着替え室にするつもり。もう一つは未定だが、座って飲み物を飲むスペースか何かに使う。

去年、一大決心で35万バーツで建てたカフェは、1年で元が取れた。

だから、合掌造りの白川郷風の建物も家に2年位で元が取れるようにしたい。

作り方はタイ式。(本物式は彼らには無理)

けれども、骨格はタイの古い家屋から回収した木材で、すこぶる丈夫。50年からひょっとすると100年前の木材。虫もカビも食わない。このような木材は、タイでは取り尽くしてしまってもうない。輸入の新木材はあるが、直ぐに虫が食ってしまう。

このような古材は物凄く重くて、柱に使う物は男4人でやっと運べるくらい。

これをコンクリートに直接埋め込む。

今日で柱が足ったので、明日以降に屋根の骨格を作る。

屋根の形が出来ると、全体のイメージが見えてくると思う。

河口湖大石公園とブルーベリー狩り

日本に帰る前日に富士山を見たくて河口湖に行ったが、生憎富士山は雲の中で全く見えなかった。

けれども、河口湖畔の大石公園はラベンダーや見慣れない花が沢山あって面白かった。

変わったエキナセア

LIATRIS Spicata(キリンギク リアトリス ユリアザミ)というらしいが育ててみたい。早速種を買った。

千日草の種類と思うが、変わってる。

このハーブも良い。

上の2つは高性のコレオプシスと思うが、種類は異なる。多分、この菊に似た黄色の花はタイ人が好きと思うが、いくつか種をネットで買ったのに、1つも発芽しなかった。でも、今年はメランポジウムとルドベキア・プレーリーサンと小花ヒマワリがあるので、黄色の花は十分かなと思う。

こういう草も一面に生やせば大受けすること必至。

この大石公園にブルーベリー狩りの縦看板があった。案内地図もあって、見ると3km先と近く、40分食べ放題お土産付きとある。

ブルーベリー狩りは、マシュマロちゃんが行ってみたいところだったので、大喜びで行って来た。

40分食べ放題ということだったが、誰も時間は測ってないし、お店の人も「何処のどの木でも、好きなだけ腹いっぱい食べて良いです。」と言っていた。

しかし、ブルーベリーは鈴成りなので、15分で腹いっぱいになった。ブルーベリーの実は、売っている高級品よりも小粒で、酸味、甘味とも少なかった。但し、未だ未熟の赤っぽい実は物凄く酸っぱい。

雲天で気温は24℃くらい。カオヤイの寒気と同じ位なので、カオヤイでも実がなるかも知れないと思った。

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ハムケン

Author:ハムケン
サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった親父。
タイに来て早10年。挑戦と冒険の心を忘れずに、異国でセカンドライフを謳歌している60代のオヤジです。

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