アンナ
- Enter password
- Blog friend request
朝チャトチャックに行って、それからラップラオのBig Cに行って帰って来たら、僕の庭が更にバージョンアップしていた。
大家さんの奥さんが木製ベンチをしたようなガラステーブルとツタのいすに交換してくれていた。
それに加えて、予告通りのお風呂のツタの飾り付け。
あまり趣味ではないが、おもったり大人しい飾り付けだったので、しばらくこれでやってみることにした。
これは、買ってないのに新入りしていた葉物。きっと大家さんからのプレゼントだ。
これは今朝チャトチャックで買って来た植物。変わった花だ。
今朝買って来た赤色のバンダの大株。250THB
ピントが合ってないが、コーラル色のカトレア。この花の匂いは香水そのもの。花によって匂いがずいぶん違う。
やはりバラとカトレアは花の女王だと納得。
朝早く出て、帰ったら夕方。屋上からの風景はとても気持ちいい。
すっかりここでの生活が気に入ってしまったが、そろそろ事業のことも考えないと。。。
朝6時半にトイレに起きたら、プーおばちゃんからメッセージが入っていた。
「朝7時に子供を学校に送ってからそこに行くので、今過ぐ起きろ!」
とある。メッセージを投げた時間は朝の4時半だった。プーの息子さんは昨日ニュージーランドに留学に行ってしまった。娘さんのリンはまだ学校が終わっていなくて、プーはノンタブリからバンコクのシーロムにあるキリスト教学校に毎朝6時半にリンを送り届けている。そのついでに来るというのだ。娘さんは来月中旬にニュージーランドに旅立つ。
「まだ寝てる」と返事を打ってから程なくしてプーは本当に来てしまった。指紋認証の関係で入れないので、仕方なく下に降りてゆくと、
「チャトチャックに今から行きましょう!」と張り切っている。「今朝は花の市をやってるよ。暑くならないうちに早く行きましょう。渋滞するから、BTS(スカイトレイン)で行ってみたいけど、私BTS大昔に乗っただけなので、分からないから連れてって」
まったく人の都合を考えないところがタイ人だ。仕方なく急いで身支度して出かけると、今度は
「あれ、トゥクトゥクでしょう?乗ってみたい」と言って僕の嫌いなトゥクトゥクを呼び止めてしまった。
「あんたタイ人だろう?なんでトゥクトゥク乗ったことない訳?」と僕は飽きれた。
駅に着くと、日本人の僕がタイ人のプーにキッブの買い方を教えてあげた。どうもプーは一般階級のタイ人ではないらしい。
BTSに乗ると通勤時間のため満員だった。それに驚いて、またはしゃぎだすプー。
「日本も同じか?」と聞くので、「日本のはもっとすごい」と教えてあげた。今まで僕は早朝にBTSに乗ることはなかったので、バンコクの通勤ラッシュは初めてだった。日中や夕方は、おしゃべり・電話し放題のBTSだが、朝の痛勤ではみんなむっつり顔でシーンとしていた。日本と同じだ。これだけ人が一杯乗っていて、みんながベラベラ話しだしたら不快でたまらないから、自然に静かにするマナーが出来たのだろうか。僕としては、こういうタイは好きではない。
で、着きました。朝のチャトチャッ。すっかり陽が上がって来てしまい、もう十分暑い。
涼しい色の花、どこかの植物園で見たことがある。後で名前を調べてみよう。
ツツジみたいに仕立てたブーゲンビリア。これで500円くらいだ。
大きな合歓の花
背丈以上ある赤い幹の竹(ヤシ?)。こんなのを庭に植えてみたい。
木も一杯。
どれもラン。
黄色のバンダ
市場内で食べた朝食。他にパッタイとカオパットも食べた。朝から歩き回ってもうくたくた。
tag : 花
いつもトムにお世話になっているので、今日は僕が手作りディナーをご馳走することにした。
夜9時にトムは大きなドリアンとマンゴスチンとロンガンというフルーツと美味しいオレンジジュースを買って来た。お金がないのに気が利くなあと思ったら、しっかり800THBを請求された。ちょっと高過ぎ。それもそのはず、360THBもするドリアンをまるまる一個買って来たのだ。
これがそのドリアン。
「これは絶対美味しい。間違いない」と言って中身を取り出すと、
ご覧の通り。大きな黄色い身がお皿一杯になった。この量だと360THBは頷ける。実際、食べごろに熟していて、とても甘くて美味しかった。
トムは自分が食べたくて、だけども高くて買えないので、「買って来てくれた」のだろう。これだけ食べたら、2日分のカロリーがありそうだ。
さて、タイ人は宗教柄、牛肉を食べないことが多いが、トムは牛肉が好きだというので、先日メコー(Makro)で買ったテンダーロイン・ステーキを食べることにした。553THB(今時のレートで約1650円)もした冷凍のテンダーロインだが、厚さ2センチ以上ある100gくらいの肉が8枚も入っていたので、一枚当たり200円くらいだから、まあまあ許せる値段だ。
メディアム・レアーじゃタイ人は食えないだろうと思って、少しウェルダムにしてみたら、思ったよりは固くなってしまった。
残りの6枚は保存バックに入れて冷蔵保存した。冷凍されていたからといって再び冷凍はしない。牛肉なんて長く寝かせて半分痛みだした頃が一番美味しいのだ。上の写真がその料理。僕はビール、トムは牛乳。
学生のとき、深夜レストランでバイトしていた時、料理長が古くてもうお客には出せなくなったステーキを冷蔵庫から取り出して、
「お前、今日はステーキとご飯にしてやろうか?お前ならまだ食える。それとも、豆腐とご飯にするか?」
と聞かれ、豆腐ご飯は連日のメニューで飽きていたのでステーキを選んだ訳だが、貧乏学生だったからだけじゃなくて実際とても美味しかったのを思い出した。
食べ終わったトムは、「うぇー腹一杯になった。もう食えねえ。」と言って、手早く食器を洗うと、そそくさと帰って行った。朝は4時に起きて親戚を迎えに行って、それから出勤するのだそうだ。
タイでは、男女を問わず、食事を用意してもらった人が洗い物をするのが良いマナーということになっているそうだ。なかなか感心する作法だと思うが、どこまで社会に浸透しているかは疑問。
一人暮らしとはいえ、こんな風に毎日誰かが来るので、ゆっくり考え事をする暇もない日々が続いている。
洗い物をしていたら、トムがノックもせずにいきなり部屋に入って来てびっくりした。
近くの銀行で勤めているので、お昼休みに来てみたらしい。せっかくの指紋認識とワンコのセキュリティーだが、トムには通用しない。困ったもんだ。
しかし、ちょうどいいので、知人にタネとニンニクの球根を送るため郵便局に連れて行ってもらった。郵便局では、僕の代わりにさっさと手続きをしてくれたので助かったが、タイ語の勉強には良くないな。郵便局のお姉さんに中身は何かと聞かれたときに、トムはニンニクと答えて、書類にもそう書こうとしたので、慌てて「Business Documentだ。」と訂正した。郵便局のお姉さんは「何だってかまわないわよ」みたいなことを言っていたが、きっと植物検疫のことを知らないのだろう。こっちは無検疫で送る必要があるのだ。そのために2000円もするEMSにした。EMSだと、インターネットでトラッキングが出来るからだ。万一開けられて検疫されたら、ニンニクは多分届かないと思う。
ところで、僕の庭がバージョンアップしました。
タイ語の勉強もせずに、植物に逃避中。
これは、カオヤイで買って来た植物。
これもカオヤイ。ピンクの花のションコーホランド。
お風呂のラン。
大家さんの奥さんがデンドロを3本くれたので、カトレアに追加して置いてみた。
明日の掃除のときに、大家さんの奥さんはこのお風呂を造花のツタで飾る予定だそうだ。造花は好きじゃないけど、やってくれるというので、とりあえずやってもらうことにした。多分ジャングル風呂みたいになって気持ち悪いと思う。
この肥料も大家さんの奥さんがくれた。まだ肥料がどこに売っているのか分からないので、相談したら使いがけの液体肥料をくれました。お礼にエアープラントをあげました。このコンドミニアムの大家さんはいろいろ良くしてくれてありがたい。
満開になった黄色のカトレア。ものすごく良い香りがする。
買ったときはつぼみだったバンダ。もう満開。
日本でバンダを咲かせるのは難しいらしい。花芽が付いた株を輸出すれば咲くらしい。
2日前、近所のバーでビールを一本だけ飲んだ。シンハービール大瓶が80THBなので安い(ソイカーボーイだと小瓶で120〜150THBもする)。
Bai Meang Indyというのがお店の名前だそうだ。
このボーカリストは下手だった。
多分客のファランからプレゼントされたスケッチ画。
日によってライブの人が違う。昨日は白人の女性シンガーだった。エアコンはなく道路の車の音がうるさいが、道路からみると、このライブの音はかなりうるさい。このオープンエアーな感じがタイらしい。
多分演奏している人の彼女。一人でずっとライブを見ていた。可愛いタイ人だったなあ。
手前の顔が写ってない女性は、いっしょに飲んだ看護婦のアイさん。現在失業中。
写真旅行記みたいになったこのブログだが、旅行もこれで終わり。
カオヤイ付近の道路脇レストラン
僕の好きなこのシダはこんなに大きくなるんだ。一つの葉が1mくらいある。
陽の光を通したこのシダの色合いが好きだ。
タイの地元の手作りお菓子。
お米とココナッツを使ったものが多い。甘くて美味しい。
最後にナコンラチャシマ付近のお寺に立ち寄り。
タイではランが屋外で普通に咲く。当たり前か。
パピルスに似た水草。
これがそのお寺。毎日、大勢の人がお参りに来る。TVで有名になった俳優が自分のお金で建てたとか。
このお堂もひまわりもきれいだった。
この後、6時のバスでバンコクに帰った。途中大渋滞して、どうなることかと思ったが、どこかの街でお祭りがあったための渋滞だった。
そのお祭りが過ぎたら、スムーズに流れて、バンコクのモチッド・マイに10時に着いた。カオヤイで木の苗を2つ買ったので、バスターミナルで客引きをしていタクシーで帰ったが、まんまとぼられてしまった。普通なら180バーツくらいのところ、高速代込みで300で合意したら、高速使わずに行きやがった。数百円の話だが、僕としてはタクシーでぼられるのは初心者の証拠なので悔しい。交渉して合意した運転手と思った人から、なんと2回人が引き継がれて、3人目の人が実際のドライバーだった。その間、少しずつピンハネされてゆく。やはりバスターミナルで客引きをするのはルール違反だし、ろくでもないグループなんだ。モチッドからはもうちっど遠いと思ったが、15分ほどで家に着いてしまったので、楽ちんであった。
今回のコラートへの旅のメインはカオヤイ国立公園。世界遺産だ。
カオヤイは日本で言ったら、軽井沢のようなところ。バンコクから2時間と近く、山で涼しく、野生動物が古くから守られて来た。動植物の宝庫。毒蛇もいっぱい。
カオヤイにセカンドハウスを持つバンコク人は多く、お金持ちのシンボルみたいになっている。土地も非常に高いし、簡単には建物を建てることはできない。一部を覗いて、立ち入りも制限されている。
国立公園は入園料を取っており、タイ人は80THBだが、外国人は400THBと高い。だから、ゲートを通るときは、ナットは僕に
「あんた、何もしゃべっちゃだめだよ。寝たふりしてなさい。」
作戦は成功し、ドライバーを含めてタイ人3人分の料金で公園内に入れた。
写真は説明不要でしょう。
この花の名前は、ションコー・ホランド。割と小さい木のうちから花が咲くようなので、記念に一本苗を買って来た。150THB。
このくらいの起伏のある山の景色は、タイでは珍しいようだ。標高は1000mくらいとドライバーが言っていたが、もう少し低いと思う。
気温は24℃だった。
柔らかい木肌にお金を埋め込んでいた。
イサーンは土地が痩せていて、赤い土は塩分を含んでいるのであまり農業には向かない。米も1年に一回しか取れない。だからコラートはタイの中で最も貧しい地域だ。この地の人は、パンパク質を補うために、田んぼの昆虫やカエル、オタマジャクシなどを食べる。バンコク人は馬鹿にするが、日本だって、数十年前まではイナゴを食べていたわけだし、昆虫は人類史上ずっと貴重なタンパク源であり続けて来たのだ。
たから、食べると「美味しい」と感じるに決まっている。それなのに見た目が「美味しそう」と思えないのはなぜだろう。幼い頃から昆虫を食べて育ったイサーンの人たちは、「美味しそう」に見えるそうだ。
これは、10センチ程ある大型のバッタ。全部食べる訳じゃなくて、足の細い部分と頭と腸は食べない。エビせんべいの味がしておいしい。
蛾のさなぎ。よくもまあこんなに集めたものだ。ナットが食べたいというので20Bだけ買ったが、100g以上あった。
これをナットはぼりぼりと次から次に口に放り込んで食べる。
「ビールのおつまみにいいのよ」というので、恐る恐る食べてみた。実は、以前に別の種類のさなぎを食べたことがあって、「意外と美味しい」のは知っていた。蛹は中身がドロドロなので、内蔵の感触はなく、みそが多めのカニクリームみたいな味がした。
タガメ。
こいつだけは食べる気がしない。ゴキブリに見えるからだ。
しかし、オスのタガメの生殖器には独特の匂いがあって、その粉末は高級食材だ。金より高いらしい。
食べ方は、かじって中身をちゅーちゅー吸い出すらしいが、絶対できません。無理。
それにタガメは日本ではほぼ絶滅状態。生きていたらマニアに高く売れそうだ。それにしても、よくこんなに集めたものだ。
ナコンラチャシマからバンコクに少し戻る方向に今日の目的地のカオヤイはある。その途中で見たコラート台地の風景。
日本じゃ高速道路でも片側2車線が普通なのに、タイの幹線道は片側4車線ほどあって信号もないので、ほとんど高速道路と同じ。
こんな道がタイ中に張り巡らされている。
朝8時から夕方6時まで、ナットと二人で借りた運転手付きレンタカーで走ります。
レンタカーは大きめのバンタイプのもので、運転手付き10時間貸し切りで2,500THBだった。
ガソリン代は込みだが、運転手の昼食代はこちら持ちだ。
少し英語は話せる運転手は、人柄は良さそうな好青年だった。
きちんとタイ語でも敬語で話すところが礼儀正しくてよい(あまりタイ語は分からないけど)。
この風景がたまらない。イサーンののどかな田園風景。
今は乾期の真っ盛りで、お米はあまり作っていない。
どこまでいってもこんな平な農場があるばかり。
田んぼ以外に何もない。ところどころ木を切らずに残しているのがタイらしい。
あの鉄塔や電線が風景の邪魔になっている。
人も水牛も見えない。
収穫後ちゃんと耕しているみたいだ。
途中の街道沿いにトウモロコシを売るお店が並んでいたので立ち寄ってみた。
カメラを向けると恥ずかしそうだったトウモロコシを売る女の子。
とりたて茹でたてのトウモロコシを食べる。日本のスイートコーンと同じだった。
トイレ休憩のガソリンスタンド。タイではガソリンスタンドにトイレがある(他にはトイレはあまりない)。
ガソリンスタンドには、何かを売る人が必ずいる。
コンビニもある。大きめのセブンイレブン。
その手前のお店でかった飲み物。健康飲料らしく、付属のカップに一日1杯飲めば良いらしい。酸っぱくて何かのフルーツを発酵させて造ったみたい。ナットが言うには、男性機能に効くとか。良いものを買ったもんだ。名前は何度も聞いて覚えたはずだったが、やっぱり忘れた。
早くタイ語を読めるようにならなくては。
tag : コラート