カオヤイいちご園の周りの山
カオヤイは大きな山という意味。
タイの山は石灰岩か砂岩が殆ど。カオヤイは石灰岩で、山は侵食で穴だらけ。
それが落ちて、険しい崖の山になる。
山は乾ききって落葉している。
ラムタコーンの水も僅か。
カオヤイは大きな山という意味。
タイの山は石灰岩か砂岩が殆ど。カオヤイは石灰岩で、山は侵食で穴だらけ。
それが落ちて、険しい崖の山になる。
山は乾ききって落葉している。
ラムタコーンの水も僅か。
これは何の卵か分かるかな?
アヒルじゃないよ。それよりかなり大きい。
アヒルの卵はタイでは広く出回っている。それでいて目玉焼きや卵焼きを作るとコクがある濃い味がする。
店先で見かけた時は驚いた。
これは白鳥の卵。
天然物。
お店のおばちゃん曰く、
「主人がどっかから取ってきたのよ。」
「じゃあ、自然のもの?」
「そう。天然物よ。」
値段も安かった。一つ10バーツ。珍しいもの好きな僕は買うしかなかった。全部で7つ。
「こいつで目玉焼きを作って写真を撮ってみよう」
と思ったが、いつものクイッティオ屋に行ったら、自分で料理するのが面倒になった。
ところで、タイの目玉焼きは、日本のものとは全然違う。大量の油をカンカンに熱して、そこに卵をぶち込む。目玉焼きじゃなくて目玉揚げと言ったほうが正しい。
タイ語では、カイダーオ。直訳するとお星様卵という。白身の縁が揚がって黄色くカリカリになっているのでカニ星雲みたいではある。
クイッティオ屋に2つ目玉焼きにしてもらったのがこれ。
もっとでかいかと思ったらそうでもなかった。しかし体積は大きくて、2つ食べきれなかった。お味の方は、濃くて美味しかった。それ以外は匂いもなく、鶏卵と同じ。黄身の色が真っ黄色だった。
家に帰ったら急に腹が痛くなって、朝までに4回もトイレに行く羽目に。
でも、鮮度が悪かったのではなくて、食べ過ぎで消化出来なかったのだと思う。
💩が硫化水素の匂いで凄かった。
日本にも当然あると思うけど、最近中国製のブルートゥースレシーバーを2つ買って、とても快適、大満足した。
何故ならば、最近買った車のオーディオがちゃっちくてブルートゥース付いてない。カオヤイいちご園に流す音楽のために設置した680バーツの安いアンプにブルートゥース付いてない。
日本で作ったアカウントを使ってグーグル·プレイ·ミュージックがあるけど、あれは暗号化されていてメモリーカードに落としても再生してくれない。
スマホに直接ライン接続することは出来るけど、そうするとモバイルが持ち運べなくなり不便。
でも、ブルートゥース飛ばせば大丈夫。
まずは車用。
タバコ電源にぶち挿して使う。スマホからレシーバーまではブルートゥース、レシーバーからカーオーディオまではFMで飛ばす。
ライン接続も出来るが、買って袋から出したときに落として、イヤホンジャックの接点が壊れた。一発で簡単に壊れるところ流石中国製。でも、ライン配線はエレガントでないので、FMでちょうど良い。ちゃんと電話のハンドフリー機能もついている。ブルートゥースのバージョンは不明。
ちゃんと無線リモコンも付いて370バーツ。
次はいちご園用。
USBソケットに挿して使う。写真にはないが、出力はライン接続。
180バーツ。
ブルートゥースのバージョンは2.1
ブルートゥース4.1のものはラザダで中国製の海外配達で200-400バーツで買えるが、海外配達だと時間が掛かる上、キャッシュ·オン·デリバリーが効かない場合が多いので、タイのローカル市場で買うことにした。
これで車でも、いちご園でもグーグルプレイミュージックが使えるので音楽ソースに困らない。
ただ、残念ながらタイはまだグーグルプレイミュージック未対応なので、ルークトゥンやタイポップは僅かしかない。
接続したまま電話掛けたら、声がいちご園中に放送されてしまった。
タイのタバコはえげつない写真がデカデカと表示されて買う気が失せる程だが、ユーモラスなのもあった。
多分、タバコを吸いすぎると息子が立たなくなるよという警告。
インドネシアからの輸入品で53バーツと安い。
最近のお気に入り。
禁煙はどこに行った???
タイの政権は汚職撲滅を目指しているが、下のデータを見る限り改善どころか悪化している。
国際非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナルの2016年版の腐敗認識指数の結果が出た。
中国の腐敗度は2年連続で改善。
一方、アジアの主要経済国10カ国のうちタイのイメージが最も悪化した。調査対象となった176の国と地域のうち中国は79位と、インドと同順位。
アジア10カ国・地域のうち中国以外でイメージが向上したのは香港だけだった。
14年のクーデター以降、軍事政権が統治しているタイの順位は35低下し101位。
チェーンワタナはともかく、地方の警察の行動をみると、汚職を無くそうという動きすら感じられない。
以下、トランスペアレンシー・インターナショナルのホームページからダウンロードしたデータをそのまま掲載
国 清潔度指数 順位
New Zealand 90 1
Denmark 90 1
Finland 89 3
Sweden 88 4
Switzerland 86 5
Norway 85 6
Singapore 84 7
Netherlands 83 8
Canada 82 9
Germany 81 10
Luxembourg 81 10
United Kingdom 81 10
Australia 79 13
Iceland 78 14
Hong Kong 77 15
Belgium 77 15
Austria 75 17
The United States of America 74 18
Ireland 73 19
Japan 72 20
Uruguay 71 21
Estonia 70 22
France 69 23
Bahamas 66 24
Chile 66 24
United Arab Emirates 66 24
Bhutan 65 27
Israel 64 28
Poland 62 29
Portugal 62 29
Barbados 61 31
Taiwan 61 31
Qatar 61 31
Slovenia 61 31
Saint Lucia 60 35
Saint Vincent and The Grenadines 60 35
Botswana 60 35
Dominica 59 38
Cape Verde 59 38
Lithuania 59 38
Costa Rica 58 41
Brunei 58 41
Spain 58 41
Georgia 57 44
Latvia 57 44
Grenada 56 46
Cyprus 55 47
Czech Republic 55 47
Malta 55 47
Mauritius 54 50
Rwanda 54 50
Korea (South) 53 52
Namibia 52 53
Slovakia 51 54
Malaysia 49 55
Croatia 49 55
Jordan 48 57
Hungary 48 57
Romania 48 57
Cuba 47 60
Italy 47 60
Saudi Arabia 46 62
Sao Tome and Principe 46 62
Suriname 45 64
Montenegro 45 64
Oman 45 64
Senegal 45 64
South Africa 45 64
Greece 44 69
Bahrain 43 70
Ghana 43 70
Solomon Islands 42 72
Serbia 42 72
Burkina Faso 42 72
Turkey 41 75
Kuwait 41 75
Tunisia 41 75
Bulgaria 41 75
Brazil 40 79
China 40 79
India 40 79
Belarus 40 79
Jamaica 39 83
Albania 39 83
Bosnia and Herzegovina 39 83
Lesotho 39 83
Panama 38 87
Mongolia 38 87
Zambia 38 87
Colombia 37 90
Indonesia 37 90
The FYR of Macedonia 37 90
Morocco 37 90
Liberia 37 90
Argentina 36 95
El Salvador 36 95
Maldives 36 95
Sri Lanka 36 95
Kosovo 36 95
Benin 36 95
Peru 35 101
Trinidad and Tobago 35 101
Philippines 35 101
Thailand 35 101
Timor-Leste 35 101
Gabon 35 101
Niger 35 101
Guyana 34 108
Algeria 34 108
Egypt 34 108
Côte d’Ivoire 34 108
Ethiopia 34 108
Bolivia 33 113
Vietnam 33 113
Armenia 33 113
Pakistan 32 116
Mali 32 116
Tanzania 32 116
Togo 32 116
Dominican Republic 31 120
Ecuador 31 120
Malawi 31 120
Honduras 30 123
Mexico 30 123
Paraguay 30 123
Laos 30 123
Azerbaijan 30 123
Moldova 30 123
Djibouti 30 123
Sierra Leone 30 123
Nepal 29 131
Kazakhstan 29 131
Russia 29 131
Ukraine 29 131
Iran 29 131
Guatemala 28 136
Myanmar 28 136
Papua New Guinea 28 136
Kyrgyzstan 28 136
Lebanon 28 136
Nigeria 28 136
Guinea 27 142
Mauritania 27 142
Mozambique 27 142
Nicaragua 26 145
Bangladesh 26 145
Cameroon 26 145
Gambia 26 145
Kenya 26 145
Madagascar 26 145
Tajikistan 25 151
Uganda 25 151
Comoros 24 153
Turkmenistan 22 154
Zimbabwe 22 154
Cambodia 21 156
Uzbekistan 21 156
The Democratic Republic of Congo 21 156
Haiti 20 159
Burundi 20 159
Central African Republic 20 159
Chad 20 159
Republic of Congo 20 159
Angola 18 164
Eritrea 18 164
Venezuela 17 166
Iraq 17 166
Guinea-Bissau 16 168
Afghanistan 15 169
Libya 14 170
Yemen 14 170
Sudan 14 170
Syria 13 173
Korea (North) 12 174
South Sudan 11 175
Somalia 10 176
蒼い空 乾いた空気
遠くの岩山 鳥の声
お客なし
ラムタコーンへの小路
もう直ぐ2月。
去年は2月にラムタコーンの水が涸れた。
今年も日に日に水量が減ってゆく。
水はまだあるがチョロチョロ。
ポンプ吸水口を守る籠の端が水面に出て来た。
雨が降らなければ、あと数週間で涸れそう。
中央の階段状の岩の上まで水があれば心配無用。
今はそれより30センチ低い。あと30センチで汲めなくなる。
大きな樹に赤い花が咲いた。
何年か前に来たことがあった。
コラートのナットちゃんとだったか、プーおばちゃんとだったか思い出せない。
でも、お寺自体はよく覚えていた。
タイでも有数の有名なお坊さんを祀った寺院で、有名なスターが自費で建てたとか。
そのお坊さんはミステリーマジックが使えたという話しだ。
彼女はサンスクリットのお経を訓むとても信仰深い仏教徒だった。
彼女がお経を読む間、おみくじの箱を額に当ててお祈りし、その後箱を振って出て来た番号で運勢が分かる。日本のおみくじと一緒。
二人揃ってタンブンすると相思相愛が長く続くと書いてあったらしい。
「貴方の分も一緒にタンブンしておいたわよ。」と上機嫌。
少し余裕が出来て、体重も少し増えた。
椰子の葉で作ったナーガが印象に残った。
このお堂は修理中だった。
マシュマロ DーMax号の修理工場から20分ほどのところに、パノンワン遺跡があったので寄ってきた。
この遺跡は、6年ほど前、僕がまだ観光客だったときに、ネットで知り合ったコラートに住むナットちゃんの案内で来たことがある。僕が長距離バスに乗りバンコク以外の所に始めて出掛けた時のことだった。その時は、コラートでタクシーをチャーターして、ピマーイ遺跡やバーンプラサート遺跡など幾つかの見どころを周ったのを覚えている。その中で、パノンワン遺跡が一番心に残り、いつかまた訪れたいと思っていた。
マシュマロちゃんは遺跡に関心がないようだが、僕は大好きで、特に彫刻に秘められたメッセージを想像するのが好きだ。
パノム·ワン: ナコンラチャシーマ市郊外にあるクメール遺跡で、プラサートヒンパノムワンとも言う。その歴史は12世紀に遡る。
この地域は古代クメール王朝に栄えた町「ラタナプラ」という名でも知られている。出土した経典によると、遺跡はもともとヒンドゥー寺院であり、のちに仏教寺院となった。
この遺跡はクメール様式の美しい建築スタイルが特徴で、10年以上続いた復元作業はつい最近終了したばかりだが、敷地内にはまだ美しい彫刻が残った砂岩が沢山散乱している。しかし、以前来たときよりも、小さい破片などが大幅に少なくなっている。修復で使われたのか、誰かに持ち去られたのか定かではない。
隣接のワット·パノムワンから無料で入れる。
前回来たときもそうだったが、観光客の姿はなく、とても静か。メインのピマーイ遺跡よりも規模は小さいが、遺跡マニアならこちらの方が好きだろうと思う。周辺には幾つかの遺跡の基礎が残っていて当時は多くの建造物がある大規模な建造物だったと思われる。今は、この辺りには人は住んでいない。
砂岩で出来た主祠堂は東を向いて建てられている。その前には「マンダバ」と呼ばれる仏塔があり、長さ25、5m、幅10、2mの歩道で結ばれている。
南西には「ブランノイ」という建物があり、仏像が納められている。遺跡のラテライトの壁の東西南北には楼門が設けられている。
前回訪れた時は、中央の白い塔はまだ無かった。その後修復された模様。しかし修復はあまり丁寧ではない。当時の彫刻が残っている岩と比べると、修復されたところと当時の姿は雲泥の差があるのが分かる。
こういう回廊が取り囲んでいる。ピマーイもアンコールも同じ様式。当時は屋根があったはずだ。
何処に使っていいか分からなかったのか、放置されたままの石。
いわゆるまぐさ石。何を彫ってあるのか分からない。
こちらはきれいに残った彫刻。
唐草文様に似ている気がする。この遺跡には艶めかしい女体の姿は少ない。
ナーガが残っている。その奥に王と王妃か? 残念ながら頭部は残されていない。
全景。
新たに修復された塔が白く目立つ。当時も白かったのだろうか?
塔内部には仏像が。現在は仏教寺院として使われている。
生贄を祀った場所(嘘)
彫刻はないのっぺらぼうの岩で修復されている。タイのどこの遺跡も同様。多分当時の彫刻は経費がかかり過ぎて再現不可能なのだろう。
この遺跡はあまり人気がないようだが、一度は訪れてみるべきところと思う。
ナットちゃんは今頃どうしているのだろう。
時は流れ、僕の状況も変わった。もう結婚して子供がいるんだろうな。