美しい時期

マシュマロちゃんは、こんなジジイを愛してくれる世界で一人しかいない貴重な存在なのだが、同時に毎日俺様のやることに煩くケチをつける世界で一番煩い女なのだ。

知恵と努力の賜物であるはずの僕のウォーターシステムも、「使い物にならない」とか、「直ぐに取っ替えてくれ」とか言って、僕の自尊心をズタズタに切刻いてくれる。

僕は自分の尊厳にかけて、「取っ替える必要はないし、取っ替えるにしても、これより良い方法は無い。」とか言って無視している。

幸いにもこの二週間余り毎日雨が降って、問題のウォーターシステムを使う必要もなく水遣りが出来た。

マシュマロちゃんの週2回の肥料やりも功を奏して、植えたバーベナはぐんぐん育って、まだ開園一ヶ月以上前だというのに、一番美しい状態に突入してしまった。











まだ満開ではないけれど、若い少女のように、ある意味一番美しい季節を迎えつつある。

このまま行くと、一ヶ月後には種が出来て色褪せてくる。

なので、多分一度花を刈る必要がある。そうすることで、開園のときに一番美しい時期を迎えることができる。

商売としては、時期の調整が難しいけれど、予想以上に良く育つことは土が良いことを意味しているので、長期的には嬉しい現象だ。

この花園でお金が稼げるかどうかは全くの未知数だが、今季は初めての挑戦で右も左も分からなかった訳で、言わば予行練習みたいなものと考えて、ゆったりとした気持ちでいれば良いと思う。

分かったかな? マシュマロちゃん。




カニクリームコロッケに挑戦

北海道だからカニクリームコロッケが良いのではと言う単純な発想で、今日カニクリームコロッケの自作を試みた。

参考にしたのは、
こちらのレシピ

カニ缶はなかったので、標準品の倍の価格のカニカマを使った。カニカマなのは、参照レシピも同じ。

作り方は省略して、出来上がりはこんな感じ。



肉ジャガコロッケよりも見た目は良くなった。

だけど、味の方は。。。

美味しいか不味いかと言えば、美味しかった。

だが、肝心の蟹の風味が全然ない。牛乳は500mlも使ったのに、北海道ミルクの香りがしない。

香りといえば、玉ねぎの香りだけ。

マシュマロちゃんにも大不評で、
「こんな味は嫌い」
の一言で残されてしまった。

ちょっと悔しかったが、これじゃ売れないなと思った。

揚げ物は難しい。唐揚げとフレンチポテト位しかまともに出来ない。アメリカンドッグのように、人手と時間がかかるので、やっぱりコロッケも止めた。



今日はワクチン接種で全員お休み

バンコク首都圏でのワクチン接種がほぼ一巡したので、やっとのこと地方の貧乏人にワクチンが回ってきた。

今日は、マシュマロちゃんと我が住込みワーカー3夫婦計6名が一回目のワクチン接種を行った。僕と子供たちはお留守番。

売って貰ったワクチンは、当然中国のシノファーム製。旧来型の不活化ワクチンだ。

IDカードを持っていけば、何処の住所だろうが、無料で接種してもらえたそうだ。

ただし、朝8時に行って、終わったのは正午だった。

シノファームの有効性がどれほどなのか、信頼できるデーターは少ないが、一般には下記のように一定の発症予防効果と重症化予防効果があるらしい。


この表によれば、ざっくり言って、僕が受けたアストラゼネカのワクチンと同程度みたいだ。

感染予防効果は特に変異株には多分ないと思う。

ともかく、打たないよりはマシみたい。

今のところ、全員重篤な副作用は出ていないようで、やれやれである。

今日は、ワクチンの後、皆でムーカタを食べようと言っていたが、雨が激しく降ったので中止になった。









中国製ラピッドアンティジェンテストキット

もう一月ほど前になるが、中国製のrapid antigen test kitを入手した。

いちご園仲間の婦人が一緒に買わないかと誘ってきて、マシュマロちゃんが一箱購入したようだ。



こんな包装で、英語だった。



中はこんな感じで、10箱入り、つまり10回検査できる。

確か、1500バーツ位の価格だったように思う。




ちゃんと、添付以上が入っていて、説明書の図の部分のみ示すと、こんな感じである。






PCR検査と類似の方法でサンプルを採って、後は希釈液に溶かして一定量を注入して数分待つだけだ。



まだ使ってみたことはない。
コロナと言っても、いろんな症状が出たり出なかったりするので、怪しい時はこのキットで確認してみるのが良いだろう。

フラワーガーデンの看板


フラワーガーデンの入口や店の壁に貼る広告をデザインしてみた。

デザインのポイントは、丸と白。(ELカフェからのパクリ。)




















毎度、ダサいと避難されるが、第一弾はこの中から選んで作ってみるつもり。

デザインセンスのある人の助けが必要かも。



ELカフェは連日の盛況。

見てると、コーヒーが目的じゃないし、風景でもない。カフェのデザインの前で写真を撮ること。これがELカフェに来る客の目的。
僕には理解不能。

こんなに余った花達

勢い良く種蒔きや挿し木をして来たのは良いけれど、フラワーガーデンに大体定植が終わった今日時点で、尚も余っている苗の多いこと。

全然足りなかったり、大幅に余ってしまうことは、数を考えず働き出すタイ人に良く見られる(こういう失敗は、日本人には余り見られない)。




これ全部バーベナ。数千株もある。どうするんだろう。

宿根アスター。咲き出したのもある。




今年はいちご子苗も頼み過ぎて大量に余った。88番が全量廃棄となり、足らなくなるのが普通だが、緊急追加購入したら妙に余ったので、余った分をポットに植えてある。お客さんに安く売れば、子苗購入費が浮かせる。



他にも増やした花があるが、もう植えるスパースが無くなった。






一部を欲しい人に安く売って、残りは置き場所もないので、捨てるんだろうなあ。

肉シャガコロッケ

北海道と言えば、カニとトウモロコシと牛乳だから、コロッケが良いんじゃないかと思った。

コロッケを揚げる揚げ器は、去年アメリカンドッグをやろうとして買ったのがある。

1番やりたいのは、カニクリームコロッケだが、その前に肉ジャガコロッケを作ってみようと思った。

何故なら、コロッケなんか作ったことがなかったので、いきなりカニクリームコロッケは難しいだろう。

それに、ちょうどワーカーから貰った採れたてのジャガイモが沢山あった。

子供の頃、毎日豆腐屋が豆腐を売りに来ていて、お母さんに頼まれて豆腐を買うお手伝いをしていた。豆腐なんか、子供の僕にはそれ程美味しい食べ物には思えなかったが、豆腐屋が売っていたコロッケが滅茶美味しかった。多分、挽肉なんか入っていなかったし、入っていたとしてもコロッケ一つに数粒程度の量だったと思うが、すごく肉の味がして美味しかった。豚脂肪の油で揚げていたからだと思う。冷めると白く油が固まった。

その味が懐かしくなって、自分でコロッケを作ってみた。

作り方は、料理研究家リュウジさんの動画を真似た。

揚げ方が悪かったのと、良いソースがなかったので、感動する程の味にはならながったが、
「おう! これがコロッケの味だ!」
と思い出した。僕は大きなコロッケを4つも平らげた。マシュマロちゃんも3つ食べてお腹いっぱいになった。


ちょっと揚げ過ぎたみたい。


ご飯も野菜もないコロッケだけの夕食になったが、胃袋に気持ちよく馴染んで、全部僕の身体に吸収されて行った。

コロッケって、タイにあるようで無い食材だけれど、多分タイ人に馴染みやすい味じゃないだろうか。

沢山作って冷凍しておき、売れそうな分だけ揚げ器で揚げれば、いい軽食として人気が出るかもなあ?

アメリカンドッグよりも単価が安く出来るし、冷めても美味しいと言う利点がある。(それにつけても、アメリカンドッグが成功しなかったのは悔しい。ワーカーは美味しいと言って喜んで食べたのに。。。)

しかし、本命はカニクリームコロッケだ。

カニ缶か、ちょっと高級なカニカマを使って、ミルキーなクリームコロッケを作れば、いかにも北海道らしくて、珍しくて受けるのでは? 冷めると駄目だけど。

まずは、次回カニクリームコロッケを作ってみて、ワーカー達に食わせて見て、反応を見てみようと思っている。

住込みワーカーのトウモロコシ

フラワーガーデンに住んで貰っているワーカーが、フラワーガーデンの後方や脇の隙間にいろんな野菜の種を蒔いて育てている。

「野菜は買うと高いから、土地があるなら自分で育てた方が良いわ。」

そう言って、早朝や夕方仕事が終わってから、せっせと畑を作っていた。

そうして、今では何種類もの野菜を自分で収穫して食べるようになり、滅多に市場で野菜を買う必要が無くなった。

それどころか、たくさん採れた野菜を僕らや他のワーカーに分けてくれている。

例えば、トウモロコシは週2回くらい食べる分だけ採っていたが、昨日はたくさん採って、1日だけで大バケツ一杯約50 個も採れた。それを、半分以上僕らにくれようとするので、丁重に断って8個だけ貰った。



茹でてみると、たまらなく美味しかった。まだ完熟前のトウモロコシで、柔らかくて甘かった。

2日間食べても、僕らは一回に一つかせいぜい2つしか食べないので、まだ残っている。


白くて熟すとところどころ紫になる懐かしい品種だ。

それで僕は思い付いた。

「北海道で人気のある真っ白でとても甘いトウモロコシがある。その種を買ってきてあげるから、フラワーガーデンの後ろの空地に植えたらいい。上手くすると、そのトウモロコシは売れるよ。」

それが例のピュアホワイトと同じだとは断言できないが、多分日本から持ち込まれた種から育てた品種だと思う。

既に、タイでたくさん売られている。

もうあと一月程で雨季は開けるので、ちょっと蒔くのが遅いけれど、水さえやればちゃんとなるんじゃないだろうか。

トウモロコシは2メートル位の高さに茂るので、後方に4~5家族が住んでいる生活臭ムンムンの家をトウモロコシが隠してくれるのではないだろうか。

(読者のコメントからの提案が活かされそう。)



フラワーガーデンの現状

フラワーガーデンの花達の9月末の現在の様子。

バーベナの様子




株元から拡がり生育良好。





花が咲き出し、アゲハ蝶や蜂が寄ってきた。


宿根アスター(タイではマーガレットとカッターと呼ばれる)


この花は、電照菊のように日照時間を調節しないと年末年始以降に咲かせるようにしないと大きく美しくならない。でも、11月以降に低い丈ながら綺麗に咲くことは咲く。青紫色と白色。


宿根ピンクバーベナ


ピンク色のバーベナ。
珍しい品種で日本から取り入れ種で、本来大きく広がる筈が、土が合わないのかどうも生育が悪い。でも僕はこの花が好きで期待している。


槍鶏頭(セロシア)





赤とピンク色だけ。
この数日で定植した直後。
オレンジ色と黄色の花の種も買ったが、まだ植えてない。もう植える場所が無くなった。

20センチ間隔でポタポタと水がドリップするタイプのウォーターシステム。花に水がかかると痛むのでこのタイプにした。



セロシアの後方には、来月コスモスを植える。

おそらくは10万株以上の花を植えたことになる。この膨大な作業は、マシュマロちゃんとワーカーが手間隙かけて育てて植えたもので、僕はほぼやってない。彼らの頑張りには感心する。

花を育てて植えるのは、僕は大好きだし、40年の経験と知識がある。得意分野なのだ。しかし、小さな庭になら出来ても、畑じゃ全く働けない。15分で背中が痛くなるので地面の仕事は殆ど出来ない。

貢献したのは、バーベナの種の春化処理と、ウォーターシステムの設計と設置くらいか。



第三期いちご定植

期待の88番は廃棄処分となったが、空いていたビニールポット培地に、緊急で運んで貰った80番の苗を本日定植した(ワンナムキアオのマシュマロいちご園は明日)。







スリップスのいない綺麗な苗だった。

新しい挑戦は出来なかったが、今回の80番のいちご苗は健康そうだったので、却ってホッとしたような気もする。

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サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった50代親父。

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