夏来たる
朝5時過ぎ、辺りはまだ暗く、ほんのり暁の気配が感じられるようになると、蝉が一斉に鳴き出す。
まだ家禽も起きてないにも関わらず。
日の出の頃には、カオヤイの借家でも20℃を超えている。明るくなれば、もう25℃。
お昼になれば、30℃を超える。
そうなると、セミはもう鳴かない。
今月に入って数回雨が降ったので、山は急に青さが蘇って来た。
後一ヶ月で、ソンクラーン。1年で一番暑い季節を迎える。
朝5時過ぎ、辺りはまだ暗く、ほんのり暁の気配が感じられるようになると、蝉が一斉に鳴き出す。
まだ家禽も起きてないにも関わらず。
日の出の頃には、カオヤイの借家でも20℃を超えている。明るくなれば、もう25℃。
お昼になれば、30℃を超える。
そうなると、セミはもう鳴かない。
今月に入って数回雨が降ったので、山は急に青さが蘇って来た。
後一ヶ月で、ソンクラーン。1年で一番暑い季節を迎える。
先日ブリラム大地の大平原を走った時に、車窓から写した風景をTouTubeにアップしてみた。
別に綺麗な動画ではないが、イサーン台地の風景がよく分かると思う。
タイって広いなあと思う。
忘れ難い風景であり、将来もずっと無くならないで欲しいと思う。
乾季に入ってから、初めてじゃないだろうか。
昨夜半から今日にかけて、割と本格的な雨が降った。
いちごの葉も洗われて、スッキリしたが、土の跳ね返りを受けた実は、数日中に傷んでしまうだろう。
ただ、第三波の実が続々と上がっているので心配することはない。
寧ろ、山に降った雨が我らが水源ラムタコーンに降りて来るので、あと一ヶ月雨がなくても涸れることはなくなるだろうから、恵みの雨と考えている。
また、実は昨夜カオヤイ農園に大型の野生ゾウが2頭現れて、レンジャー等が来て大騒ぎになった。
今朝見ると、脇にソイに糞が散乱していたものの、いちご園には被害はなかった。
雨が降ったので、山に帰ってくれたのではないかと期待。
ただそれだけの話。
昨夜は、何時ものタイ飯が食べたくなくなったので、イタリア風モールのパリオにあるMKでタイスキを食べた(タイ飯じゃん!)。
夕方で大方のお店も閉まっていて閑散としていたが、マシュマロちゃんが僕の新スマホで撮った写真がよく写っていた。
MKタイスキは、高かったけど美味しかった。
中国人団体が減って、パリオも閑古鳥だ。
カオヤイ農園の東1kmにはセブンイレブンがあって、毎日1回は通っている。
別にセブンが好きな訳ではないが、電気インターネット等の支払いから、お昼ご飯や水ビール牛乳等の購入など1箇所で用が足せるので便利なのだ。
嬉しいことに、昨日更に近い場所(約500メートル先)に、もっと大きなセブンがオープンした。
駐車スペースも広く、道の反対側はロータスがあるので、とても便利。
弁当類も豊富。別にさほど美味しくもなく値段の割に量が少ないが、脂っこくてやたらと辛い屋台のタイ飯よりも健康的だと思う。
去年は借家の近くにセブンが出来た。これで農園から半径5km以内にセブンが5軒あることになる。
ディスカウントスーパーBigCも、道具屋タイワサドゥも新たに開店し、カオヤイ近辺は年々賑やかになってゆくようだ。
3日前から水を買って溜池に入れ出した。
他人の土地の池から水を拝借していたが、土地のオーナーか他に同じ池の水を利用していた人から、「水を使うな」と文句が出たらしいので、やむなくポンプと塩ビパイプを撤去した。
もう水源がなくなったので、仕方なく水を購入するしかなくなった。
大きなトラック積んだタンクに6.5トンの綺麗な井戸水が入っていて、それを惜しげも無く濁った溜池に放出する。
本当は同量以上のタンクに溜めたかったが、タンクがないので仕方がない。
ただ、この溜池は長く水が入っていたので、殆ど水が地下に流れ出ない。それに、ここに溜めれば今までと同じ手順で水が使えるので使い勝手が良い。
現在の溜池の様子
真ん中の魚が作った丸い穴が水位の目印。数日前は、あれが水面下にあった。
この水足し作業を一日一回3日目続けた。
溜池の水位は、毎日水を10トン位使うので、3日で10センチ程低下してしまったが、一日3センチの低下で済んでいるので、この調子で毎日水を買い足して使っていれば、あと20日位使える計算になる。
1日あたり800バーツも購入費なので出費になるが、いちご全盛期の今、水を切らして枯らしてしまう訳には行かないので仕方がない。
この井戸がいつまでも涸れずに使えることを祈るばかりだ。
それにしても、今年の水不足は深刻である。
借家の水道はずっと水切れで、昨日はデーサバンのトイレのシャワー室を借りてシャワーを浴びた。
一日数回しか水が出ないので、洗濯や食器洗いが停滞している。
もう限界に近い。
聞くところによると、メコン川の低水位は近年にない程で、イサーン地方の水不足はかなり厳しい状況らしい。
だいぶ寒くなった。
カンカン照りで昼の気温は28℃になるが、夜の8時には16℃迄下がり、今朝は11℃迄下がった。
バンコクやシンガポールからのお客さんも、
「ここが、こんなに寒いとは思わなかった。」と言って驚く。
防寒着やヒーターが無い分、余計寒さを感じる。
ああ僕も、暖かい温泉に浸かりたい。
今年の乾季、寒季はちょっと凄い。
雨は全く降らず、山の木は枯れ、トウモロコシ畑や花壇も空っから。
昨夜の気温は16℃。
お昼にやっと21℃。
明日朝の気温は11℃。
長袖二枚重ね着でも寒い。
何処の話?
タイのカオヤイの話だよ。
バンコクやシンガポールからのお客さんは多いけれど、いちご園のいちごは全部採られて、何にもない。他のいちご園も同様。
僕が自転車でサトーンからタニヤを通ってチュラロンコーン大学に通っていた頃、自転車は危なくて、モトサイが買えない貧乏人の交通手段だった。
でも、健康志向、自然志向で、これからは自転車が流行ると思って、自転車商社をやろかと思ったが、結局やらずに農家になってしもうた。
カオヤイとワンナムキアオは、タイの中でも有数の自転車天国で、自転車専用道路もたくさんある。
我がカオヤイいちご園の前の道路も、自転車専用車線を増築することになった。
かつては、ハーレーでドカドカ連なって来る親父族や、400ccの白バイクラスのカップルライダーが目立っていたのに、この頃は自転車族集団が幅を効かせている。
毎日のようにマウンテンバイクやロードレーサーの集団がやって来るのだが、土日には自転車関係の大会が多く開催されている。(マラソンも毎週の様)
こんな感じの集団が、何十集団も続いて来るから呆れる。
最近は、カオヤイからワンナムキアオ迄の50km以上のレースもある。
モトサイバイクよりも自転車バイクの方がより健康志向、自然志向なのだが、自転車は軽くすることに命を掛けているので、途中でカオヤイ農園に寄ってお土産を買うなんてことは絶対にない。
仮に一服為に立ち寄っても、健康的じゃない甘いいちご製品は買わない。
つまり、余り有り難くない。
先日は、ワンナムキアオのマシュマロいちご園に仕事で行く際に、このサイクリング大集団にぶつかってしまった。
追い抜きたいのに危なくて追い抜けない。
警察の白バイやパトカーが援護していて、無理なことをすると直ぐに捕まりそう。
でも、何キロもノロノロ運転している暇はない。
そこで、パトカーの真後ろに着けて、追い抜きたい気持ちをパトカーの運ちゃんに表現したら、初めは左に寄るように指示していたが、遂にはこっちへ来いと追越車線に誘導してくれて、自転車集団を追い越す事が出来た。
今日、また豚糞を取りに行った。
前回は亡くなったワーカーと二人で来たが、今回はマシュマロちゃんと二人で
僅か半月前は元気だったのに。
その時も居た水牛。
養豚場前の水場で遊ぶ水牛達(タイ語でクワイ)。
放し飼いで人も居ないのに、何時もこの辺りに居る。
水牛は夜にしばしば泥棒されるらしいが、ここの水牛はどうなんだろう。
一番(つがい)買って、溜池辺りで飼ってみたい気がする。