最近観た映画(ネタバレ)

インターステラー Interstellar 

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前回バンコクに来る際に飛行機の中で観た。近未来、トウモロコシ畑の異常気象の話から、娘のピー(幽霊)の話になり、それが重力派によるメッセージだと話になり、NASAの秘密基地から何者かが土星の近くに作ったワームホールを利用して別の銀河に新しい居住地を探す旅に出るという話になる。

奇想天外な展開や、一般相対性理論や人工知能が出て来て面白かったが、細かい点が分からなかったので、もう一度観たいと思い、タイでDVDを買って、マシュマロちゃんと二人で観た。しかし、2度目はタイ語に英語字幕スーパーだったので、一回目よりも分からなくなった。誰が何の目的でワームホールを作ったのか謎のままだ。ユーモアレベルや正直レベルを調整できる人工知能は、姿形は金属の箱だが、人格めいたものが見えてきて、人間との友情まで芽生えていたのが面白かった。

主人公は時間の進み方の違いで、自分よりはるかに老けてしまった自分の娘と再開する。ラストシーンはあちらの世界に残してきた同僚を救うために再度旅立つので、続きがあるかもしれない。

 

 

ドラえもん STAND BY ME

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これも前回バンコクに来る際に飛行機の中で観た。お酒に酔っていたので、僕はドラえもんを観ながら、ボロボロと涙を流していた。別に大感動したわけではない。酔って涙腺が緩んでいただけだ。中年オヤジがドラえもんを観て泣いているのを見た人は、さぞかし不気味だっただろう。

マシュマロちゃんは日本のアニメが好きなので、これもDVDを買って二人で観直した。彼女は、ドラえもんとは何で、どこから来て、何故来たかを初めて知った。ドラえもんがどら焼きが好きな理由は分からなかったらしい。僕はドラえもんは23世紀から来たと信じていたが、映画の中では22世紀だった。3Dだが、映画館で見たわけじゃないので2Dだったのが残念。

 

Ex Machina (日本未公開)

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これは数日前に日本に帰ってくる飛行機の中で見た。人工知能のお話なので、僕の趣味に合っていた。人間を超えるAIが出来ると、どんなことになるかを示唆する恐ろしいストーリー。

グーグルを思わせる巨大企業の創業者が、すべての携帯端末から入手した膨大なデーターを利用して、美しい女の身体を持った人工知能を作った。これがコンピューターなのか人間なのかを判別するチューリングテストを選ばれた被験者が行う。このテストというのが、単にロボットと人間の違いを検出するだけじゃなくて、AI自身が被検者の行動を予測し、その通り人間を誘導できるかどうかのテストだった。

テストは合格。ただ、その結果はAIを作った本人の予想を裏切り、被検者も生みの親も殺してリアル・ワールドに出てゆくという話。あな恐ろしや。日本で見られないのが残念だが、DVDなら手に入るかも。生の女の身体のようなロボットは当分作れないだろうが、AI部分のみなら僕が死ぬより前に出て来そうだ。

 

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(The Imitation Game)

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天才数学者チューリングの生涯を描いた映画。名作だと思う。これは日本でもDVDが入手できるはず。チューリングテストは、チューリングマシン、コンピューターの生みの親でもあるチューリング氏から来ている。彼が「計算する機械と知性」という論文で人工知能問題とチューリングテストとして知られている実験を提案したのは、まだ真空管コンピュータしかできていない1950年のことである。

彼はドイツの暗号エニグマの解読をするマシンを作って解読に成功した。幼い頃から同性愛であったが、当時のイギリスでは同性愛は法律で禁止されていて、逮捕されてしまう。チューリングは有罪となり、入獄か化学的去勢を条件とした保護観察かの選択を与えられ、入獄を避けるため、同性愛の性向を矯正するために、性欲を抑えると当時考えられていた女性ホルモン注射の投与を受け入れた。映画では、エニグマ解読と同性愛をめぐる彼の人生が悲しく描かれていて、数学上の功績には詳しくは触れられていないが、映画の最後で「彼が作ったチューリングマシンを、現在私達はコンピューターと呼んでいる。」という言葉で締めくくられている。

 

アベンチャーズ Age of Ultron

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これはマシュマロちゃんのたっての願いで、セントラルファラム9の映画館で見た。もちろん3D。3Dメガネでピントが合うまで5分かかった。ここの映画館は新しく音響も座席もいいので気に入っている。日曜日なのに、さほど待たずにど真ん中の最高ポジションで見ることが出来た。ただし、タイ語オンリー。英語の字幕もない。アベンチャーズはシリーズ物らしいが、僕は今までどれも見たことがない。なので主人公のアベンチャーズたちが何者なのかも知らない。どうして過去の超人ヒーローが集結しているのか、誰と戦っているのか、さっぱり分からなかった。

気になるのは、映画の中でUltronをタイ語吹き替えでアルトロンと言っていたことだ。Ultraから来ているだろうからウルトロンのはず。日本のサイトを見ると、やっぱりウルトロンと書いてある。グーグルの音声認識でアルトロンと言っても、的はずれな検索しが出てこないが、ウルトロンと言えばちゃんとアベンジャーのウルトロンと出てくる(音声認識は英語モード)。よってタイでアルトロンというのはやっぱりおかしい。マシュマロちゃんはアルトロンは知っているか、ウルトロンは知らない。ウルトラマンはウンターメンなので、僕がおかしいと説明しても理解不能。

この映画、凄い興行収入だったどうだが、なんでこんな映画が売れるのか不思議。

 

Age of Ultron

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