パクリは中華人民の特性?
最近、米国は中国の知的財産の窃盗、コピー、パクリを激しく非難しているが、中国人にはアメリカが何を怒っているのかさっぱり分からない。
分かっている人が居たとしても、パクリが悪いこととは思っていない。
このことは、何も中華人民共和国の中国人に限った話じゃなくて、世界中に蔓延っている華僑や、中国からアジアに拡がった多くの民俗に共通した特性だと思う。
例えば、モン族もそうだ。
タイの経済を牛耳っている層も、タイ人ではあるが自分たちは中華人だと思い、多くの場合先祖は実際に華僑である。
彼らが何か事業をやろうとする時は、必ず上手くやっている他人のやり方を真似る。
それが当然であり、自分で新たなやり方を作り出すなんてことは思考の外側にある。つまり、真似る以外のやり方なんて思い付かない。
滅多に成功しない新しいやり方に挑戦するなんて、アホだと思っている。どうして成功した方法をパクらずに、別の方法を試す必要があるのか分からない。
前にも話したことがあるかも知れないが、例えば誰かが街道沿いにガソリンスタンドを作ったら、繁盛して儲かったとする。
それを見た中華系の人は(タイ人もモン族も)、自分もすぐ近くに同じようなガソリンスタンドを建てて儲けようとする。
それ以外の事業なんて思い付かないのだ。
その結果、近所にガソリンスタンドが乱立して、共倒れになる。
中国では、中共コロナウイルス蔓延でマスクが儲かるとのことで、マスク製造会社が乱立して、共倒れした話は有名だ。
日本人は(と言って、40年以上前は怪しいが)、そんな愚かなことはやらない(と世界から信じられている)。
日本人は、仲間がガソリンスタンドで成功しているのを見たら、その近くにコンビニを作る。食堂でも喫茶店でもいい。
それらが流行れば、更に別に人が別の店を近くに展開し、その地位域全体を盛り上げる。
だから共倒れしない。
こうした展開は、中華系人民には出来ない(と信じられている)。
僕が、いちご園で他園との差別化を目指して、何か新しいやり方を試そうとすると、マシュマロちゃんですら、
「そんなのうまく行かないから止めた方が良い。時間とお金と努力の無駄。」
とか言って、まず賛成しない。
僕はいくつか他のいちご園がやってない事に挑戦して来たが、実際に殆どうまく行ってない。
成功確率が低過ぎて、最近ではますます僕のアイデアを信用しないようになってしまった。
そんなマシュマロちゃんも、たまに
「私の新しいアイデアはこうよ。」と言って説明してくれるが、知り合いが成功したことのマネか、フェイスブック等からの100%コピーである。彼女自身のオリジナルアイデアなんて聞いたことが無い。
近年、AIやスパコンやSNS等で中国の技術革新が注目されているが、それらはとてもパクりやすい開発環境にあるからであって、真に彼らのオリジナルなんてほとんど無い(とハムケンは思っている)。
中華人民にとっては、お金さえ儲かれば良いのだから、パクリこそ効率的な良い方法で、何がそんなに悪いのか理解出来ないんじゃないか?
更には、人権侵害がけしからんと言われても、中共の体制維持こそが善であって、体制維持反対が悪というモラルなので、ウイグル迫害も法輪功弾圧も香港国家安全法も善であって、西側が何が悪いと言うのかさっぱり分からないんじゃないか?
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