嫁に食わすな秋茄子

カオヤイいちご園の店の横に作った野菜ガーデンに野菜がいっぱいになった。

トマト、きゅうり、ナス、赤大根、マメ、ハーブ類等

元々、いちごが少ない季節に、お客さんがオーガニック野菜の収穫を楽しめるように作った野菜ガーデンだが、宣伝しないので、ほとんど誰も収穫しない。

もっぱら、僕らやワーカーが食べる為に時々収穫するだけ。

その中で、今ナスがとてもよく成って来た。週に2回収穫したら、もう食べ切れない。

昨日は北海道フラワーパークが超混雑していたので、僕はカオヤイいちご園に退避して寛いだ(時々はいちごやコーヒー販売を手伝ったよ)。

その時、大きく育ったナスがいっぱいなっていたので、収穫してみたら、50x60センチ、深さ20センチくらいの収穫籠2杯分も取れたので、大きめのを6本ずつビニール袋に入れてお店に置いて一袋50バーツで売り出したら、10袋位が半日で売れてしまった。

放置栽培の日本のナスだが、高さ1.2mくらいに育って、葉っぱもデカくなった。実も一株に7~10個くらい付いている。(写真は収穫後)

表面が傷んだナスや虫が入ったらしいナスは家で良い部分だけ取ってオカズにする。

こういうナスは、カオヤイ辺じゃ余り売ってないので僕はナスが取れて嬉しいが、ワーカーのタイ人達は普段食べないので興味が無いようだ。

炭火で焼いて醤油を着けて食べればきっと美味しい。

味噌汁やけんちん汁の具にしても良いかな。

タイ飯に飽きたジジイとしては、そういったオカズが欲しいこの頃。

カオヤイいちご園の今

このところ、北海道フラワーパークにいる時間が長くて、僕らのカオヤイいちご園には一日一回立ち寄るだけだが、いちご園はベテランの住込み夫婦が世話してくれているので、いちご株の生育は順調だ。

昨日と今日の朝の気温は18℃迄下がった。

20℃を切れば花芽が出来る。

今までは高温が続いたので、未だいちごは少なくて、1日に数グループがいちご狩りに来ると、熟したいちごの殆ど全部が無くなってしまっていた。

しかし、おそばせながら乾季入りしたので、月末から来月にかけて、第一期のラッシュが来てくれると期待している。

葉っぱの感じは良いので、沢山なると思うが、ワンナムキアオやチェンマイのいちご園では、今年はいちごが不作とのことなので、カオヤイいちご園でもあんまりお金を稼げないかも知れない。

未だお客さんが少ないので、野菜農園の方も活躍していないが、自分達の食べる野菜を提供してくれている。

これは日本のナス。

これはレモンバーム。とてもいい香りで、ソーダ系の飲み物に添える。

沢山植えたミニトマトは半分以上が病気で駄目になってしまった。もう一回種まきしてみようかな。

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https://www.facebook.com/strawberry.khaoyai?mibextid=ZbWKwL

We are No.1

北海道フラワーパークが数あるフラワーパークの中で多分1番だと思う。

何時まで続くかな。

水源の川が大氾濫

毎年、この時期になると大雨が降って、我らが水源であるのラムタクローンというカオヤイ国立公園から流れ来る川が氾濫する。

普段は川幅5~10メートルほどの川が、氾濫して川幅が20倍の200メートル以上になる。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid035nWaUK9PAfEaXRGnMTcEMcDpJ1uRN1Ei8vSApafHfLRNSQ51F2sXGxzyS12Hm4Nnl&id=100004130297158&mibextid=ZbWKwL

ポンプ台の屋根が見えるのでポンプは多分流されていない。

眼の前に見えるのは、川に向かう道。川まで200メートルあるが、川になっている。

こちらは、3km下流の北海道フラワーパーク後方の水源ポンプに続く道。

しかし、水が来ていてポンプまで行けない。

どう見ても、ポンプ台の屋根の上まで水が来ている。

どちらのポンプもコンクリート土台に鉄骨を立てた台にボルト止めしているので、多分流されていない。

しかし、モーター内部やキャパシタが水没しているので、今電気を流すと一発で壊れる。というか、ポンプ近くの人が感電する。

水が引いたらし、綺麗な真水で内部まで洗い流し、それから完全に乾かしてから電流を流してみる。

運が良ければ、壊れてない。

去年は水没しても壊れなかった。

襲われていたら、30000バーツの出費となる。

フラワーパークは井戸があるので生活波出来るが、いちご園は川の水しかないので、2日以上ポンプが使えないと生きて行けない。

今夜も雨。

明日の水位は上がるだろうか下がるだろうか。

心配だけれど、雨季明けは近い。

後2週間くらいで、ピタッと雨は降らなくなり、乾季入りとなる。

そうしたら、フラワーパーク開園だが、連日の雨で諸々の準備作業が停滞している。9月中に全て終わらせておきたかったが、何時ものように作業はひと月遅れ。

いちご定植完了

今日は僕等のカオヤイいちご園の定植日。

大勢の仲間が手伝いに集まった。

例年は22~26人位だが、今日は32人と今までで一番多かった。

それぞれいちご園を持つプロと、そのワーカー達。

ガキンチョは何人か数えられなかったが、多分20人位。

僕らはお昼ごはんと飲み物とおやつを提供したが、労賃は払ってない。お互い無償で助け合う良い仕組みだ。

大人数なので、仕事は速い。朝8時からいちご株のビニールポット剥きを始めて、11時半に終わり、お昼ごはんを食べて12時15分から定植を開始。

15時には3万株の定植が完了した。

オーガニック野菜園を作った

カオヤイ地区にあったライバルいちご園の数は減った。

残ったいちご園も、いちご園の面積を減らし、フラワーガーデンの面積を増やしている。真似っ子しーである。

ならば、カオヤイの元祖的存在である僕等のいちご園は、逆にフラワーガーデン部分を減らし、いちごを植える畑の面積と植えるいちご株数を増やす戦略で対抗する。

更には、新たに広めの野菜ガーデンを新設した。

1.2m x 4mのライズドヘッド花壇を10基と、1.2m x 15m のライズドヘッド花壇を4基作って、そこにワンナムキアオのマシュマロいちご園から回収してきたココナッツ培養土をたっぷり入れた。土は入れてない。

このような古いココナッツ培養土では、野菜や草花が勢い良く育つ。

写真でも見える様に、ミニスプリンクラーのウォーターシステムも整備した。

そこに、ミニトマトやキュウリ、ナス、二十日大根、ハーブ類等を植える。

いちご園にいちごが少ない時期に、ミニトマト狩りや野菜狩りを楽しんで貰う。

売りは、オーガニックと新鮮さ。

最近のバンコク都会っ子は、トマトや野菜を自分で採ったことがないので、それもいちご狩りと同様に楽しめる筈。

日本で買ったミニトマトの種と、数年前から持っているミニトマトの固定種のタネを先月蒔いて、芽が出たので、早速植えてみたが、期待通りグングン成長し出した。

お客さんの為であってワーカーの為ではないが、余った野菜は彼らの食事にも使ってもらう。

ハーブ類は、ちょっとずつちぎってソーダ類やイチゴシェークのトッピングにしたい。

カオヤイいちご園の準備

僕らが日本に行っている間に、ワーカー達にカオヤイいちご園の準備をしてもらった。

未だ配水経路の末端部分が出来ていないが、いちご園のいちごを植える白いプラスチック鉢とその中の培地はだいたい準備できた。

今期は、カオヤイのいちご園は3割位減りそうな気配で、且つ継続するいちご園の大半がいちご畑の面積を減らしている。

その分、花を植えてフラワーパーク的に飾ろうとしている。

だから、僕らは逆に元祖カオヤイいちご園のいちご畑の面積を増やした。

何も生えて無いが、シンプルで美しい。

ここに、ドリップ形式の配水管を一つづつ入れて、更に豚糞か何かを載せれば、時期が来ればいちご苗を植えけられる、

それは9月後半ろ思うけれど、ひとまず準備が出来てきたということでほっとしている。

いちご棚の再建

去年、マシュマロちゃんの兄貴夫婦が手伝ってくれて、僕らが考えられる限りの素晴らしい温室といちご棚を作った。

鉄角パイプで三角形の2階建ていちご棚。

作った時は大満足。いちご園全部をこの様にしようとさえ思ったが、やってみるといろいろ問題点が見えてきた。

作った時に想像していた以上に重くなり、だっぷり水遣りしたら棚の鉄角パイプの接続ボルトが切れて部分的に倒壊してしまった。

重さで鉄角パイプが土に埋まって、棚の高さが不均一になったのも倒壊の理由だった。

その後、弱い箇所は補強して、いちご狩りシーズン中はもう倒壊することはなくなったが、他にも問題が残った。

いちご株の高さが違うとウォーターシステムの水圧が違うので、均一な水遣り、肥料やりがとても珍しく難しかった。結果として、上の階のいちご株は乾燥気味になり過ぎた。

1階の2列のいちごも、内側になったいちごが見え難く、狩られる前に悼んでしまう実が多かった。

マシュマロちゃんが言うには、内側の葉への農薬散布が難しく、結果として害虫スリップスが蔓延ってしまった。

勿論、いい点は沢山ある。

しゃがまなくてもいちごの世話やいちご狩りが出来て、腰を痛めることが減った。

雨が降っても気にせずイチゴ狩り出来た。

ということで、今期は更に一歩全身するために、思い切って鉄角パイプで作った2段の棚を全部撤去して、鉄角パイプではなくてコンクリートブロックで棚を作ってみた。

コンクリートブロックは12段もあって不安定なので、その両側に鉄角パイプを撃ち込んで倒れないようにした。

これで多分倒れないとは思うが、地面が濡れるとカチカチに固まった土が粘土のように柔らかくなるので、その時にぐらつかないかちょっと心配。

いちご台の高さは70センチ。なので、いちご苗の位置は地上90センチ、いちごの実の高さは地上60~80センチ位になるはず。

高さが同じ位なので、水や肥料は均一にできると思う。

また、農薬散布がやり難い場所も無くなった筈。

将来の補修も超楽ちん。

ただ、美しくない。ブロックがイメージを悪くしている。

もっと見た目がいい材料にすれば良いが、コストが掛かり過ぎる。ここで使ったコンクリートブロックは強度はないが一個5バーツととても安い。それでも全部で1900個使うので、馬鹿にならない。高い材料は使えない。(初めビールケースを探したが、安くないし、見映えは更に悪くなるので止めた。)

地面をコンクリートで全面固めれば、強度も見た目も良くなるかも知れないが、カオヤイの自然志向のイメージからズレすぎるし、お金も掛かり過ぎる。

更には、享年は温室1棟に6列植えられたが、今年は4列。3割も面積が減ってしまう。

ただ、千葉の先輩いちご農家も2段栽培はやってないので、やはり問題があるのだろう。

まあ、やってみなけりゃ分からないので、今期はこれでやってみよう。

ところで、僕らのフラワーパークが流行ったせいで、カオヤイの他のいちご園はフラワーパークに転向したり、いちご園の広さを減らして花エリアを増やしている。

だから、僕たちのカオヤイいちご園は逆にいちご園を拡大する。カオヤイの元祖いちご園としての威厳を保つ。

フラワーパークがライバルに食われる分、いちご園の地位を上げる努力をする。

いちご園に花はあまり植えない。

その代わり、お客さんが採れる無農薬野菜やミニトマトを増やすつもり。

いちご園ショップの床修理

カオヤイいちご園のショップは、2018年の秋に友人とその仲間達が頑張って建ててくれたお陰で、今でも立派に使えている。

骨格と屋根が付いた時の写真

しかし、もう5年も使っているので、大勢が乗っかる縁台部分が弱って来ていた、

それで、今年はその演台部分のスマートボードを剥がし、鉄パイプの錆で弱くなった部分を補強することにした。

スマートボードやその上の飾り板も新品に交換した。

鉄パイプの土台を増やし、地面のコンクリートでしっかり支えた。その後、スマートボードを貼り直したところ。

もう上で飛び跳ねてもビクともしない。30人乗っても大丈夫だと思う。

これを縁台全て(2.4m x 18m)行った。

男二人で丸6日間。材料費は約4万5千バーツ。

結構しんどい作業だったが、もしこれをやらなければ、来期あたりお客さんの重さで縁台の床が抜ける事故になっていたかも知らない。

ただ、ショップ全体の見た目は、床が新しくなっただけで殆ど変わってないので、あまり進歩感がない。

マシュマロちゃんからは、ショップのイメージを格段にアップしてほしいと言われているが、正直何処をどうすれば良いのかアイデアが浮かんで来ない。

川からの配水管やポンプ迄の電線も全面補修したので、あと何年も使えるようになったが、イメージアップするにはそういう補修じゃ駄目なので困った。

ウイスキーをくれる訳

カオヤイいちご園の土地のオーナーは、月に2回くらい僕らをディナーに誘ってくれる。

有り難いけど、ちょっと鬱陶しい。

行ってみると、大抵は僕等以外にも人が居て、皆華僑ながら、カナダ在住だったり、台湾在住だったり、カンボジア在住だったりと、妙に国際的だ。皆、遠い親戚関係みたい。

どうやら、週に半分くらいの日は、オーナーはこうして誰かとディナーを楽しんでいるようだ。

そして、全部オーナーのおごり。

毎晩のようにそんなことをして、何が楽しいのかどうか分からないが、そういうことでお金を使うことは苦ではないらしい。或いは、お金が余り過ぎていて、使って減らしたいのだろうか?

このあたりの気持ちは、貧乏人の僕やマシュマロちゃんには分からない。

時々、ワーカーや親族も連れて行く。普段は滅多に食えない美味しい料理がタダで食べれるので、さぞかしハッピーかと思えば、気を使うせいか、皆「もう二度と行きたくない。」と言う。

僕は、人の和が広がるのと、何時も高いウイスキーを貰えるので、少々鬱陶しくても毎回行っている。そして、毎回酔っ払って帰って来る。

今回貰ったのはコレ。

「今日はあんまり良いウイスキーがないが、これで良ければ持って行ってくれ。」とオーナーに言われた。勿論、僕はこれで十分。

何時も高級ウイスキーをくれるので、聞いてみた。

「なんで何時もくれる訳? なんです何時も高級ウイスキーがある訳?」

多分、この質問は3回目だと思うが、前回始めて理解出来た。

オーナーの回答は、

「俺の弟が警察官なんだよ。彼が押収した酒を持って来てくれるんだ。」

警察官と言っても、多分貿易関係で、違法輸入や関税抜け等で押収するウイスキーが山程あるらしく、それを横流しして貰っているらしい。

つまりは、オーナーにとってはタダの品。

しかも、一人では呑み切れる量じゃない。

だから、僕にくれる。

僕は貰ってハッピー。

ウイスキーが本物かどうかは定かではないが、十分美味しく頂いている。

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ハムケン

Author:ハムケン
サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった親父。
タイに来て早10年。挑戦と冒険の心を忘れずに、異国でセカンドライフを謳歌している60代のオヤジです。

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