先週ブログで予告したように、週末にサメット島に行ってきた。
ガソリン代、高速代、3人分の食事代、やっぱり買わされたニンの水着代等で、予想の倍の出費になってしまった。女二人連れで島に行ったと言えば、さぞかし楽しそうに聞こえるかもしれないが、実際はお父さんが二人の娘を海に連れて行ってあげたという感じ。
しかも潮の関係で海の透明度が良くなかったので、先月のパタヤ沖のラーン島より盛り上がりに欠ける旅だった。
しかし、雨期の真っ最中なのに雨に降られることもなく、比較的天気が良かったのは幸運だった。
では、写真で旅の様子を紹介。

8月17日土曜日、朝8:00に出発。道路はこんなふうに空いていて、順調だった。トムは車を運転すると短気で、特にお腹が空くと荒っぽい運転になるので、ガソリンをたくさん食う。お金がないくせにガソリン代には無頓着でアクセルは目一杯踏み込む。満タンにして行ったのに、帰り道でもう一回満タンにしなければいけなかった。
向かうは、サメット島中部の東海岸のウォンドゥアン(VongDeuang)ビーチにあるウォンドゥアン・リゾートホテル。

ここが港街バンペー(Ban Phe)にあるウォンドゥアン・リゾートホテルの待合室。途中ゆっくり朝食を摂ったのに、11時に着いてしまった。ウォンドゥアン・ビーチにはたくさんのホテルがあるが、専用待合室と専用渡し船があるのはウォンドゥアン・リゾートホテルだけ。
通常価格(?)一泊ルームチャージ朝食付き22,292円のところ、いつも利用するホテル予約サイトのAgodaで1,750円のエキストラベッド(ニンのため)込で8,118円。通常価格で泊まる人なんて通常いないので比較できないが、ホテルが高いのが有名なサメット島の中の上レベルのホテルだったので、3名で8,118円なら良しとした。
ホテル宿泊客は、駐車場代と渡船代はタダ。島内の移動は時間とお金がかるので、その点はこのホテルのメリットと言える。

待合室内のカウンターでホテルのチェックインができる。受付のお姉さんは無愛想で、とてもサービス業をやっているとは思えない態度。僕が管理者なら即クビにするところだが、この無愛想さはAgodaの口コミで読んでいたのでそれほど腹は立たなかった。でも、やっぱりタイらしい笑顔が欲しかったな。
リゾート直通の渡し船は12時30分発と思っていたが、実際は13.30発だった。2時間半待ち。専用渡船の時間が合わなければ、一人300B払えばスピードボートで行ける。トムはスピードボートで行こうと言ったが、きっぱりお断りした。
待ち時間の間に食事を摂って、それから買い物。
トムは麦わら帽子180B。海に行くのに水着がないんじゃ可哀想なニンに380Bの水着を買ってあげた。
だけど、彼女は生理中で一度も海にもプールにも入らなかった(怒)。
妙な親心なんか出さなきゃよかった。

この専用渡船で、いざリゾートへ。しかしこの船あんまり速くない。ウォンドゥアン・ビーチまでの所長時間は50分。この日は潮の向きが悪いらしく、沖に出ても濃いネイビーブルーにならない。薄い緑がかった濁った海だった。噂のオイルは何処にも見えなかった。

見えてきたビーチ。風下になる内湾なので、写真のように波がほとんどない。
この浜には桟橋がないので、ここからは小さな渡し船に乗り換えて上陸。上陸時に膝まで海に浸かるので、半ズボンとスリッパが必須。長ズボンに革靴、ドレスとハイヒールで来るところではない。

上陸しました。

ホテル前の浜の様子。木陰がたくさんあって、静かでいいビーチだ。砂も白くて細かくて気持ちがいい。

ホテルはこのようなコテージタイプ。大きな建物はない。

僕らの部屋は、このような高床式の木造コテージだった。なかなかリゾート感があって良かった。

室内の様子。部屋は狭いが、寝るだけなら十分。この反対側にニン用にもう一つセミダブルベッドがあった。

トイレ、シャワールーム。バスタブはない。水が貴重な島だが、シャワーの水とお湯の出方は問題なかった。

水着に着替えて、海へ。水は濁っていて波打ち際の透明度は50センチ。沖100メートルくらいのところでも1メートルなかった。マリンブルーの美しい透明な水を求めてここまで来たのだが、残念無念。
トムとニンは水が汚いとご不満な様子。海にも入らず、写真ばかり撮っていた。いろんなポーズをとって自分の写真をスワイスワイ(綺麗の意味)と言って自己満足の世界。ちっともスワイじゃない。

陽も傾き、浜にはレストランのテーブルが準備された。

ニンがオーダーしたナーム・マナオ(タイのレモン・ジュース)

トムがオーダーしたナーム・テンモー(スイカ・ジュース)。これがなかなか旨い。
僕はもちろんシンハー・ビール。
しかし、この後雨が降る気配がしてきたので、テーブルは屋根のあるところに退避した。

陽も暮れてムードも良くなってきたが、色気のない娘二人連れのお父さんは気分が盛り上がらない。
これがセクシーなお姉ちゃんと一緒だったなら、今頃は少し酔って赤くなった女とのエッチな話でいい気分でいられたのに。。。
今回は計画をミスった。

茹でたカニ。トムに剥かせて僕は子供みたいにあーんしただけ。この時だけはちょっといい気分。

スズキに近い魚。蛋白な味付けで日本人向き。美味しかったが、他にいっぱい食べたので腹いっぱいでちょっと食べただけ。

トムは出てくる料理の写真を撮っては友達に見せて上機嫌。
食事中に別の人とチャットなんかすんじゃない!(怒)

翌日の朝のビーチ。昨日より少し透明度は上がっていたが、やっぱり濁っていて残念無念。

朝は潮が引いていて、遠浅の浜はかなり広く干上がっていた。

砂浜にいっぱい小さな丸い砂団子。小さなカニが見えるかな?ミナミコメツキガニではない。横歩き。

もうこんなに日焼けしたお父さん。

生暖かい淡水プールでもひと泳ぎ。これで塩気と砂が落ちるのでちょうどいい。プールは15mくらい。

朝なので人気は少ない。昼には子供連れでいっぱいになる。


始めは見ていただけのトムも泳ぎたくなってきて泳いだ。何かきというのか分からない泳ぎ方。
生理中のニンは水着にも着替えず見学。チェンライの学校にはプールがないので、泳げない人が多い。ニンは全く泳げないそうだ。ちょっとだけ泳げるトムに平泳ぎを教えてあげたが、覚えられず断念。

今回の旅で撮った写真の最高傑作はこれ。ホテル内の花の蜜を吸うアゲハチョウ。300ミリ。


朝のビーチは静か。ブランコに乗っているのはタイ人カップル。お父さんと娘はこういうことにはならない(T_T)。

少し潮が満ちてきた。陽も差してきていい感じ。

ここは島の中部のビーチでは賑やかな方だが、こんなに人が少なくて静か。賑やかな雰囲気が好きな人は、北のメインのビーチがおすすめ。ここはのんびり静かに過ごす派向き。

帰りの無料の船は8.30と11.30の2回しかないので、11.30の船で帰ることにした。

Ban Pheの港に着いた。港内にはこんな水上生活者がいた。
今回は、漏れたオイルはなかったものの、海は濁っていて南陽の島ムードは満喫できなかったが、まあこんなものだろう。
次は絶対巨乳お姉ちゃんと行くべ!
Topic : タイ・バンコク
Genre : ForeignCountries