豪雨

このところよく夕立が降る。雨期が近づいているのだろう。

雨は文字通り夕方から夜にかけて振り、午前中はよく晴れる。

昨日は珍しく昼過ぎから激しい雷雨になった。

自動車学校で運転練習中のマシュマロちゃんは、練習が中止に。

僕は商工会議所の年次総会があって、雨が丁度上がった4時半に家を出たが、こんな時の渋滞は見苦しいほど酷い。5時15分の時点で進んだ距離は3km。グーグルマップで調べると、その先5kmは真っ赤っ赤の渋滞。それから高速に入るのだが、高速もびっしり渋滞。会議は6時からで、議決がある総会は7時からだったが、この時点で間に合わないと判断し、行くのを止めて引き返した。

商工会議所に渋滞で行けない旨を電話して、なんとか採決を議長に委ねる手続きをしようとしたが、タイ人スタッフは

「マイペンライ」と言うばかり。

こんな目に会ったのは、ノンバブリに住む自分くらいかと思ったら、そうではなかった。

バンコク市内の嵐も凄く、各地で倒木や電柱が倒れ、道を塞いだらしい。倒木がBTSスカイトレインにもかかり、BTSが一時運行不能になるなど、バンコク市内全体で交通が麻痺状態だったようだ。もし無理して行っていたら、間に合わなかっただけではなく、昨日のうちに帰れなかったかもれない。

ここ数日は、このような雷雨が予想されているのだが、明後日からはムアントンタニのインパクトで2回目の展示会出展を行う。特に明日は、いろんな資材は会場に運んで設置する必要があるので、どうか雨が降らないで欲しい。

なにしろ、使用予定のヒップアップトラックは屋根なし。雨が降ったら荷物が運べない。。。

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クレット島の魚

ノンタブリ県の観光名所、クレット島(Koh Kret)に行ってきた。もう何度目になるだろう。モンとも、プーとも、トムとも行った。今回は、マシュマロちゃん。

クレット島といっても島ではなくて、チャオプラヤー川の蛇行をショートカットして出来た中洲だ。

暑くて死にそうだった。

クレット島内の安い川沿いレストランで食事をしていると、例の鉄砲魚が沢山寄ってきた。奴らは目がいいので、上から食べ物が振ってくるのを上目遣いでじっと観ている。

そこに餌を投げてみた。どうってことのない動画だが、YouTubeにアップしたので、興味のある方は観てみてください。

チャオプラヤ川の鉄砲魚に餌をあげてみた

 

次に、船の上から流れ が早いチャオプラヤー川に魚の餌を投げてみた。

チャオプラヤ川のナマズ

例のナマズがいっぱい。これもどうってことないありふれた動画だが、知らない人には面白いかもしれないのでアップしてみた。

気持ち悪いが、よく見ると愛嬌のある顔をしている。

チャオプラヤー川は実に豊かな川だと痛感した。

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ジャイアント・グラミーを食ってみた。

グラミーと言えば、水槽を飾る熱帯魚を思い浮かべるが、ここでは食用だ。

 

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TOPS マートで鱗も内蔵もヒレも取ってある形で売られていた。25cm級で80バーツだから安いと思った。

如何にも美味しそうな魚体をしている。そこで、煮魚にしてみた。

 

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もう一度よく洗って、鱗も綺麗に取るとこんな感じ。

 

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大きすぎて鍋に入りきれないので、二つに切った。切り口を見ると、やや赤みがかった白身だ。

雑食性だが、この状態では余り臭わなかった。肉も厚く美味しそうだ。

 

 

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味の素の匠味の醤油と、こんぶだし。

それに、何故か思いつきで、余っていた椰子の実の白い果肉を入れてみた。

それと、生姜とエシャロットみたいなオニオン。臭い消しだ。

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白い果肉を取ったのこりの殻。

 

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出来上がり。

お味の方は、、、、

煮汁は◯。

魚は❌。匂いはないが、肉の歯ごたえが悪い。プリプリ間が全くない。それほど古くはないと思うので、これはジャイアント・グラミーの身の特徴だろう。

結論:一番ポピュラーなティラピアの方がずっと美味い。ティラピアは塩焼きでも、煮魚でも美味しい。

 

 

 

懐かしい雰囲気

先週、盤谷日本人商工会議所の会費を半年分納めに行った。

その時、ちょうど新しく医薬医療機器分科会の第一回会合があったので参加してきた。

僕は医薬はやらないと決めていたので、あまり関係ないといえば関係ないのだが、小さな一般医療機器のFDAライセンスを申請中であるし、少し前に医療機器の取扱事業者として登録されたので、今後のビジネスパートナー探しのきっかけにでもなればと思いメンバーになった。

自分がいままでそういう世界にいたせいもあり、参加者の人となりや性格などが僕にはとても馴染みやすく、楽しい会だった。以前から交友のある方とは会えなかったが、話してみるとその知人関係者が多くて、なんとはなしに急速に接近できた。やはり、馴染みの世界は住み心地がいい。前職の会社から、いくつかライセンスアウトした会社のタイ支社の社長さんにも会えた。

盤谷日本人商工会議所のメンバーは、たいてい日本にしっかりした経営母体があって、そこから事業拡大のために派遣されている人たちが大部分であり、各分科会の主要幹事も大抵は名の知れた大企業の上級管理職者で占められている。中には在タイ10年を超える人もいるが、多くは数年で本社に帰るか別の国に転属されるかのどちらかが多い。

分かりやすく言えば、いつも背広を着て、日本人と日本語で話し、日本食を食べて、トンロー辺りの高級コンドミニアムに住み、ゴルフが仕事みたいな人達だ。この点、和僑会とは大分雰囲気が違う。

僕もサラリーマンのままバンコクに来ていたならば、同じようなグループになっていただろう。企業戦士の辛さを知らないわけではないが、真面目になっていれば飯の食いっパクれにはならないのと、本社からの資金が羨ましい。

僕のような単身で来て、スタートアップでもたついている人はこの会には多くない。 しかし、多くの会社はタイでは数人から数十人程度の日本人しかいなく、タイ人やタイ社会のことで相当苦労されているようだ。


非公式二次会は狭くてこんな感じだったが楽しかった。

彼らの一番の課題は、やっぱり規制との対応のようだ。FDA審査の透明性と迅速性を高めて欲しいという希望と期待が目立った。確かにタイの審査が遅く、担当者間での統一性もないのは問題だ。僕の計画が思うように進まないのもそこにある。

「3年経ったけど、一歩も進んでない」と嘆く会社もあった。

しかし、申請書類の入った山積みのダンボール箱の中で、最先端科学が記述された書類を一つ一つチェックしている若い審査官を見ると、彼らのほうが気の毒になってくる。

日本だって独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が機能するようになるまでは似たような状況だった。最近では薬事審査迅速化の日タイ合同シンポジウムで、日本のPMDAを成功事例として紹介していたところが笑ってしまう。

 

 

いちごは元気です

日本から持ち込んだいちご株数種。

今はチェンマイの天空の村で元気に育っている。

ノンタブリの株は暑さでもう枯れてしまった。

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ランナーも出てきて、これからお母さんがこれを畑で増やす。

 

妹は彼女のために、従来品種の子株を一株たった2バーツで作ってくれることになった。

20000株で4万バーツ。農薬・肥料代が出るかどうかの利益度外視の価格だ。

こうして貧しい天空の人たちは助けあって生きている。

もしも、いちご園で儲かったら、彼女のことだから多大な恩返しをするのだろう。

 

 

 

しあわせ:限定公開

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タイの貝

ラン島で食べた大アサリ。美味しかった。

あれの種が調べたくて、貝殻を持って帰った。

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これが、その貝。大アサリに似ている。

昔、知多半島や三河湾に居て、潮干狩りの時にたまに採れて大喜びしたものだ。

その時の父の嬉しそうな顔が今も忘れられない。

 

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市場魚貝図鑑で見てみると、ウチムラサキとある。

しかし、僕が食べた貝は、裏は紫ではなく真っ白だ。

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ほっき貝とも区別が出来ないくらい似ている。 裏が白い点もそっくりだが、表面の艶が少し違うのと、ほっき貝は茨城県以北に生息というから、ラン島に居るわけはない。(姥貝は大分の海にも居る)

ということで、結局名前はわからなかった。きっと日本の図鑑にはない品種なんだろう。二枚貝は特徴が少ないので姿形からだけではわかりにくいし、きっと似た種族が沢山いるのだろう。

タイには、日本の小さめのはまぐりやチョウセンハマグリにそっくりなやつがたくさんいて、しかもあまり食べられないのでとても安く買える。煮過ぎると身が非常に小さくなってしまうののは、日本のはまぐり以上。

 

 

タイでアサリはといえば、これ。

タイ語でホイ・ラーイというが、日本の図鑑ではイヨスダレガイとある。

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これは、もう最高です。日本のアサリよりも美味しいかもしれない。しかも安い。横長。模様はどれも似ていて、日本のアサリほど個体差はない。

生命力があって、日干し状態で売られているが、なかなか死なない。

市場で新鮮なやつを買って、日本のアサリと同じように調理して食べれば、最高だ。

これを使ったタイ料理も実に美味しい。

 

僕は貝が大好きだ。潮干狩りの夢もよく見る。南洋のきれいな砂浜から、こぶし大の貝がゴロゴロ採れる夢は何度も見た。目を覚ますと、となりにはもっと美味しい貝が眠っていて、僕は幸せものだ。

 

 

 

ノンタブリでも4G

僕がタイに来た頃は、まだ漸く3Gが普及したばかりで、4G, LTEなんて何時のことやらと思っていた。

2013年の5月に4G(LTE)がバンコク都内のサイアムスクエア周辺、シーロム・サトン地区の一部で始まったというニュースがあるにはあったが、ここノンタブリで使えるようになるのは当分先だろうと思っていたので、僕は3GのSIMしか使っていなかった。

ところが、先日SIMの調子がおかしくなり、TrueでSIMを新しいものに替えてもらいう行った際、4GのSIMに無料で切り替えられるというので切り替えてみた。パッケージも3Gデータ中心のものから4Gが使えるものに替えた。

するとすると、僕の住むノンタブリのオフィスも、チャオプラヤー川沿いのお気に入りレストランでも、バッチリ4Gが入るではないか。また、データ通信が早くなったという実感を感じるに至っていないが、いつの間にかこんなところまでカバーされていて、ちょっとうれしい気分になった。

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何事も遅れていると思っていたタイだが、急速に日本との差がなくなってきている。

ある記事によると、バンコクの人口は1600万人を超えたということで、東京より人口は多く、大阪・京都・神戸を合わせたくらいになるのだそうだ。

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何の魚?

チャオプラヤーに棲むお目目のかわいいこの魚、いったいなんという名前だろう。

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こうして丸い目を上目使いに餌が落ちてくるのを待っている。

 

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右上に横から見た姿が少し見える。

魚屋でも見たことがない。

もしかすると、船着場などでグチャグチャいるあの大きなキャットフィッシュの幼魚なのか?

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でも、似てないようなあ。

 

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昨夜は、プーと僕の誕生日祝いで、いつもの川沿いレストランでビールを飲んだのだった。

 

僕らの土地

マシュマロちゃんが借りた新しい土地。

国道304号からカオヤイ国立公園に行く道の始めに出会うであろういちご園。

実は僕には僕なりの考えがあったのだが、彼女とお兄さんが勝手に決めてしまった。お金も払ってしまったので、もうここでやるしかない。

割合に平坦だが、昨年の土地よりも傾斜があるので、ウオーターシステムを作るのが難しい。

昨年までライチ(リムチー)の畑だったので、お兄さん曰く、「土は悪くない。」

 

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電気もある。これは需要な要素。夕方の照明の他に、冷蔵庫やジューサーなどの電化製品が使える。

 

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道路からは少し上がり斜面だが、、その向こうは急な下り斜面。

 

 

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向こうに見えるのは、レストラン。やっぱりレストランの隣は美味しい。

 

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ライチの木は、枝を払ってもいいが、根本から切り倒してはいけない契約になっている。

この切り株が実に邪魔だ。しかし、これに併せて畑の畝を作るしかない。

 

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グーグルマップで空から見ると、緑色の部分がいちご畑になるはずの土地。

幅40m X 長さ160m.

幅はともかく、長さは長い。端の方で悪さをされても見えない。

 

問題なのは水場。

青い線が水の動線で、その先に池がある。ここから水を引っ張ってこなければいけない。しかも、池から畑までは上り坂。

300m近い塩ビのパイブと強力なポンプを調達しないとならない。

その上で、いちご畑にウオーターシステムを張り巡らす。

そんなこと、僕に出来ると思う?

彼女は、僕は男だから当然できると思っているが、僕はホワイトカラーの日本人。まだ若かったとしても出来るわけない。(20年前に自分の庭で25mのウオーターシステムなら作ったことがある)。

ポンプもどういうのを使えばいいのか分からない。高低差を彼女に聞いても数字が出てこない。もしかすると30mくらいあるかもしれない。その場合には、半端なポンプでは無理だ。

彼女に聞いたら、「ポンプ屋に聞けばいいのよ」との答え。なるほど。

 

ここを早めに耕して、インゲン豆を蒔く。1−2ヶ月後、インゲンとともに鋤き込んで緑肥とする。窒素固定植物色々探したが、ここタイではインゲンがいいらしい。食べられるし。

色が綺麗なクレムゾンクローバーで注目を浴びようと思ったが、あれは暑さに弱くて蒸れて枯れそうなので止めた。日本でやったときは5月は美しかったが、6月になって蒸れ枯れたのを思い出したからだ。タイの雨期に耐えられるはずもない。そう言えば、子供の頃は、春には田んぼ一面がれんげ草畑になった。子犬と彼女と笑いながら走って、生の喜びに満ちあふれていた。50年後、こんなことになるとは夢にも思っていなかった。

 

 

 

 

 

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ハムケン

Author:ハムケン
サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった親父。
タイに来て早10年。挑戦と冒険の心を忘れずに、異国でセカンドライフを謳歌している60代のオヤジです。

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