今日、始めてショップでディープフライヤーを使ったアメリカンドック実演訓練を行った。
ディープフライヤーは、全部で6リットルもの油が入る。市販の油のペットボトル6本分である。
アメリカンドックが売れ出した暁には、この大容量が力を発揮するだろうが、練習問題的実演訓練の段階では大き過ぎて不便。
しかし、少ない油では丸く揚げられないので、今回は4リットルとした。これでも家庭でフライパンで揚げるのより大分多い。油代が高く付くが、油自体は結構長く使える。

4リットルだと、約8センチ位の深さになるので、アメリカンドックが下に付くことはない。
ホットケーキミックスと卵と牛乳と塩だけの超シンプルな調合のころもを作ったが、ちょっと緩くて空気の多過ぎた。次回はマヨネーズを少し加え、その分牛乳を減らして、しっかり泡抜きをしてから使おうと思う。
ころもを付けたドッグを縦に突っ込んで開店させたら、DOGの頭が油鍋の床に擦って、頭の部分のころもが剥げ落ち、ソーセージが剥き出しになってしまった。
そこで、もう一度頭部分にころもを付けて揚げ直したら、亀頭部分が大きいアメリカンドッグが出来てしまった。

名付けて、デカチンドッグ。
ワーカーが見て、
「何だこれは!?アソコみたいじゃないか?好き者姉ちゃんに売れそうだな!」と言われてしまった。
うーむ! 確かに中のソーセージが一段と美味くなる形状だな。

こっちは、亀頭のない男性用アメリカンドック。
食べてみたら、ソーセージが太い割に皮が薄い。もうちょっと細めのソーセージにして、ころもを厚く塗ったほうが良さそうだ。ソーセージが多くて美味しいが。

日本のコンビニでもお祭りの屋台でも、ソーセージ部分の割合がもうちょっと細い。

今日は4つ揚げて、僕が1つ、ワーカーが1つ食べた。
お客さんが食べるのは何時のことになるだろうか?
デカチンドッグはハプニングで出来たのだが、これ案外受けるかも。デカチンにするのは簡単だし。
未だ試験オープンだが、2日半で二人お客さんが来た(二人だけ)。
アメリカンコーヒーとベビーカステラと乾燥イチゴと自家製イチゴジャムが売れて、合計300バーツの売り上げを計上した。
なんと、1000円である。ゼロより100倍良い。マシュマロちゃんは、働かない方がマシと言うが、そんなことはない。
ワーカー人件費も電気代も出ないが、毎日少しずつ改善して、来月にはワーカー二人の給料分プラス電気代が稼げるようになりたい。