3日前から水を買って溜池に入れ出した。
他人の土地の池から水を拝借していたが、土地のオーナーか他に同じ池の水を利用していた人から、「水を使うな」と文句が出たらしいので、やむなくポンプと塩ビパイプを撤去した。
もう水源がなくなったので、仕方なく水を購入するしかなくなった。


大きなトラック積んだタンクに6.5トンの綺麗な井戸水が入っていて、それを惜しげも無く濁った溜池に放出する。
本当は同量以上のタンクに溜めたかったが、タンクがないので仕方がない。
ただ、この溜池は長く水が入っていたので、殆ど水が地下に流れ出ない。それに、ここに溜めれば今までと同じ手順で水が使えるので使い勝手が良い。

現在の溜池の様子
真ん中の魚が作った丸い穴が水位の目印。数日前は、あれが水面下にあった。
この水足し作業を一日一回3日目続けた。
溜池の水位は、毎日水を10トン位使うので、3日で10センチ程低下してしまったが、一日3センチの低下で済んでいるので、この調子で毎日水を買い足して使っていれば、あと20日位使える計算になる。
1日あたり800バーツも購入費なので出費になるが、いちご全盛期の今、水を切らして枯らしてしまう訳には行かないので仕方がない。
この井戸がいつまでも涸れずに使えることを祈るばかりだ。
それにしても、今年の水不足は深刻である。
借家の水道はずっと水切れで、昨日はデーサバンのトイレのシャワー室を借りてシャワーを浴びた。
一日数回しか水が出ないので、洗濯や食器洗いが停滞している。
もう限界に近い。
聞くところによると、メコン川の低水位は近年にない程で、イサーン地方の水不足はかなり厳しい状況らしい。