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生贄を精霊に捧げて食う

若い命を奪って、死んですぐの血や肉体を食うのは、命を受け継ぐ快楽だ。

世界に蔓延る小児性愛者だけじゃなく、土地の精霊達も大好きなようで、若い命を捧げないと精霊は怒って災難をもたらす。

ワンナムキアオのマシュマロいちご園を近く閉めるので、今期の繁栄と無難を精霊に感謝し、来期も精霊に大人しくしておいて貰う為に、更には、協力し合った仲間やワーカー達にも感謝を込めてお裾分けする為に、子豚を捧げることにした。

豚はワンナムキアオの奥の農家から分けてもらった。

1kg当たり100バーツと言うのが相場の様だ。僕は安いと思ったが、60-70バーツが適切だそうだ。子豚の場合は、大人よりも少し高くなる。


この割と衛生的な豚小屋から大きめのメス豚を選んで購入した。体重が39kgだったので3900バーツのところ、お祝い事に付き4000バーツ払った。

この秤が無くて、1時間も田舎を回って、やっと借りてきた。
農家の親父は、上手いもので、一瞬で子豚を上記の袋に詰め込み重さを測った。



精霊に捧げる為のにわか作りの神棚。

喉から心臓を突き刺して殺したあとは、ガスバーナーで皮膚を焼き体毛を除去する。普通は喉の傷口からドバドバと噴き出す鮮血を集めて精霊に捧げるのだが、この時は上手く行かず、鮮血は胸の中に溜まってしまった。
その血には、アドレノクロムがたっぷり含まれているのでは?

内蔵を取り出す。
肺以外、殆どの部位を食べる。
腎臓も美味い。

若い豚は腸と肝臓が格別

小腸は、何と内容物の具(つまりウンチの素)迄食う。豚の餌が程よく消化されて甘くて美味しいのだ。小腸なので、まだ大腸菌などが居なくて、全く臭くない。

僕はその新鮮な小腸を2kg程持ち帰った。美味しいもつ煮込みを作りたいから。

肝臓も、寄生虫の関係でお勧めはしないが、新鮮な生はとろける様な美味さだ。


このように、屠殺して分けた肉を更に細かく切り分けて調理に向かう。

肉を切り分けてから調理を始めるのではなく、肉を切り分けながら、出来て来る焼き肉などを頬張りながらビールを飲む同時進行スタイル。








よく切れるナタ包丁だ。マシュマロちゃんのお父さんが作って、彼女の兄貴が使っていた物をプレゼントしてもらった。
モン族のナタはとても良く切れ、豚の骨迄バッサリ切り落とせる。野菜、肉の料理の他、竹や10センチ以下の太さの木も切り落とせる。何にでも使えるので、重宝する。
彼らのナタ包丁がよく切れる理由は、日本車のシャーシに使われている鋼鉄を使っているから。
日本の車の鋼鉄は非常に高性能で、日本の技術でしか作れない。

これは生のラープと言う、豚を屠殺した日にしか作れないタイ料理。肉をナタ包丁で叩いて挽き肉より細かくし、それに例の鮮血が凝固したものと混ぜる。その後、10種類以上のハーブや唐辛子を加えて良く練る。
それを生でそのまま食べる。
これぞ絶品。
タイ人は魚の生は気持ち悪がるが、豚肉の生は食えるのだ。(誰でもじゃないけど)





こういった普通の料理にしても、肉が良いので美味しい。
皮下脂肪を皮膚から剥がさずに食べるが、子豚だとどちらも柔らかくて臭みも無く、最高である。

こいつはアメリカはテキサス産のマリファナ3%入りのタバコらしく、2本貰って吸ってみたが、普通のタバコの何の差異も感じられなかった。
ともかく、以上の様に、ワンナムキアオのマシュマロいちご園は閉園に向かっている。
ただ、新しいいちごの実が多くなりだしたので、どうしようかな。
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