昨日マシュマロちゃんが交通事故にあった。
僕はバンコクに用事があって、車を使うため、マシュマロちゃんがカオヤイ農園に来るのを待っていた。
そこに電話があって、
「今私大きな問題にあった。車ぶつかっちゃった。車壊れてもう使えない。あなた、バンコクに行けない。」
と言って泣き出した。
車と車の事故なのかどうか、怪我人はいるのかどうか、マシュマロちゃんは怪我したのかどうか、何処で事故ったのか、色々聞いても泣いてばかりでさっぱり分からない。
だが、僕がバンコクに行けなくなったことを問題にしているなら、他にもっと大きな問題はないだろうと思われたし、少なくとも電話して来れたのだから、大怪我はしていないだろう。
僕は本業の仕事で大事なアポイントがあったのだが、車がなければ約束の時間にバンコクには行けないし、マシュマロちゃんが心配だったので、やむなくアポをキャンセルして、オートバイを飛ばして50km離れた事故現場らしい場所に向かった。


ちょうど丈夫な客室ボディーの角にぶつかったので、エンジン部分のシャーシは大きく損傷したが、運転席周りはは大きく凹んでいなかった。

何時も注意しているのに、彼女はシートベルトはしていなかった。
しかし、衝撃吸収バルーンと硬いフレームのお陰で運転席は守られた。


この太い電信柱にぶつかったらしい。

道路にはスリップして車が左右に振れた跡がくっきり残っていた。
僕が到着した時は道路は乾いていたが、事故時はローカル食堂が道路に水を散いて、道路は濡れていた。そこに速度オーバーのマシュマロちゃんの車が入って、スリップしてハンドルを取られて運転席の斜め前で電柱に激突したようだ。
たぶん100km以上出していたと思う。
もう少し衝突場所がずれたら、大事に至っていただろうが、不幸中の幸いで、マシュマロちゃんは、頭と首にかすり傷を負っただけで済んだ。

マシュマロちゃんの運転は危なっかしく、速度も出し過ぎなので、何時か事故ると思っていた。
車は壊れたが、所詮機械なので痛く無いだろうから気にすることはない。車は直らないと思ったが、エンジンその他はほぼ無傷のようで修理可能とのことだった。フル保険に入っていたので、レッカー移動を含めて一銭も払わずに済んだ。
修理後、シャーシの歪み等で調子が悪いようだったら、売却してローンの残りを払うつもりだ。
ともかくマシュマロちゃんの怪我が軽くて本当に良かった。
二人とも精神的ショックでひどく疲れて、今日も寝覚めが悪かった。