今年最後のカーボーイ

ソイカーボーイの愛しのロングガンが無くなったと友人から聞いた。

もうあの具がはみ出した割れ目と万個吹き矢は無くなったのか。

これでもうソイカーボーイは行く価値無くなった。

しかーし、ここカオヤイには何と19年来の本物のカーボーイがある。19年前のカオヤイなんて、何にもなかったのに、何故かカーボーイが出来た。

割れ目はないが、カントリーミュージックがある。

演奏しているのが皆50以上のオッサンなのが受ける。

ビールもあるよ。当たり前。

ローリング・ストーンズやビートルズの源流。ジョンデンバーやオリビアニュートンジョン、イーグルスが居る。

もう僕の脳みそに入ってから半世紀が経とうとしているが、こういうガキの頃に聞いた音楽が老人の脳みそを刺激するのだ。

オイラは記念にベルトを作ってもらった。

おっと名前が分かっちゃうじゃん!

ああ、良いか。グーグルレンズでも読めんやろう。

出来た! 手作り名前入りベルト。

1000バーツ也。

ペチュニアとインパチェンス

今年は、コスモス、マリーゴールドの他に、ペチュニアとインパチェンスが上手く行った。

インパチェンスはマシュマロちゃんが丹精込めて種から育てた。店で売ってるのより、ずっと大きくきれいに育った。

インパチェンスはimpatienceから来ている。ホウセンカの仲間で、ホウセンカと同じ種袋を付ける。触るとパンと弾けて種を飛ばす。だからインパチェンス。

花の色によって実の付き具合が大幅に違う。何故だろう。

既に数千個の種を集めた。

ペチュニアはワンナムキアオでは毎年上手く行くが、今年はカオヤイでも上手くいった。夕方のむせるような香りが好きだ。

マシュマロいちご園は花一杯で、お客さんがいちご園じゃなくて花屋さんだと思って来る時もある。

いちご園より花屋の方が良いかな。

カオヤイ·カーボーイ·フェスティバル

今年も残るところ僅か。

年末年始に毎年恒例のカーボーイフェスに行ってきた。会場はカオヤイ農園から約2kmのところにある。

カーボーイフェスとは、アメリカン·カントリーソングに、カーボーイグッズで染まる変わったフェスティバルで、ステーキとカーボーイスタイルは、カオヤイの一つの顔となっている。

行ったのは2日前で、カーボーイフェスが盛り上がるのは今日からなので、未だ寂しい感じはしたが、その分ステージはタダだし、買い物は楽に出来た。

マシュマロちゃんが買ってくれた僕の腰巻きバッグ。

上等の本皮なので高い。

もっと大きいのが欲しかったが、良いのが見つからず、小さいサイズになってしまったそうだ。

毎日の売上金が多くて、入りきれないかも。

これとは別に僕はベルトを物色したが、かっこいいカーボーイベルトが2700バーツもしたので買いそこねた。今度また行ったら買ってしまうかも。

国民性の違い

カオヤイの僕らのいちご狩りに来るお客さんは、外人の方が多い(多分、うちだけ)。

その内訳は、

タイ人 40%

シンガポール人 30%

中国(大陸)人  10%

マレーシア人 5%

カンボジア人5%

ヨーロッパ*アメリカ人 3%

日本人  数%

ロシア人  数%

インド人 数%

という感じだ。

これは平均で、平日だと学校の長期休暇中であるシンガポール人が一番多い。ただ、休日はタイ人が7割くらいになる。

お客さんの行動パターンを見ていると、やはり国民性の違いを感じる。

その感覚を纏めてみた。

タイ人 

何時も笑っていてご機嫌が良い。お金を一番落とす。売るのも一番楽。農園で大人も子供も楽しそうにはしゃいで、写真を撮りまくる。可愛い。ただ、50歳以上の主婦の値引き交渉にはうんざりする。女、子供は、天真爛漫できれいな人が多い。露出度が一番高い。LGBT率は10%以上か。カオヤイには金持ち父さんがミヤノイ連れて来るパターン多し。

シンガポール人 

乗り合いタクシーでバンコクから来る。殆どが中華系。ほぼ笑わずむっつりしている。いかにも普段からストレスが多そう。旅行中も楽しそうな表情を示さない。商品の品定めに時間を費やす。皆、iPhoneを持っていてお金はあるようだが、一人平均100バーツも使わない。写真だけ撮って帰る人が多い。一番扱い難くいお客さん。どんな商品も砂糖入りは買わない。いちごスムージーもコーヒーも砂糖なしを要求する。まるで砂糖を毒だと思っているようだ。イチゴ狩りという体験がしたいが、いちご自体は要らない。水道の蛇口を捻って、清水が出て来ない現象が理解できない。

中国(大陸)人

グループで乗り合いタクシーで来る人と、家族で個人旅行で来る中国人は雲泥の差。前者は非常識。後者は品のある国際人。喫煙者多い。

マレーシア人

やはり殆ど中華系。シンガポール人と似ているが、もう少しリラックスしている。お金遣いはシンガポール人より良い。

カンボジア人

ここに来るカンボジア人は、大抵お金持ちで英語も達者。愛想も良い。行儀も宜しい。扱いやすい。

ヨーロッパ*アメリカ人 3%

ほぼ100%タイ人現地妻を連れた白人。たとえ5年以上タイに住んでいたとしても、まずタイ語は話せない。英語圏の人は英語以外の言語を使う気はないらしい。たまに子供を連れた家族が来るが、白人とタイ人のハーフは皆素晴らしく美形で可愛い。

日本人 

全員割引クーポンを印刷して持ってくる。持って来るのは日本人だけ。会社の車、運転手付きで来る場合が多い。いちご狩りは一番長時間頑張る。やはり努力家なんだろう。全て子供中心の行動パターン。お母さんが家族を引率していて、父親の影が薄い。子供は可愛くない。

ロシア人

笑顔がなく暗い感じ。目立たず騒がない。品行は良い。

インド人

いろんな点で常識が違うのか、ビックリするような行動が多い。いちご狩りをして、いちごを捨ててくる。一般に話好きで人懐っこい。コーヒーは濃くて甘いのが好き。英語の発音が分かりにくくて閉口する。

いちご園をやっていて、タイ人が一番やりやすい。お金はないくせに、お金を一番使ってくれる。金払いも良く、精算もきちんとしている。

ご機嫌取りの和食

レッドアロー号二世を購入して不機嫌になったマシュマロちゃんだが、どうやらその理由は、僕が彼女よりワーカー野郎の方を愛しているという訳の分からないジェラシーが根本にあったらしい。

そんな阿呆らしい話など理解できる訳がない。

昨夜、相変わらずの不機嫌度100%で、

「腹が減った。朝から何にも食べてない。何か美味しい物が食べたい。」と言った。

不機嫌プラス空腹の女を放っておくのは危険極まりないことは既に学んだ。そこで、自分はお腹いっぱいだったが、ここは一つご機嫌取りに行くのが得策と考えて、

「最近出来た日本食レストランに行ってみるか?」と誘ってみた。必死で造り笑いして。

作戦は成功して、彼女は急に笑顔になった。

要はジェラシーだから、「君の事を大事に思ってるよ」と思わせれば問題は解決するのだった。

行ったレストランは、タツ(辰)と言う高級和食で、以前あった場所から新しい場所に移動して開店したところだ。

提灯や鳥居で日本の雰囲気を醸し出そうとしているが、日本人から見ると違和感がある。

彼女は上機嫌で、高い刺身セットと和牛ステーキ、それに加えて、トムヤムラーメンとチーズケーキを注文。

全部平らげた。

このセットは1600バーツ也!

しかし、刺し身は分厚く食べごたえがあった。

こちらの和牛ステーキは1700バーツ!

高い!でも本当の和牛みたい。

ビールとラーメンとチーズケーキも足して、合計で4000バーツ也❢ オーマイゴッド😂

でも、マシュマロちゃんのご機嫌が直ったから、まあ良いとするか。

それにしても、ここのチーズケーキは上等だった。

あのレベルを毎日作って農園で売れば、有名になるだろうと思う。

胃のない胎児3

産まれた子には、ちゃんと胃があった。

食道と胃が繋がっていなかっただけ。

だから、お母さんの初乳が飲める(胃に刺したチューブからだが)。こういう子は心臓にも奇形があることが多いが、残念なことに、やっぱり問題があった。

普通は2つある血管が3つあるとのこと。

詳しくは分からないが、おそらく動脈管開存症のことと思う。胎児のとき、潰れた肺には血液が多量に回らないので、バイパスとして存在する血管があるが、産まれて肺呼吸が始まると普通は直ぐに閉じて消える血管が閉じずに残ってしまった状態で、大動脈から肺動脈に血液が流れ込んでしまうため、肺や心臓に負担がかかる。

産まれた子は、そのせいか呼吸がとても早く、胸が大きく上下するので、一見して呼吸が楽に出来ていないように見える。

腎臓も悪いらしい。

子供は起きると手でチューブを抜いてしまうので、起きると直ぐに睡眠薬を入れられて眠らされるらしい。そんなんで良いのだろうか?

母親は退院したが、子供が愛おしくて毎晩泣いていたので、病院の小さなベッドで寝泊まりさせて貰えることになった。子供は新生児室で保育器の中なので、病院に泊まったからといって、いつも会える訳ではない。

予定では、新年5日から仕事再開と言っているが、まだチューブが何本も刺さったままの子供は当面退院できそうになく、仕事が再開出来るかどうかは未だ分からない。

飲んだ乳が肺に逆流して肺炎にならなければ良いが。

万一、悲しい結果になっても、母親は未だ22歳。これから未だ幾らでもチャンスはある。

レッドアロー号二世

三年前に初めて買ったボロ中古のモトサイ ホワイトアロー号(ホンダクリック)がいよいよ使い物にならなくなった。

バッテリー入れ替えても直ぐに上がる。

キャブレターが壊れて、始動しない。始動しても走行中にエンストする。

スピードメーターが何時もゼロ。

最後のはどうでも良いが、兎に角故障だらけで修理費用も嵩んだ。

モトサイは、農園で必須のアイテム。

トイレに行く

フィールド内のウォーターシステムのバルブの開け締め

取水地点の点検とフィルター洗い

昼食を買いに行く

などに、使えないとどうしようもない。

そこで買い換えることにしたが、僕は新品のオートマチックが欲しかった。安い中古はあちこち壊れて修理費用が嵩むし、オートマチックだと、中古でも余り安くならないから。

マシュマロちゃんは、これに反対して意見対立。

でも僕は彼女の反対を押し切って新品を買ってしまった。

買ったのはホンダ Scoopy i club12

諸経費、盗難保険込で54500バーツ。

いちご園に合わせて赤ボディー!

名付けてレッドアロー号二世(レッドアロー号一世はタイに来てすぐに買った通学用自転車)

始動スムーズ、エンジン音静か。タイヤも太い。

僕はとても気に入って、主な使用者になるワーカーも大喜び。

しかし、マシュマロちゃんはご機嫌斜めというか殆ど垂直で、どうしようもない。

「どうして私の言うことを聞かないの? 何時も自分の意見を押し通して決めてしまう。それは私のことを大事に思って無い証拠!」らしい。

昔、妻からも同じ事を言われたような気がする。

意見はちゃんと聞いた。そして考えた末、自分の考えの方が妥当と判断した訳だが、理屈が問題じゃないらしい。

確かにご指摘のように、いつも僕はそうして来た。これを変えろと言われても、どうしたらいいのか分からない。

しかし、人の意見を聞かないのは、多分僕の大きな欠点で、そのために人生の多くの部分を台無しにして来た。

でも、タイムマシンで過去の時点に戻っても、人の意見を聞いて自分の判断を変えられるかどうかは分からない。

合理的な判断よりも感情を重視した判断が出来ていたら、僕の人生はもっと成功していただろうと思う。

トムに取られた車

トムは異なる電話番号から電話を掛けてきたが、僕はことごとくブロックしてしまうので、このところやっと諦めたようだ。

最後の電話はこうだ。

「あなた今どこに居るの? 私の車欲しくない?」

「あれは俺の車だ!馬鹿野郎。」

「私今チェンライの実家。お金無くてどうしようもないの。」

「そんなこと俺の知ったことか。」

「あの車、買ってくれない?」

「まだ売ってなかったのか。とっくの昔に売ったと思ってたよ。」

「私、2年間頑張って持ってたよ。やっと売れるようになった。」

月額12000バーツ程のローン返済が一人で出来る筈が無いので、闇で売ったか、ローン会社に没収されたかのどちらかだろうと思っていたので、想定の範囲外だった。

あの車は、タクシンの特別減税で買ったので、2年間は所有者変更が出来ない縛りがあった。その縛りが解けたので、僕に売りたいと言う。

返す、じゃなくて、売りたい、だ。

一瞬、迷いが走った。もともと僕の車な訳だし、生活に困って至急の現金が欲しい訳だから、あの車が安く戻って来るチャンスだと。

しかし、待てよ。もともと自分が買った車を更に買い戻したら、損失額が増えるだけで、何の得にもならないじゃないか。

買い取ってすぐに売って現金化するとしても、所有者変更の手続きに二人で行くのは嫌だ。

それにあの女のことだから、何か悪い裏があるかも知れないし、なくてもどうせ市場価格よりも高く売りつけようとするに決まっている。つまり、売り捌いたとしても損害額が増えることは有っても減ることはない。

或いは、買取るふりをして誘き出し、無理やり車を奪い返して突き放すという選択肢もあるが、何しろ彼女名義なもんだから警察に訴えられると僕の負けである。盗まれた車を奪い返して、自分まで盗人になるのは御免だ。

そんな馬鹿らしいことを誰がするもんか。

7秒間の沈黙でそう考えて、僕はその黙って電話を切ってブロックした。

異常高温

カオヤイもワンナムキアオも、12月に入ってから気温が下がらない。

この数日は、朝夕でも20℃以上。

お昼にはこれ。

あり得ない。ソンクラーンの気温。

当然全く涼しくない。暑いの一言。

この時期、こんな高温でいちごは花がストップ。

折角咲いた花も1センチくらいのミニサイズで赤らんで採られてしまう。

今日土曜は、朝からイチゴ狩りが実質的に不可能。

本来なら、この時期、最低気温16℃、最高気温は27℃位が普通。

異常気象と言って良い。

天気予報に依れば、年末年始中、この高温は続く。

客脚は減り、来てもいちごの無いいちご園には用はないと言って早々に去って行く。

カオヤイのいちご園は全滅。

ワンナムキアオも9割のいちご園にいちご無し。

今期は収入減になりそうだ。

もう森には行かない

先週木曜日にワンナムキアオのマシュマロいちご園の揚水ポンプが止まった。

原因は不明。住込み従業員じゃ何が問題なのか分からない。

原因として考えられるのが、

1.  コントローラー(オシレーター)の破損

2.  電源ケーブルの破断または接触不良

3 .  ポンプのモーターのショート

そこで、土曜に調べに行った。

コントローラーが正常なのはすぐに分かった。電源ケーブルについて、直ぐに分かるだろうと思ったが、これに難航した。

難航した理由は、テスターがなかったから。テスターじゃなくて、昔の発光ダイオードの通電チェックドライバーしかワンナムキアオでは入手出来なかった。

これが微かにしか発光しなくて、明るい外では光っているのかどうか判別しにくい。

おまけに、単相交流では、片側しか光らない。コントローラーからは3本電線が出ていて、これの通電をどうやって調べるか。

始め、ポンプ付近ではどの3本にも通電がなくて、予想通り途中で断線しているらしかった。

そこで森に入って、コントローラーから通電したまま電源ケーブルのところどころの塩ビ被覆をカッターで剥き、通電チェックドライバーを当ててチェック。光れば、そこまでは通電していることになる。

簡単な作業のようで実に難航した。

森の中は乾季で乾いてはいたものの、蚊がたくさん居たし、落ち葉で足が滑って歩きにくい。発光のチェックはじっとして微かな光を見るので、その間に体中が蚊の餌食になる。

「ここは光らない。ってことは、あそこからここ迄の何処かで切れているってことだな。」

少し戻って通電チェック。通電を確認して、元の場所に戻ると今度は微かに光が見えて通電している。

通電チェックドライバーの光が弱すぎて見逃したのか、接触不良で電圧が下っていて光が弱いのか?

通電チェックドライバーが信頼出来ないので、最終確認は人間チェッカーとなる。つまり、触って230ボルトの衝撃があれば良し。なければ切れている。従業員は怖がってしないので、人間チェッカーはハムケン。ビビッと来ると何故か嬉しい。

「あれ?さっきはここ迄通電していたのに、今は来てない。どういうことだ?」

そんなことの繰り返し。

土曜は一日森の中をかけ釣り回って、何度も測り直し、それでも結局通電しているのかどうかさえ突き止められなかった。

続いて、日曜日。

再度電線のチェック。三ケ所のショートを見つけた。電線の継ぎ目に水が入って錆びていたので、全ての継ぎ手を継ぎ直した。

こうして、400メートル標高差45メートルの電線3本を修理し、通電を確認した。

その日も大きなヤブ蚊に沢山刺された。森の中の山道を登ったり降りたり、足腰が痛くなった。

しかし、ポンプは動かなかった。。。

ポンプを池から取り出し、コントローラーの場所迄持ち上げて来て、怪しい電線を避けて直接コントローラーに繋いでみたが、コトコトと不安定に回るだけだった。

モーターが壊れているとなると、自分で直せないので修理に出すしかないが、もう水が4日も出ていないので待ったなしだ。

何しろ、いちごの培地はカラカラ。あと一日できっと萎れる。

また、トイレには流せないうんちが山積。あんたのうんちだ、お前のだと連日言い争いだし、とにかく臭い。

つまり、至急ポンプを新調するしかない。

月曜日にパクチョンの大型左官店でポンプとテスターを買って、急いでワンナムキアオに向かった。

買ったポンプは、三菱電機の15000バーツの高級品。水中投げ込み式の深井戸ポンプ。滅多にない一年保証付き。

上から4つ目のモデル。44メートルで毎分100リットルの仕様。

こんな風にコードの色が違うのが間違いのもと。

壊れたポンプは、中国製の4200バーツ格安品。安過ぎて使えないと皆から言われたが、僕は価格じゃない!と言い張って使い、実際立派に使えた。

しかし、半年で壊れた。

後日、修理屋からの連絡に依れば、内部でショートしているので修理不可、買った方が安い、と言われた。

どうしてモーターが数カ月でショートしたのか僕には原因が分からない。やはり安物だったからか。

月曜日の夕方、ようやくいちご園に水が揚がり、トイレに溜まったうんちも流せた。

住込みワーカーもシャワーを浴びられる。

しかし、悪い話はこれから始まる。

やれやれ、これでいちごが全滅することは避けられたと安心したら、急に身体がだるくなり、発熱してきた。

そのうち、頭痛がガンガン、首や身体中の関節や筋肉が痛み出した。

それは翌日の夕方迄続き、珍しく僕は仕事を休んだ。

喉は痛くなく、咳は出ず、腹痛も下痢もない。

マシュマロちゃんは、デング熱を心配した。デング熱については、僕は思ってもなかったが、調べてみると確かに怪しかった。森に入って蚊に刺され、2-3日後に急な発熱。頭痛、全身の関節痛。その後血小板が減少して、治癒過程で発疹や発赤が出ることがある。多くは自然治癒するが、何割かは重症化してデング出血熱となる。因みに、タイではデング熱を、出血熱という。デンギーといえば、デング熱のこと。デング熱の一部がデング出血熱になるだけだが、なると辛い。

他にも、タイで蚊に刺されてかかるかも知れない病気として、ジカ熱、日本脳炎、マラリアなどがある。

ここ数年、病気で病院に行ったことがない僕も心配になって、翌日の水曜日、カオヤイのバンコク病院診療所に受診した。経緯症状を告げると、医師も気になるのか、パクチョンのバンコク病院に搬送すると言い出した。

そこには、血算や血液生化学検査検索が一時間で出来る機械がある他、デング熱の抗体検出も出来る。

救急車に乗るのは嫌だったので、マシュマロちゃん運転のヤリスで行き、そこでまた別の医師の診察を受けて、上記の検査を全部やることになった(と言っても1回採血されて、一時間半待つだけだが)。

一時間半後、結果を受け取りに行ったら、デングを含む3種類の抗体検査結果はネガティブ。血小板数も正常。

結局、原因は不明のまま。

金曜日の今日、発熱は治まったが、頭痛が少し残る。明日には全快しそう。

もう懲り懲りだ。

もう森には入りたくない。

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プロフィール

ハムケン

Author:ハムケン
サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった親父。
タイに来て早10年。挑戦と冒険の心を忘れずに、異国でセカンドライフを謳歌している60代のオヤジです。

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