庭の花
雨季に入ったのに乾季の時と同じ花が咲き続いている。
フラワーパークが暇になって、時々家でのんびりする時間が出来た。そんな時に、庭の木々や花を見ると心が休まる。
この頃、考え事が多くて、いつも朝5時に目が覚めてしまう。
普通は真っ黄色だが、これはオレンジが混じる。
普通は真っ黄色だが、これは赤が混じる。
青いアメリカンブルーに囲まれて生えているのは、日本で買って来た河津桜。来年咲くだろうか?
これももう一本の河津桜。
雨季に入ったのに乾季の時と同じ花が咲き続いている。
フラワーパークが暇になって、時々家でのんびりする時間が出来た。そんな時に、庭の木々や花を見ると心が休まる。
この頃、考え事が多くて、いつも朝5時に目が覚めてしまう。
普通は真っ黄色だが、これはオレンジが混じる。
普通は真っ黄色だが、これは赤が混じる。
青いアメリカンブルーに囲まれて生えているのは、日本で買って来た河津桜。来年咲くだろうか?
これももう一本の河津桜。
1~2週間位前に、マシュマロちゃんは僕等の新居にレンガを並べてライズドヘッドの花壇を沢山作った。
そのデザインといい植えた野菜といい、僕の庭構想とは全くマッチせず、寧ろ不快なのだが、マシュマロちゃんに言わせれば、気に入らなかった庭が良くなったと満足しているようでどうしようもない。
野菜を植えたのは、勿論食べる為。野菜を買うお金を節約するためじゃなくて、農薬のないオーガニックな野菜を手に入れるためなのだそうだ。
それはともかく、そのガーデンにチョウチョが沢山やって来た。
どうも作った野菜花壇の水分を吸っているらしい。彼らが欲しい栄養分か塩類が含まれているのだろうか?
薄い黄色の蝶ともう少し濃い黄色の蝶々がいる。いちご園にラムタクローンからやってくる蝶々とは少し種類が違うみたいだ。
花壇に入れた土は、土じゃなくていちご栽培に使った古いココナッツ。いちご栽培で農薬を使っているので、完全にはオーガニックとは言えないが、普通の土よりも通気性、保湿性があって、野菜や花の栽培には持って来いだ。
いちご園にはシーズンの終わり頃になると毎年チョウチョが沢山やってくるが、大抵は水溜りの跡地に集まっていた。
ココナッツには集まらなかったので、ちょっと不思議。
カオヤイの新居の居間には、建設会社からプレゼントされた43インチのサンヨーのアンドロイドTVがあって、食事時などにYouTubeをよく観ていた。
しかし、狭い居間ながら、ソファーや食卓から観ると距離が2~4メートルあるので、画面が小さく感じた。
そんな時、Lanケーブル(TCP/IP)接続を試みてプラグを買いに行った際に、もっと大きなアンドロイドTVで安いのはないかと思いTVコーナーに立ち入った。
中国製のアンドロイドTVなら、中国政府補助金もあるし、技術はコピーで開発費安いので、やはりかなり安かった。
TCLやHisence製だと、65インチで15000バーツ以下(60000円)もあった。勿論4K。かなり心が揺らいだ。
中国製で何を見ているか中国当局に知られたとしても、たかが知れていて害は少そう。
ところが、いろいろと見比べているうちに、Samsungの新型QLED65インチで19990バーツの画面が15000バーツの中国製よりもずっと良かった。
Samsungなら部品もしっかりしているだろうし、画像もくっきり綺麗だしプロセッサーも新しいのを使っていたので、5000 バーツ高くなるのは痛いが、5年以上使うとすれば5000 バーツの差は納得出来る。
寝室にはSONYの55インチのBraviaを使っているが、2年前に4万バーツくらいした。その半額以下で65インチのQLEDが買えるなら嬉しいと思って、調子に乗って衝動買いしてきてしまった。
ご覧のように、隙間ギリギリで設置出来た。あと3センチ大きかったら居間に収まらなかった。
画質はSONYbraviaに引けを取らないし、隅々まで明るさが一定。流石QLEDと思った。
まずまず満足。
結果、新居に4台のアンドロイドTVがあることになってしまった。
だって、安いのだよ。
日本に居た頃は55インチの良いテレビは20万エンくらいしたものだ。
それが今じゃ65インチで6~8万円。43インチなら16000円で買える。随分安くなったものだ。
TVと言っても、僕らはTVチャンネルは観ない。ニュースも観ない。
それに変わって、YouTubeやTwitterが僕の情報源。
YouTubeのアニメは、兄弟の子供達が来たときに見せると大興奮で楽しそう。雨の日は部屋でNETFLIXでもお観ていればいい。
だから、今日の衝動買いは自分で赦す。
タイの新居に植えた木は、「家を建てたらこの木を庭に植えようね」とマシュマロちゃんと話していた木で、苦労して植木屋から運んで来た木なのに、期待の花とは違っていた。
欲しかったのは、こういう木。
なのに、庭で咲いたのはこんな花。
違うのは、花の色だけじゃなくて咲く時期も違う。
欲しかったのは、2月に葉が出る前に咲く。
庭の木は、5月に葉が茂ってから咲く。
つまり品種が違うのだった。
庭の木も悪くはないが、がっかりである。
植木屋にはピンクの花を見せて選んでもらったのだが、それを信用したのが間違い。
もっと専門家に頼んで、写真などの証拠を確認してから買うべきだった。似た品種が沢山あるので、実際問題、花が咲いている時期じゃないと区別は難しい。
まだ一箇所気を植えるのに良いスペースがあるので、正しい木が見付かったか考えてみよう。
ただ、庭に植えた木も明るい色で悪くはないので抜いてしまわなくても良いと思うが、どうだろう?
マシュマロちゃんの他に僕の誕生日を祝ってくれたのは、野生の象。
この数日は新居の前にある森の中10メートル程の所によく居る。
時々、道にも出てくるらしいが、僕はそれは見ていない。
今朝も近く!お林の中に来ていた。木の葉っぱを食べていた。
少し小柄なメスに思えたが、定かではない。
ボクは口笛を吹いて刺激してみた。象はそれに反応して耳たぶを振った。
多分、人間を何回も見ていて、危害を加える気はないらしい。家の前の道路を歩いても、庭の中や隣のカフェに入ってくる様子はない。
今季節のカヌン(ジャックフルーツ)とバナナが食べたいだけと思う。
残念ながら写真はない。
僕らのカオヤイの新居には水道があるが、それは所謂簡易水道であって、水源は近くの井戸水。
特に除菌が行われている訳でもなく、単に砂と活性炭で濾過しているだけである(多分。もしかするとそれもないかも。)
何時も透明で綺麗であるが、カルシウム濃度が高過ぎて、色々な問題を起こす。
先ずは、殺菌しても飲めない。所謂ミネラルウォーターよりもイオン強度が高い。
実際にカルシウム濃度は、乾期にはほぼ飽和の15g/リットルに近いと思う。
炭酸カルシウムが至るところで蓄積し、あらゆるバルブやコックを傷める。
何しろ、鍾乳石のツララが出来るほど。
飲料水や料理に使う水は、20リットルで50バーツ以下の逆浸透膜濾過水を使う必要がある。
けれど、食器洗い、手洗い、シャワー、お風呂に問題が起こる。
コックが詰まるだけなら、1~2週間に一度溜まった炭酸カルシウム結晶を洗い流せば良いが、お湯を使うシャワーやお風呂の湯沸かし器が短絡して壊れる。
僕のお風呂用の8000kwの電気湯沸かし器は、一年間で3回食壊れた。約10万円の損失になる。
そこで、思い切ってイオン交換樹脂によるカルシウム除去装置を設置することにした。
イオン交換樹脂については、若い頃から散々使ってきたので、良く知っているはずが、井戸水のカルシウム除去となるといまいち原理や再生方法がピンと来なくてためらっていたが、ともかくやってみることにした。
設置した装置は下記の如く。
簡易水道の水を2トンタンクに入れる前に、中心の50リットルタンク内のイオン交換樹脂に通す。
すると、水道水中のCaCO₃やCaCl₂のカルシウムイオンをキレートする。
イオン交換樹脂なので、度々再生してあげないといけないが、それが面倒臭い。
それで僕はちょっと値が張るが全自動のシステムにした。
値が張ると言っても、4万バーツ(15万円)以下なので何とか耐えられる。
標準では月に一度くらい塩化ナトリウムで再生しないといけないが、ここはカルシウム濃度が特に高いし、イオン交換樹脂を高活性に保ちたいので、僕は一週間に一度、昼間に自動再活性化処理をするように設定した。
超硬水を軟水化するこの装置を設置してから、持っている硬度計でTDSがどう変化したかは、マダ測っていないので分からない。
しかし、身体を洗った時に、水質が変わったのは実感出来る。
石鹸の泡がなかなか流れ落ちないのだ。
それと、歯磨きの際、少しだけ水が塩辛く感じる。
だから、多分ちゃんと機能しているんだろうと思う。
超軟水の日本では予想も付かなかったことだが、飽和の炭酸カルシウム水はとても使いにくい水だ。
(特に植物の水遣りには最悪)
12月から乾季らしく一滴も雨が降らない。
空気は涼しく乾いて気持ちが良いが、困った問題もある。
一つは、庭や鉢の草木に水遣りしないと干乾びて枯れてしまうこと。この時期は忙しくて、なかなか水遣りの時間が見つけられない。(フラワーパークやいちご園は、毎日水遣りが欠かせない。)
もう一つは、家の前の道が舗装されていないので、EL Cafeのお客さんや前の高級分譲地の建設トラックが通る度に砂埃が凄い。
EL Cafeへの道の8割はEL Cafeが1日に何度か散水してくれているが、僕らの家の前までは散水してなくて、砂埃が立っていた。
庭の散水システムは年明けに作るつもりだったが、このところの乾燥が激し過ぎたので、思い切ってこの時期に設置した。
簡易水道の水圧は低いので、家ではタンクから自動給水ポンプで水圧と水量を上げた水を使っているが、その配水塩ビパイプを延長して、3箇所に乾電池駆動のタイマー式オンオフバルブ装置を付けた。
タイマー式バルブは一台で2系統の調節が出来るが、これを全部で3台設置した。
道路には散布角を調整できるスプリンクラーを4個取り付け、庭には移動可能な回転散水口を4個付けた。
散水中の写真がないが、何度が角度、位置を調整して、なんとか自動散水システムが完成した。
散水間隔は1、2、3、5時間~数日毎迄調整出来て、散水時間は1分間から連続オープン迄調整出来る優れものだ。
僕は道路には2時間毎に3分間の散水、庭には4時間毎に5分間散水するように設定した。
ただ、昼と夜の区別がないので、散水不要の夜間や雨の日はタイマー式バルブ装置の上の手動バルブを閉じてタイマー式バルブが開いても水が出ないようにするしかない。
昨日はマシュマロちゃんの誕生日だった。
僕は仕事をサボってマクロに買い出しと、食事の準備で6時間を費やした。
マシュマロちゃんの希望は、美味しいサーモンの刺身と、海老。
僕は特大海老フライを考えたが、彼女はフライや天麩羅じゃなくて、普通に水煮したやつが良いというので、1kgをさっと煮て、皮むきしただけになった。
ただ、付けるソースは4種類用意した。
サーモンはマクロでは解凍の皮付き切り身はあったが、刺身にできる程清潔かどうか分からなかったので、日本製の冷凍刺身を買ってきた。これが失敗で、全然美味しくなかった。
その他、冷凍蟹肉、冷凍カニカマ(刺身用)を買ってきた。つまり、冷凍品オンパレード。
まあ、この山の中の田舎で冷凍じゃない生の刺し身や海産物なんて、どの道手に入らない。
刺し身が食べられない人用に、ハーブとニンニクで漬けたサーモンの切り身(これも冷凍品)を焼いた。
他にも、野菜の具沢山なシーチキン味噌汁を用意したが、見た目が悪かったらしく1割も食べてもらえなかった。
誕生日ケーキ(クリームチーズケーキ)も1300バーツの高級品を予約していたので皆で食べた。
総勢8名で食べたが、全体的にはケーキ以外はどれもぱっとせず、時間を掛けた割にはさほど美味しくない普通の食事会になってしまった。
しかし、今回は材料が惡かったのと、所詮日本の味なんか嫌いなタイ人相手だったので盛り上がる訳もなかった。
なんだかつまらなくなって、一人早々に布団に入ってしまった。
早いもので、マシュマロちゃんの誕生日は9回目となった。
新居の庭には7種類の薔薇を植えたが、そのうちの1つの品種名が分かった。
薔薇は名前が大切だが、勝手に不法に増やして売るので、品種名が定かでない。
お店のオーナーすら忘れている場合が多い。
時々品種名のラベルが付いている株があるが、既に読めなくなっていたり、読めても該当する英名が変で分からない場合が多い。
下の薔薇は気に入って買ったのだが、名前が分からなかった。
それがグーグルレンズで判明した。
確かに売り主はイクスプレッションみたいな発音をしていた気がする。
珍しくタイの気候のに合う薔薇だ。
昨日の朝、マシュマロちゃんが起きてこないので、待ってる間に新居の裏庭になっている野菜を採ったら、こんなに有った。
オクラはタイでは物凄い速さで大きくなる。3日採らないと、小指程だったイクラが大きく固くなりすぎて、もう食べられなくなる。上も右側のイクラは廃棄処分に。
けれども、オクラのネトネト感は大好きで、軽く煮て美味しいマヨネーズを着けて食べれば、最高のおかずになる。