タイではアルコール販売禁止!
非常事態宣言下、殆どの商店、レストラン飲み屋の営業禁止など、日本とは比べ物にならないコロナ対策を実行しているタイ。
これ以上やったら国が死んじゃうよというレベルなのに、最後の(多分最後じゃないけど)トドメとも言える政策が今日から始まった。
それは、酒、アルコール類の販売禁止!
期間は、4月10日から4月20日。(察するに、ソンクラーン宴会の阻止)
働けなくて何処にも行けないなら、家でNetflix, YouTube, Facebookでビデオを観るか、酒を飲むくらいしかやることないだろうに(ハムケンだけじゃなくて大半の人間はこんなところじゃない?)、その酒が手に入らなくなったら一大事。
昨日の夕方にそのニュースを知って、速攻でビールの買い出しに走った。
そしたら、酒屋の主人は未だそんなことは聞いてないよと言う。事前告知や根回しは何もなく、いきなり告知発効されるのがタイ。日本と大違いだ。
別に買い占めた訳じゃなく、1日1本10日間飲めれば良いという頗る健全な買い方をして帰ってきた(その日の夕方に3本飲んじゃったけど)。
ともかく、これで新型コロナ肺炎になる前に酒不足で死ぬことは免れた。
タイ政府はお酒を取り上げた代わりに、もう一つのStay Home促進の為に、無料インターネット接続サービスを始めるそうだ。この対策の具体的内容は未だ良く知らない。
タイのこうした徹底した封じ込め策が功を奏している。
グーグルの提供するcovid-19 コミュニティモビリティレポートにはっきりと現れている。
レストラン、ショッピングセンター、公園、コーヒーショップ、映画館、図書館等に行く人は、54%減少。
電車、バス、地下鉄等の交通機関に行く人は66%減少。
これに対して、日本はどうかと言うと、
レストラン、ショッピングセンター、公園、コーヒーショップ、映画館、図書館等に行く人は、たった24%の減少。
電車、バス、地下鉄等の交通機関に行く人は43%の減少。
勝負あった!
制御不能の感染爆発は日本で起こるけど、タイは免れます、きっと。
因みに、アメリカは前者が49%、後者が54%。
これから数週間の日本が心配だあ!
ロックダウンは、日本では法律的に無理とのことだが、ロックダウンするしかないとするとどうするつもりなんだろう。
追加情報
アルコール類販売は県によって期間等が異なるようだ。
タイ第二の県ナコンラチャシマーは制限ないのかな???
バンコク 4月10日~20日
チェンマイ 4月10日~20日
サムットプラカーン 4月11日~20日
サコンナコン 3月31日~4月16日
ラヨーン 4月3日~15日
ブリーラム 4月2日~30日
ムクダーハン 4月6日~30日
スパンブリー 4月4日~30日
ナコンバトム 4月2日~30日
ランプーン 4月1日~30日
スリン 4月2日~30日
プラチュワップキーリーカン県 4月10日~30日
チョンブリ 6時から朝6時まで