MC

今度の展示会で使うMC(宣伝スピーチ嬢)兼Pretty(見た目可愛くて愛想を振りまく女)は、こんな感じ。

選択の優先事項の1位は、英語が達者なこと。でないと、随時的確に指示が伝えられないので。

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電話で英語の会話をテストしてみたが、まあ問題なかった。

経歴をみると、モータショーとか、スーパーカーショーでプリティやっているが、プリティよりMCの回数のほうが多い。

ノックエアーという国内格安航空会社で、英語でのMCをプリティを兼ねてスワンナプーム空港でやったことがあるので、英語でのMCも可能。但し、僕のブースではタイ語一本で話してもらう。会話テストでは、少し声が枯れていたのが気になったが、きっと仕事が終わった後で、少し安めばいい声に戻るだろうと期待することにした。

「落ち着いて、ゆっくり静かに話すように。うちはハイソな女性がターゲットだから、常に清楚で礼儀正しくね。バーゲンセールをするわけじゃないので。動作もゆっくりね。」

と言ってあるが、どうなることだろう。もしかして、自分たち自身が焦ってバタバタしてしまうかも知れない。

ところで、展示会でマイク・スピーカーを使える時間は、一回10分、1日2回だけで、既に時刻が割り当てられている。こういう制限なない展示会だと、煩くて仕方がない。割り当てられた時間以外の大半の時間は、地声で近くに来た客に話しかけることになる。興味ありそうな人に声をかけ、簡単にセールスポイントを話してもらい、チラシを手渡すか、ブースの中に誘い込むのが仕事。

1日8時間労働で、2500B.

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当日はどんな服装が良いかと聞いてきたので、ハイソで清楚なドレスと答えたら、「じゃあこれでいいですか?」と送ってきた写真。

自分の服なのか、レンタルなのかは不明。

 

 

男と女の脳みそ

男にとっては女は理解し難い別種の生き物。女にとっての男もまた同様。異性が何を考えているのか分からない。

古今東西、あらゆる場所で、「女ってどうしてこうなんだ」「男の心がわからない」という会話がされてきたと思う。

男女の違いをこんなふうにまとめたサイトがあった。

【男性の特徴】

  1. 男性は理論的で、情報処理や空間能力に長けている。男性が地図や青写真、組み立てマニュアルを見ると、決断力と集中力、視覚化をつかさどる脳の部分が活発に働き、図を早く理解することができるのだ。
  2. 感情や記憶を制する大脳辺縁系が不活発な男性は、人の表情や感情を読み取るのが苦手だ。女性は、目を見ただけでも相手の気持ちを察することができるが、男性にはとても無理な芸当なのである。
  3. ストレスに反応する扁桃体(へんとうたい)は、脳の左右に位置する。男性はストレスを感じると、怒りに反応しやすい右側の扁桃体が活発になるため、運動をして発散させたり独りになりたがる。反対に女性はストレスと感じると、感情に反応する左の扁桃体が活発になるので、女友達とお喋りに講じるのである。


【女性の特徴】

  1. 女性の脳構造は、感情を読み取ることに長け直感的だ。赤ちゃんの泣き方で、オムツが濡れているのかお腹が空いているのか違いを判断することができる。
  2. 左右への脳神経の結合が強い女性の脳は、複数のことを同時進行させることが得意である。反対に男性の脳は、主にひとつのことにしか集中できない構造になっている。
  3. 女性の脳は男性よりも8パーセント小さいが、高度に網羅した神経組織により、少ないエネルギーで複雑な仕事を能率的にこなすことができるのだ。

 

この性差。脳の解剖学的違いと関係あるらしい。右脳と左脳を繋ぐ脳梁という部分が女性の方が有意に太い。

 

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脳梁後方の丸い部分が女の方が大きい。女は脳梁が太いので、左脳と右脳が上手く連携するが、男はそれが苦手なので、脳内の前方と後方の連携が強くなる。このため、男は論理、思考が感情や感性と分離しやすく、女はその結びつきが強く分離困難。NewImage

 

右脳と左脳がより精密に連携する女性は、目の前で起こる変化や自分の体調、感情の変化に対して非常に敏感。(出典よくある男女のすれ違いを分析! どうしてすれ違ってしまうの? - LIFESTYLE - X BRAND)

五感で感じとる変化が脳にスムーズに伝わり、“自分の気持ち”が思考の基軸になります。

男性の脳神経は前後への結合が強い(出典なぜ男女はこんなに違うのか? その答えは脳構造の違いにあることが判明 | ロケットニュース24)

男性は女性ほど右脳と左脳の連携が上手くできていません。(出典よくある男女のすれ違いを分析! どうしてすれ違ってしまうの? - LIFESTYLE - X BRAND)だから周囲のあらゆる変化に鈍感。感じたことが自分の意識へ上手く伝わらないので、男性脳には女性の考える“気持ち”が認識しづらい。




なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか

「なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか」という岩月謙司さんが書いた本を読んだ感想文が面白かった。

「かなり挑発的なタイトルではあるが、いわゆる男脳と女脳の違いを説明した本。学術的なデータや論証はなされてなく著者の主観が強いが、個人的には非常に説得力がある一冊。

ざっくりまとめると 男=社会性を持つ必要があるため、事実を重視する 女=他人から愛される必要があるため、感情を共感することを重視する。

女性はとにかく恋愛が全てである この1点で全てが説明できる。 とにかく他人に愛されなければ生きている意味が無いのが女性である、 事実関係を重視せず、論理的にモノを考えず、自分の感情を何よりも優先するのは女性が生きていくため、 つまり他人に愛されるために、そうすることが最善であるからだ。

確かに男性から見ればバカに見えることもあるが、女性の「快、不快」の感情の記憶と それを総合的、直感的に判断する能力は男性には無いものである 男性はどうしても事実や論理や言語でモノを考えるため、それに付随する感情の記憶に乏しい 女性の持つ総合的な感情のネットワークは男性は持ち得ない。 しかもその能力は女性自身でも言語化し、論理的に説明できるものではないため、一般的には「女の勘」と呼ばれている。 

女性の感情は正確である。 女性が快を感じることは全て良いことと思って良い。 あくまで彼女個人にとって・・ではあるが。 

一方、男性にとって感情は一時的であやふやなものである。 「好き嫌いで判断するな、論理的に判断しろ」というのが男性のスタンスであるが、これは女性には理解できないことだろう。

きっと感情の記憶に絶対的な自信を持つ女性からは、自身の感情に自信を持てない男性が「バカ」に見えることだろう。

 
異性の感覚は決して経験出来ないものなので、いくら言葉を交わしても永遠に理解できないだろう。 それゆえ時として男性から見て女性は「バカ」にも見えるし、論理を超えた「神」のようにも見えるのである。

転載元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1357952208/

 

これに対するコメントも面白い。気に入ったコメントを紹介。

 *   *   *

バカリズムがアメトーークで「女は年齢を隠したがる、にも関わらず、誕生日は祝って欲しがる」と論理的に矛盾を指摘して男性陣の喝采を浴びてたけど 。あれも女性にとってはなんてこと無い話しなんだろうな 。

「年齢を聞かれる」=不愉快 

「誕生日を祝ってもらう」=快 

以上終わり 。

論理なんて関係無く、快不快だけで判断してるだけだから、論破されても何のダメージも無い。

  *   *   *

男は「身体から遠いこと」を考える性質がある 。

それが「近すぎる」と「オカマ」になるし、「遠すぎる」と「オタク」になる 。

この世界にはなんの価値もないと思うので 

快だけ求める馬鹿は賢明かもしれない 

人間の知性など大したもんじゃない結局は何も分からない 

俺も女のように生きようかなw 

  *   *   *

女は周囲3mのことしか考えてないよ 

  *   *   *
 
バカリズムがアメトーークで「女は年齢を隠したがる、にも関わらず、誕生日は祝って欲しがる」と論理的に矛盾を指摘して男性陣の喝采を浴びてたけど あれも女性にとってはなんてこと無い話しなんだろうな。
「年齢を聞かれる」=不愉快 「誕生日を祝ってもらう」=快 以上終わり 
論理なんて関係無く、快不快だけで判断してるだけだから、論破されても何のダメージも無い生物学的な脳の違いと言うよりは 
 
  *   *   *
 
「男文化」「女文化」の違いだと思うよ 
10代の男の子の文化なんてほんとギャルギャルしいよ 
 
  *   *   *
 
「男は馬鹿である」という場合 
宗教性が強すぎる・・・「男のロマン」「実用的でない趣味」「極めて論理的・抽象的である」 
 
  *   *   *
 
「女は馬鹿である」という場合 
宗教性が弱すぎる・・・「近視眼的」「自己中心的」「思考の欠如」 

  *   *   *

私バカな女だけどさ 

男から見たら確かにバカかもしれないけど 

でも女がみんな男みたいな思考になったらそれはそれで面倒だと思うの 


改造プリンターの不調

この改造ブラザー製プリンターに問題発生。

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「黄色のインクがないからインクカートリッジを交換しろ」とのメッセージ。

高いインクカートリッジを交換しなくても良いように改造したプリンターで、このエラーメッセージはおかしい。

もちろんインクはたっぶりある。

インクカートリッジを何度入れなおしても、「黄色のインクがないから交換しろ」とのメッセージは消えない。

裏ワザで、インク使用量カウンターをゼロにリセットしても消えない。

よりによって、この大事なときに故障とは。

七転八倒してみたが断念。買ったパンティップのお店に持って行った。

 

お店の人は、エラーメッセージを見るなり、

「ああ、これね。」と言って、インクカートリッジを収める蓋についているブラスチック片をボキッと外して、それを挿し直すと、見事に印刷可能になった。所要時間10秒。

説明が難しいが、この蓋の開閉を察知する光センサーが奥にあって、それが何かのきっかけで蓋が開いたと察知(改造で大きなカートリッジに変えてあるので、もともと蓋は閉まらない。プラスチック片は、それを閉まったと思わせるために、光センサーを遮るためのもの)。

IMG 6130白くなっているところが、シリコン接着剤でブラスチック片が留めてあったところ。

これを剥がして、センサーの位置に差し直せば、プリンターは「ああ、蓋も閉まった。よしよし、準備完了!」と判断するわけだ。

「なあんだ、そういうわけだったのか。良かったよかった。で、修理代はお幾ら?」

「ああ、こんなのはマイペンライ。お金は要らないよ。」

 

 

大戸屋でビール

このところ十分に眠れない日が続いていた。

仕事で気になることもあるし、彼女と5発やらないといけないし、朝は4時に起こされるし、シーツは汗臭いし、ウイスキーは空。

 

昨夜は何日かぶりに一人になり、少し落ち着いたので、急に美味いビールが飲みたくなった。

車がないと、近所のビアホールやオープン・カラオケに行けない。それに、その夜は静かでエアコンが効いたところで飲みたかった。

いつものセントラルを放浪して、行き着いたのは「大戸屋」。

5時少し前だったが、「ビールが飲みたいのでOKか」と聞くと、時計を見ながらOKサイン。4時45分だったから誤差だ。

「大瓶はあるか、いくらだ?」と聞くと、ハイネケンが135B。500mlのインチキ大瓶じゃなくて、ちゃんとした630ml大瓶だ。

IMG 6120身体を冷やしたかったので、タイ式に氷を入れて飲んだ。

美味かった。

IMG 6122

おつまみは「大戸屋定食」

これ、日本でありがたいと感じたことはないが、この時は「なんて素敵な料理だろう」と感謝感激。

これがジャパン・スタンダード。

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日本が恋しくなってきた。

 

部屋で少し飲み直して、9時間ぐっすり寝た。

さっぱりした。眠ると再生する生物って凄い。

 

健康保険

この1月で、2年間の海外傷害保険が切れた。

タイに来る前に、2年間で22万円という保険料を払って加入したものだった。

幸いにも、タイでは一度も怪我や病気で病院に行くことはなかったので、海外傷害保険は使わず仕舞いだった。

退職の時、僕は国民健康保険に移行した。国民健康保険には加入しているので、タイで高い治療費を払っても、書類さえきちんと作ってもらえば、帰国した時に日本の国民健康保険から、日本での標準的治療費の7割が帰ってくるはずだ。国民健康保険は、この2年で3回歯科治療に使った。

またクレジットカードがあるので、万一重大事故等に会った時でも、とりあえず治療は開始してもらえるものと思っている(甘いかな?)。

盤谷日本人商工会議所に入会した時に、中小企業の役員、従業員向けに、共済会保険があることを知った。この保険は、どちらかと言えばタイ人社員用で、日本人が超有名私立病院で豪華な治療を受けることを想定していない。保険料は安いけれども、保険金はそれなりだ。

中小企業が社員の福利厚生の一貫として利用することが多いそうだ。会社の利益が一定以上出るようになったら、加入を考えたい。

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しかし、自分自身のニーズを考えると、この保険はやっぱり自分向きではない。

死んでしまったときの保障は、こんなもんでいい。なくてもいいくらいだ。しかし、入院で一日1200B、通院で1000Bというのは、実際に請求されるだろう金額と比べて如何にも安くて、あまり「足し」にはならない気がする。

その旨、AIAというタイ最大手の保険会社の日本人アドバイザーに伝えると、日本人には日本人用のもっと高くて手厚い保険があり、そちらをお勧めするとのこと。保険料を見ると、確かに高い。僕が加入していた海外傷害保険よりも2−3割安いだけだ。

しかも年齢制限があって、新規加入は45歳未満とある。僕はその年齢制限のため、加入は不可。

 

さて、どうしたものか?

本当に高い日本人用の保険に入る必要があるのかどうか、今のところよく分からない。

体調から推察して、いきなり重大疾病になる可能性は低い。心臓、血管系は悪くないのだ。がんが見つかるかもしれないが、その時はとりあえず初めの治療は日本のがん専門病院で受けるつもりなので、タイの保険は使わないだろう。

一方、交通事故その他不慮の事故はとてもありそうな気がする。

もう一つ気になるのが、成人病検診を2年間受けていなこと。国民健康保険でも受けられるようだが、時間が合わなかった。何しろ、この2年間で検査したことといえば、HIV、梅毒だけだ。ただ、成人病検診は、普通は保険の対象にはならないと思うので、タイでの健康保険と有無とは関係ないかもしれない。

 

皆さんからのアドバイスをお待ちします。

 

 

となりのおばちゃん

多分同じ歳くらいのとなりのおばちゃん。歳の割に、しまった身体付きをしている。ポニーテールが本当に可愛い。

最近、度々お菓子やバナナを持ってきてくれる。スバリ食べきれない。

いつもノックもせずに勝手に部屋に入ってくる。プーがこのところ来る回数が減ってきたが、代わりに隣のおばちゃんが来るようになった。そして、部屋の奥にあるシリコン製のマネキンのおっぱいを揉んで帰ってゆく。

この前はエロビデオを見ながらチャックを下げている時に入ってきたので焦った。息子は無事しまったが、チャックまでは上げる時間がなかった。

「クルワイ(バナナ)持ってきたよ。それと、これはお米のお菓子。中国正月だからあげる。アレ?今日は若い娘はいないの?」

「今日はいない。明日卒業式なんで、家族が来てるからホテルに泊まっている。」

「あら、寂しいわね。」

隣なので、話さなくても何もかも筒抜け。トムが他の男をセントラルで待たせて、知らぬ顔でここに来ていたことも知っていた。

 

前にも書いたが、そのおばちゃんに随分お世話になった。

今度の展示会のブース作り、とある商品のパンフレット作り、下着のモデル、別の商品のチラシ作りは、すべて彼女にオーガナイズしてもらった。

多分、経費の一部を吸い取られていると思うが、それはビジネスなので当然のこと。メリットとしては、何しろ隣なので連絡等非常に楽だ。業者のサービスが悪いときも文句を言いやすい。チラシ1000部で注文しても、おまけで1400部持ってきてくれるといった嬉しいサービスもある。

パンフレット作りでは、僕は日本人らしく、微妙な色合いや画像の滲み、フォントのズレに拘ってクレームをたくさん出した。

「こんなのタイ人は気にしないわよ。」と彼女は言うが、僕としては絶対譲れない。

「とにかく指定したとおりにやってくれ。これでは駄目だ。細かいところは、デザイナーなんだから、そちらのセンスでベターなものを提案して来い!」と何度も突き放した。

そのうちに、実際のデザーナーと直接話をさせないとダメだと分かったらしく、プロマネ一人じゃなくてデザイナーを連れてくるようになった。それでも、こちらの意図が伝わらないので、

「パソコンとイラストレーターファイルもしくはインデザインのファイルを持ってこい。その場で一緒に直す。」と僕は一歩も譲らなかった。そうして、なんとかとりあえず許せるものが期限ギリギリで出来上がった。デザインの様に感覚的なことを母国語以外で伝えるのは至難の業というか、ほとんど無理。双方、非常に疲れた。

となりのおばちゃんは半分呆れて、「あなた、前にデザインか美術関係の仕事やってたの?」と聞くが、僕はバイオテクノロジーはやってきたが、デザインなんてからっきしダメだ。だけど良い悪いは別として、自分の感性にしっくり来ないものは、どうしても受け入れられなかった。

となりのおばちゃんは、かなり歴史のある経済ものの小さな新聞社の社長で、その関係でいろんな業種に顔が広い。特に、印刷やデザイン関係は得意だ。なぜかプリティのリストも山ほど持っている。

「今度、取材してただで私の新聞の一面全面に載せてあげるわね。」なんて言うが、

「僕のことなんか記事にならないと思うけどね。とにかく、女のことは書いちゃダメだよ。」

 

ただのとなりのおばちゃんだったはずなのに、人の巡り合わせって面白い。

11006480 668181419975849 4170232096762155761 n

 

10402514 667768526683805 3171737160404296542 n

フェイクな世界

やっとのことで4−5つのB2Bサイトに登録した。

B2Bサイトに登録して商材を置けば、あとは放っておいても世界中から問い合わせが来ると思っていたが、、、

世の中、そんなに甘くはなかった。

 

まず、B2Bサイトの選択に苦労した。これはと思うサイトが見つからない。

世界のB2Bサイトの大部分は、登録はフリーで簡単にでき、誰でも簡単にバイヤーになることができるが、サプライヤー登録は、日本ほどではないにせよ、それなりに敷居が高い。実際に商材を置いて宣伝するためには、やはり有料会員になる必要があるところがほとんど。それも何段階かあって、複数の商材を多くの写真を載せて、沢山説明書きをかけるようにするためには、年間数十万円の費用がかかる。それだけ払っても、ひとつの商品に写真は1枚だけとか、写真のサイズが200x200ドットまでとか、説明はプレーンテキストだけとかの制限がきついこともしばしば。しかも、サーバー環境が悪いのか、検索も表示もとても遅かったりもする。お金を沢山払わないと、検索結果にも表示されないところもある。

一方、こちらが求めるバイヤーがたくさん居るのかどうかは、お金を払って登録してやってみないと分からない。

 

楽天系は、費用が高いうえに、タイでは思うように業績が上がらず、最近は腰が引けていると聞くので止めた。

アリババは世界最大なので、一応は登録したが、Verified member になるのに2ヶ月ほどもかかった。情報を入力するインターフェイスも悪く、何度も最初からやり直しする羽目になった。情報を修正しても、直ぐにサイトに反映されないので、正しく操作できたのかどうか分からず、何か操作が悪かったのかもしれないと思って、またやり直すといったことが何度もあり、結果として同じような登録が幾つも出来てしまったりする。

タイの政府系のThaiTrade.comは、「情報が足りないので**を追加せよ。FDAの許可書を見せろ。VAT(付加価値税)登録証を提出しろ。3ヶ月以内の会社登録書のコピーを送れ。DITP (Department of International Trade Promotion, Ministry of Commerce, Thailand) のメンバー登録証を見せろ。ISO***の証明書、過去取引の実績を見せろ。その製品をタイで売る許可を得ていることの証明書を出せ。」と何かと注文を付けられて登録を拒まれた。対応できるところは対応し、出来ないところは、いちいちメールで反論して、最低限必要なものと、それが必要な理由を答えるように執拗に迫ったら、向こうも折れて3ヶ月もかかってやっと登録できた。

Thailand.tradeBanqというところは、登録してみたら、アラブ首長国連邦のサイトで、タイのバイヤーなんて一桁しか登録がなかった。

などなど。。。

 

手間と経費はかかったが、ともかくも登録はできた。

しかし、問題はそれから。

登録すると、直ぐに数十のメール、メッセージが来た。

ただ、インターナショナルなB2Bサイトは、バイヤーの国を選択することが出来ないことが多い。だから、来たメールは、中国、エジプト、インド、ナイジェリア、ウズベキスタン、スウェーデン、アメリカ、カナダ等からで、タイからは1通のみ。

差出人は、ほぼ全員フリーメンバー。したがって、本当に会社があるのかどうか、ちゃんとした会社なのかどうかの保証がない。

会社名を名乗っていないこともある。

名乗っていても、そのサイトには登録されておらず、Web検索しても引っかからない。社名でグーグル検索して、検索されない会社なんて在り得ない。

メッセージの内容は、

「御社の製品を大量に注文したい。(製品名が書かれていない)」

「まずは無料サンプルを送ってくれ。」

「商品リストとそのカタログを送ってくれ。」

「メールじゃなくて、スカイプで話がしたい。」

「(何の説明もなく)パートナーシップを組みたい。」

といったものが多い。

そこで、

「お問い合わせありがとうございます。添付のEメールアドレスに、あなたの会社情報、WebサイトのURL、あなたの会社のメールアドレスを記載し、希望の商品は何なのか具体的に知らせてください。」というメッセージを送ると、ほぼ100%返事が帰ってこない。

ひどいのになると、不鮮明でよく見えない発注書がいきなり送り付けられ、口座情報を聞いてきたりする。

または、

「大量に発注したいが、会社のセキュリテーポリシーのため、このサイトやメールでは交渉できないので、添付のURLをクリックしてログインしてください」というのもあった。クリックしてみると、「Phishing サイトです」という警告が出た。覚悟して無理やり開いてみると、IDとパスワードを入力する画面が出てきた。会社名も発注内容も何も表示されない。明らかにPhishing サイトだった。メールでその旨知らせると、やはり返答なし。

 

つまり、みんなフェイクなのだった。

中にはまともなメッセージもあるのかもしれないが、9割以上がフェイクであることは確実。

こんな世界では、とても生きていけない。

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貸したお金

卒業式のために17日からマシュマロちゃんが泊まりに来ている。

このブログのことは秘密なので、なかなかブログのアップが出来なかったが、今日は式の予行練習ということで、5時起きして一人で出て行った。

卒業式には、天空の村から両親や義理の姉たちもお祝いに上京してくる。しかし、彼らはお金がないので、バンコクまでの往復の交通費、ホテル代は彼女が支払う。そればかりか、式で着る服がないので、彼女は昨日戦勝記念塔近くの安いお店で、お父さん、お母さん、お姉さんの着る服を買い揃えた。先週、彼女はお兄さんから5万バーツを受け取っていた。この5万バーツは、この半年間の給料と言うわけではないが、もろもろ準備費としてくれたらしい。

彼女はこれまで化粧気がなく、上手に化粧をすることも出来なかったが、やはり戦勝記念塔近くのお店で安い化粧品を山ほど買って、YouTubeでお化粧のやり方のビデオを見て勉強し、美容院でやってもらうのと引けをとらないほど上手にお化粧をすることが出来るようになった。

「これで美容院代の3000Bを節約したわ。」

予約していた美容院は朝の4時の予約だったので、行くだけでも大変だったのだが、キャンセルして自分でやることにしたので、5時起きで済んだわけだ。

 

今月上旬、マシュマロいちご園を訪れた際、僕は彼女とお兄さんと遅い昼食を共にした。その時に、貸したお金を予定よりも早く返すつもりだとお兄さんは言った。

「お金は契約どおりに返してくれればいい。でもお兄さん、今回のいちご園の成功は、妹のお陰だということは忘れないで欲しい。彼女が居なかったら、立ち上げの資金はなかったわけだし、何日も女一人で畑も守ってきた。女なのに畑仕事も頑張ってやった。だから、3月には儲けたお金を独り占めせずに、彼女にも沢山あげて欲しい。」ビールを乾杯しながら、ちょっときつくそう言うと、

「分かっている。妹は本当に頑張ってくれた。ちゃんとお金は妹にも分けるから心配しないで欲しい。」

とお兄さんは言った。その表情を見て僕は少し安心した。

マシュマロちゃんの方は、僕がそんなことを言ったので眼が潤んでいたが、

「お兄ちゃんは私のことをとっても愛しているから、大丈夫よ。」と僕に言った。

モン族は家族のつながりが非常に強いので、実の妹を騙すようなことはしないだろうと思った。

「それで、今までここでいくら位稼いだのですか?」と聞くと、

「いろいろお金を使ったので全部残っているわけじゃないが、入ってきた金は300万バーツくらいだと思う。」とのことだった。

僕が貸した創業資金は10万バーツだった。年利単式の4%で貸した。

なので、利息は1300B程度なのだが、昨日僕の口座に10万5000バーツが振り込まれた。

印紙も貼った契約書に返済完了の旨を書き込んで署名し、僕が保管していた契約書を彼女に渡した。

こうして、タイ人に貸したお金が生まれた始めて戻ってきたことをここに報告します。

 

お金を貸した時に、多くの人から反対されて、「絶対戻ってこない」とも忠告されたが、僕は耳を貸さなかった。

お金は戻ってきたし、それよりも良かったのは、ひとつの家族が潤ったことと、マシュマロちゃんの近未来のための資金もきっともらえるだろうこと。

これまで無駄になくなるばかりだった僕の起業資金兼老後資金が始めて活かされた。

 

 

 

 

シロアリ2015

部屋にシロアリの羽アリが沢山飛び込んできた。

部屋の中で湧いていたシロアリの巣の後をみると、生命反応はないようなので安心した。

暗い外を見ると、羽アリが沢山飛び回っていた。

自分のブログを調べてみると、2年前2013年の2月4日に、バンコクはサトーン・スアンプルーのコンドミニアムにシロアリが飛び回ったという記事がある。今朝、珍しく降った大雨が関係しているのだろうか?

自分の記事のよれば、シロアリは30分で居なくなる。床には取れた羽が沢山落ちるが、シロアリの死骸は見つからない。

きっとこの先何日かこのシロアリの来襲があるだろう。

 

2年前、あのころは何もかもが珍しく、新鮮で、官能的だったのを思い出した。

IMG 6023

今、タイは中国正月で真っ赤っ赤。

僕の収支も真っ赤っ赤。

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ハムケン

Author:ハムケン
サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった親父。
タイに来て早10年。挑戦と冒険の心を忘れずに、異国でセカンドライフを謳歌している60代のオヤジです。

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