朝、あさりの味噌汁が飲みたくなって、タイのアサリを買いにノンタブリ中央市場タラート・ノンに出かけた。
モンが来た時に一緒に行ったところだ。
ここはチャオプラヤー川のほとりにある非常に古い市場で100年以上の歴史があるとか。
タラートは見物には楽しいところだ。

買ったのはこの貝。ホイ・ラーイ。2kgで200B。
少し日本のアサリよりも横長で薄いが、味はアサリに似ている。
そこで、これを使ってアサリの味噌汁とアサリの炊き込みご飯を作れば、美味しいのではと思い挑戦した。
よく洗って、割れているもの、口が閉じないものは廃棄。生きている貝の割合が8割以下と見て、砂出しは省略。
お酒を入れて酒蒸しに。開かないものは廃棄。
半分に分けて、片方は味噌汁。片方は炊き込みご飯。
炊き込みご飯の方は、身を出して茶碗に集め、軽く洗ってからお米の中に投入。酒蒸しの上澄み液の半分も投入。
日本で買ってきたちょっと高い梅醤油と和風だしを入れてごはんを炊くだけ。この時の塩加減が重要。

こんな感じで出来た。日本米を使っているので、もっちりした炊き込みご飯になった。

こちらは味噌汁。味噌は九州で買った無添加の田舎味噌。酒蒸ししてから、水を入れて煮てアクを取り、最後に味噌と和風出汁を入れて作った。味噌と貝の香りが上手くあってとても美味しかった。
ついでなので、タラートの様子を写してきた。
このタラートは古いだけあって、古き良き時代の面影がいっぱい。
タイ通でも、あまりタラートには行かない人も多いと思うが、行ってみると面白くてたまらないので、暇な時はタラートにいくことをお勧めする。

サムロー。ここではまだ現役。

でも、道路は車がいっぱい走っているので、周りの迷惑。ちょっと長い距離なら、タクシーの方が速くて安い。

写真には写らなくて残念だが、ハエがすごい勢いで集っていた。300匹はいた。
おばちゃんはハエをはらうのに忙しいが、ハエにはかなわない。
魚を生干ししたものを売っているので、ハエが好きそうな匂いが立ち込めていた。

僕は、この干物を買った。一皿30B。安い。白く透き通った身で鱗がない。そのまま食べられそうだ。

拡大写真。
そのまま味見したら、プーに「ダメ、お腹壊す」と言われたが、絶対大丈夫だと思う。
プーは後で、これを油で上げたものを持って来てくれた。
魚臭くなくて、骨までサクサク食べられる、ビールのつまみに最高。

野菜売り場。ブロッコリー20B、水のキノコ20B、アスパラガス大束20Bと安い。


タマゴも安い。当然、洗ってない。Lサイズ10個で38B。LLサイズ10個40Bのを購入。
家に帰ったら、タマゴは沢山残っていた。

この緑色がかったタマゴはアヒルのタマゴ。鶏のLLサイズよりでかい。
ピータンしか食べたことがないが、こいつの目玉焼きは美味いのだろうか?

マナオというタイのレモン。ジュースにしてもよし、料理に入れてもよし。無くてはならない食材だ。

モンが好きなハーブ。おじぎ草みたい。僕は嫌い。
茎が白くスポンジみたいになっている。そこは食べたことがない。

タラートで一番目を引くのは肉屋だろう。解体しながら売っているという感じ。

解体したての全身の肉を売っていて壮観。気の弱い人は耐えられないかも。
タイ人はこういうのは見慣れている。

あらゆる臓器、部分が食材として売っている。内臓肉も、屠場で一晩寝かせてないかもしれない。
とすると寄生虫が心配だが、レバーなどは新鮮で美味しい。火を通して食べるなら問題なし。

豚肉はタイの方が日本より安くて美味しい。

ニワトリはこちら。黄色の皮膚のと白い皮膚のがあり、違いを聞いたら、白はそのまま、黄色は黄色い化学物質を溶かした液でサッと湯通ししてあるとのこと。

まるごと買うと安い。オーブンがあればなあ。

魚売り場。ここは川魚ばかり。

このお店で貝を買った。

この上の1kg100Bのホイ・ラーイ。

ナマズは生きている。安い。

この渡りガニは1kg160B, 安いね。

アジに似た魚はキロあたり65B. プラ・トゥーかな。どの程度新鮮なのかはよくわからない。刺し身にする人はいないと思う。もう少し小さいやつなら、アジフライにはいいかも。
Topic : タイ・バンコク
Genre : ForeignCountries