久しぶりにタニヤに行ってきた。
と言っても、例によって日本人のお客さんの接待。
その人は、事前にどこのお店の何番の誰が可愛いかネットで調べて、そのメモを持って来ていたので、まずはそのお店を回ってみたのだが、情報が古過ぎてまるで役に立たない。
「ああ、その娘はもう辞めたよ。」
「ああ、そのお店潰れた。」
という答えがほとんど。
潰れたお店は、かつての優良店「キス・ミー」。前回タニヤに別の用事で来た時に移転していたので、その後どうかなと思っていたが、まさか潰れるとは。好きなお店だったので個人的にも残念。潰れたことを教えてくれたのは、元キス・ミーのチーママ。
潰れた原因は「ママとチーママの意見が合わなかった。」
キス・ミーが誕生したのも、前のお店の「ママとチーママの意見が合わなかったから」で、潰れたのも同じ理由。意見が合わないと、どういう具合に潰れるのかちょっと分からない。
ともかく、酒場情報は3ヶ月経つともう使いものにならない。
そこで方針を変更して、一件一件「見るだけタダ」で回ったのだが、その方なかなか女の娘が決まらない。結構面食いのようでヒットしない様子。
ちなみに僕は1軒目で決めちゃうことが多い。色白巨乳が基準なので簡単なのだ。ただ、この頃は自分の楽しみのためにタニヤに来ることは殆ど無い。前回、タニヤの女を連れ出したのは、もう1年半も前のことだ。
決まらないので、「また来るぜ」(マーマイ)といってお店を去る。その瞬間、可愛く作っていた女達の力が抜けて、愛想のない素の表情に戻るから面白い。僕としては、この時の方がいい娘を選べると思う。
何軒か回っても決められないので、10人位しか女のいないお店で、
「この娘、可愛いんじゃない?いいと思うよ。」と勧めてみたら、「ああ、そうだね」で決まり。背中のひと押しが必要だったわけだ。
その娘は「当たり」だったようで、ご満悦の様子。28歳でタニヤ歴は長い。漢字も読める。ここ数年は会社勤めだが、ママに呼ばれて、数カ月前から夜のバイトとして再開したとか。僕の知らない日本の歌までいっぱい知っていて、「ぶりっ子」的な歌い方をする。好きなのは、ドリカム。
「かわい~い。ぶりっ子!」と言うと、「ぶりっ子じゃない。こでが普通」と言って笑う。本当に可愛い。23歳くらいに見える。
お客さんの方も、その娘がとても気に入ったようで、1時間の間ずっと楽しそうにイチャイチャしていた。
僕の方は、その娘に「誰がいいか選んでくれ」と頼んで選んでもらった小柄でペチャパイの娘。こういう時、選べれるのは、「仲の良い友だち」か、「売れなくてかわいそうな娘」のどちらかだ。僕に付いた娘は、日本語ダメ、歌ダメ、お触りだめ(触るところがない)で、かわいそうな娘だった。
帰り際、「社長、そろそろアレを飲む時間ですかね?」と聞くので、
「そう、今がいいタイミング」と言って、仕込んでもらったバイアグラ。
その時は、精算等でお客さんが連れ出す女の娘はいなかったのだが、奥で「かわいそうな娘」に聞いたらしく、
「あれ飲んだでしょう?」と聞いてきた。
「飲んだよ。4回はいけるからよろしく頼むよ。」と僕から答えると、
「ええ?本当に4回出来るのぉ?」と言って、お客さんの腕をぎゅっと掴んだ。
タニヤはやっぱりプロがいい。

Topic : タイ・バンコク
Genre : ForeignCountries