展示会に行ってみた








天空の村で日本のいちごは順調に育っている。
世話をしているのは、彼女のお母さんと妹さん。
8月には5000株になるそうだ。
今回、もっと大粒の品種を仕入れた。
これで、貧しい一家が裕福になれば第一段階は成功!
よく考えて決めなければいけないことが沢山あるのに、雑用に追われてそれを考える時間が十分に取れない。
あるいは、なんとか時間を作って考えてみるが、堂々巡りで考えが定まらない。
そんな時、この本に巡りあった。
貴重な時間を有効に使うため、余計なことはバッサリ切ってゆくべきということが書いてある。何でも自分でやろうとせずに、他人にやらせたほうが効率がいいと書いてある。
この本によると、僕の現在の状況は、ダメで成長しない会社の社長そのまんまだ。どうすればいいか方向性は見えたが、やっぱり実行に踏み切れない事情がある。早くこの状態から脱却しなくては。
空港や飛行機の中で時間があったのと、字を読むのじゃなくてオーディオブックを聞いて読んだので、楽に読み進めた。
先週の日曜日、ハーブの元締め的なお店がたくさんあるヤワラーのサンペン市場に行ってきた。ハーブのリストが欲しかったからだ。
しかし、土日は問屋街はお休み。考えてみれば業者相手の問屋が土日休みなのは当たり前。
スカくじを引いたが、サンペン市場は初めて奥まで入ったので、ちょっとレポート。
完全に中華街の雰囲気。
お店の看板も中国語が多い。
この辺りがバンコクの起源の地区かと思う。建物は年代モノばかり。
例によって、いろんなお店が順不同で並んでいる。休みの日は、シャッターが降りたお店の前に、別の出店が陣を張っている。
多かったのがアクセサリー類
全部中国製で、一つ5−30Bと安いものばかり。
どれも安っぽすぎて、日本で使えそうなものはない。
各お店は、容赦なく歩道に商品を繰り広げる。人が歩くスペースがなくなることなど全く気にしていない。いや、わざと通りにくくしているのかもしれない。3mあった歩道は1m以下になり、すれ違うのもやっと。
風通しが悪く、とにかく暑い。暑くて買い物などする気にもなれない。
いろんな匂いが充満するのも、余計疲れを誘う。
龍眼の剥いたやつ。すごい匂いを立ち込めさせていて、思わず買ってしまった。2時間歩いて、買ったのはこれだけ。
臭かったが、甘酸っぱくて、とても美味しかった。
案の定、下痢になった。
前回バンコクに来る際に飛行機の中で観た。近未来、トウモロコシ畑の異常気象の話から、娘のピー(幽霊)の話になり、それが重力派によるメッセージだと話になり、NASAの秘密基地から何者かが土星の近くに作ったワームホールを利用して別の銀河に新しい居住地を探す旅に出るという話になる。
奇想天外な展開や、一般相対性理論や人工知能が出て来て面白かったが、細かい点が分からなかったので、もう一度観たいと思い、タイでDVDを買って、マシュマロちゃんと二人で観た。しかし、2度目はタイ語に英語字幕スーパーだったので、一回目よりも分からなくなった。誰が何の目的でワームホールを作ったのか謎のままだ。ユーモアレベルや正直レベルを調整できる人工知能は、姿形は金属の箱だが、人格めいたものが見えてきて、人間との友情まで芽生えていたのが面白かった。
主人公は時間の進み方の違いで、自分よりはるかに老けてしまった自分の娘と再開する。ラストシーンはあちらの世界に残してきた同僚を救うために再度旅立つので、続きがあるかもしれない。
これも前回バンコクに来る際に飛行機の中で観た。お酒に酔っていたので、僕はドラえもんを観ながら、ボロボロと涙を流していた。別に大感動したわけではない。酔って涙腺が緩んでいただけだ。中年オヤジがドラえもんを観て泣いているのを見た人は、さぞかし不気味だっただろう。
マシュマロちゃんは日本のアニメが好きなので、これもDVDを買って二人で観直した。彼女は、ドラえもんとは何で、どこから来て、何故来たかを初めて知った。ドラえもんがどら焼きが好きな理由は分からなかったらしい。僕はドラえもんは23世紀から来たと信じていたが、映画の中では22世紀だった。3Dだが、映画館で見たわけじゃないので2Dだったのが残念。
これは数日前に日本に帰ってくる飛行機の中で見た。人工知能のお話なので、僕の趣味に合っていた。人間を超えるAIが出来ると、どんなことになるかを示唆する恐ろしいストーリー。
グーグルを思わせる巨大企業の創業者が、すべての携帯端末から入手した膨大なデーターを利用して、美しい女の身体を持った人工知能を作った。これがコンピューターなのか人間なのかを判別するチューリングテストを選ばれた被験者が行う。このテストというのが、単にロボットと人間の違いを検出するだけじゃなくて、AI自身が被検者の行動を予測し、その通り人間を誘導できるかどうかのテストだった。
テストは合格。ただ、その結果はAIを作った本人の予想を裏切り、被検者も生みの親も殺してリアル・ワールドに出てゆくという話。あな恐ろしや。日本で見られないのが残念だが、DVDなら手に入るかも。生の女の身体のようなロボットは当分作れないだろうが、AI部分のみなら僕が死ぬより前に出て来そうだ。
天才数学者チューリングの生涯を描いた映画。名作だと思う。これは日本でもDVDが入手できるはず。チューリングテストは、チューリングマシン、コンピューターの生みの親でもあるチューリング氏から来ている。彼が「計算する機械と知性」という論文で人工知能問題とチューリングテストとして知られている実験を提案したのは、まだ真空管コンピュータしかできていない1950年のことである。
彼はドイツの暗号エニグマの解読をするマシンを作って解読に成功した。幼い頃から同性愛であったが、当時のイギリスでは同性愛は法律で禁止されていて、逮捕されてしまう。チューリングは有罪となり、入獄か化学的去勢を条件とした保護観察かの選択を与えられ、入獄を避けるため、同性愛の性向を矯正するために、性欲を抑えると当時考えられていた女性ホルモン注射の投与を受け入れた。映画では、エニグマ解読と同性愛をめぐる彼の人生が悲しく描かれていて、数学上の功績には詳しくは触れられていないが、映画の最後で「彼が作ったチューリングマシンを、現在私達はコンピューターと呼んでいる。」という言葉で締めくくられている。
これはマシュマロちゃんのたっての願いで、セントラルファラム9の映画館で見た。もちろん3D。3Dメガネでピントが合うまで5分かかった。ここの映画館は新しく音響も座席もいいので気に入っている。日曜日なのに、さほど待たずにど真ん中の最高ポジションで見ることが出来た。ただし、タイ語オンリー。英語の字幕もない。アベンチャーズはシリーズ物らしいが、僕は今までどれも見たことがない。なので主人公のアベンチャーズたちが何者なのかも知らない。どうして過去の超人ヒーローが集結しているのか、誰と戦っているのか、さっぱり分からなかった。
気になるのは、映画の中でUltronをタイ語吹き替えでアルトロンと言っていたことだ。Ultraから来ているだろうからウルトロンのはず。日本のサイトを見ると、やっぱりウルトロンと書いてある。グーグルの音声認識でアルトロンと言っても、的はずれな検索しが出てこないが、ウルトロンと言えばちゃんとアベンジャーのウルトロンと出てくる(音声認識は英語モード)。よってタイでアルトロンというのはやっぱりおかしい。マシュマロちゃんはアルトロンは知っているか、ウルトロンは知らない。ウルトラマンはウンターメンなので、僕がおかしいと説明しても理解不能。
この映画、凄い興行収入だったどうだが、なんでこんな映画が売れるのか不思議。
Age of Ultron
先週の日曜日、レンタカーを借りてマシュマロちゃんの今年のいちご園の土地を視察してきた。
グーグル・マップとストリートビューで訪ねたことはあるが、やっぱり自分の眼で見てみないと細かい点は分からない。
トヨタカローラ アルティス
タイで約100万バーツもする。日曜日にしては安く、24時間で1250Bで借りられた。ガソリン代は670B。
合計で7000円くらいか。
回りはこんなプチ高原地帯。しかし、この時期は暑い。日差しが強く、帽子がないとクラクラする。
ここがその土地。イサーンの赤い土ではないが、基本的に砂岩が崩れた砂と泥の土であまり良くない。
しかし、去年の土地よりは良い。
2本の道が奥に続いている。道の向こうは下り坂で、その下に水場になる池がある。
ここはリムチー畑だった。リムチーの大木は切られ、新しい枝が出て来ている。
この木は除去してはいけないが、枝は切っても良い。
しかし、この木が邪魔なので、畑の構造は制限されてしまう。
全部で4ライ程。幅40m長さ160mの土地。160mが道路に面しており、立地はいい。
広さは去年の約2倍。ただし、リムチーの樹と売場ハウスと駐車場のため、利用率は70%程度だろう。
向こうに見えるのは、隣接のレストラン。
そのお店の中。ここで昼食を摂った。
レストランの隣という立地は前回と同じ。
そこで魚料理を頼んだらジャイアントグラミーを揚げた料理が出来きた。
僕が料理した煮魚と違い、とても美味しかった。
食事の次はうんち。この土地にこの糞がいっぱい落ちていた。
うんちを手にとって割ってみると、ほぼ植物繊維のみ。多分ウサギだと思う。
いちごをみんな食べられちゃうんじゃないかと心配したが、
「ウサギは追っ払えばいいから大丈夫」とマシュマロちゃん。
リムチー畑の奥は、このフルーツ畑。名前知らず。文字通り鈴成。
収穫している様子は全くない。
皮をむくと、白いゼリー状の実がたっぷり。食べてみたら甘酸っぱくて非常に美味しい。
このフルーツは市場や道路脇でたくさん売られていた。
ションプーも成っていたが、大半は落果。
カノンも大きな実を沢山ぶら下げていた。20個以上ある。
ものすごく重そう。この実は僕の大好物。
これは何の実かマシュマロちゃんも知らなかった。
とにかく、この土地はいくつのフルーツ畑だったところだが、所有者は(少なくとも今は)栽培を放棄しているようだった。
この土地にはもう人が住んでいない家が2軒ある。こちらは新しい方。使いたい場合は月3500B。
こちらは古い方。痛みがひどく無料。雨漏り浸水はなく、しっかり掃除すれば立派に住める。
アムナットチャルーンのアップンの家より綺麗。
作業員として使うミャンマー人夫婦の家に使える。ただし、水道は壊れていて修理が必要。