暑季入り+コロナちゃんの影響で、ワンナムキアオのマシュマロいちご園にお客さんは来なくなった。
他のいちご園が殆ど終了したにも関わらず、育て方が良いのか、マシュマロいちご園には第三波が来て、いちごはまだまだ沢山ある。
でも売れないいちごがいくらあっても何にもならない。
いちごはあるのに、お客さんが来ないという理由で閉店するのは悲しいことだ。
今どきの世の中のレストランや飲み屋と同じ。
でも、僕らは彼らよりマシだ。月に100万バーツ売って、30万バーツの利益を出してるレストランでも、コロナちゃんのお陰で一時閉店を余儀なくされている。諸経費、場所代、人件費はあまり減らないので、月に40万バーツ程の赤字となる。レストラン系は景気が良くても意外と自転車操業で非常時用の蓄えがないので、即座に従業員カットをしないと、あっという間にに資金繰りが回らなくなってしまう。
僕らの所は済み込みワーカーは帰したし、土地代は払い済みだし、今季の売り目標はなんとか達成したので、あとは日々の電気代がかかるだけ。今後の維持費は少なくて済む。
だから、マシュマロちゃんのお母さんに店番と畑の水やりを任せて、僕らの活動は終了した。
売り上げは全てお母さんのお小遣いになる。

背が低いが立派に働いてくれたお店。何処もくたびれてないので、あと2年は使えそうだ。

真っ赤で甘いいちご。2週間前より大粒になった。

葉っぱの下で見にくいが、小粒も含めて完熟いちごが沢山成っている。

これもあと2週間で誰にも狩られずに腐るだろう。

10月から咲き出したバービナもまだ咲いている。

くたびれて来たが、まだきれいなペチュニア

ジニアも元気。


お母さんは連日1000バーツくらい稼げて上機嫌だ。
美味しいいちごが未だ沢山成っているのに、売れずに腐っていくのは実に悲しいが、腐っても損害金が生ずる訳じゃないので、今どきの世界の労働者よりも幸運なのかも知れない。
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遂に、日本もタイも同じ位ヤバイ状況に陥りました。
タイではレストラン、バブ、生活必需品以外の商品を売る店などがいきなり全て閉鎖されて、働いてくれた労働者は当然のようにいきなり解雇されたので、家賃も食費も高い都会にいられくなって、当然のように一斉に田舎に帰って行きました。田舎の両親には、コロナちゃんのお土産を持って。
これからは地方で感染爆発が起こりそうです。
日本は東京を閉鎖するのが遅すぎた。
両国とも折角今までいい感じに抑えて来たのに。
対岸の火事を見るように気楽に語っていた専門家達も今は慌ててきた感じ(苦笑)
オリンピックと言う大きな獲物があったので、都合の悪いことからできるだけ目を背けていたのでしょう…
残念ながら、今になって慌てふためく欧米各国を見てかなり尻に火がついている…
なんか、まるで第二次世界大戦の時のメンタリティに戻ったと錯覚しそうな日本人があまりにも多いので唖然としたが、もっと冷静に客観的に物事を分析しないといけないと言うこと徐々に気付いてくれれば…別に神に選ばれた特別な国でも民族でもないから(苦笑)
今日本で何が起きているか?
もう、昔の日本人とは全く違うんです。特別に優れた忍耐力があるわけでもないし、自己犠牲の精神があるわけでもありません。だから、日本だけがこのウィルスから特別に逃れられるとは全く思えません。一部商品の買い占めや花見会場に行けばすぐにわかります(笑)
エイズの封じ込めと全く別次元の戦い…
さて。タイ、タイ人がどこまで頑張れるのか、期待したいとは思いますが…
ムエタイ試合をやったのは落ち度だったけど、一昨日からナコンラチャシマを含めタイ全土で国民は厳戒態勢に入っていて、その変わりように驚くばかりです。お陰でいちご園に誰も来ません。娯楽施設、レストラン、雑貨屋、屋台、市場はことごとく締まり、体温検査とマスクとアルコール消毒は至るところにでやられていて、みんな完全防御しています。
タイはかつてエイズのアウトブレイクで国を滅ぼすような危機を体験し、それを鎮圧した唯一の国家なので、今回のコロナちゃんにも思った以上に強いのではと思いました。
パンデミックと言う言葉の意味を理解していても、それがイタリアの多くの人達のように現実に自分自身に直接降りかからないと本当の恐さは誰も理解できない…
生命の危機を即座に悟らせる医療崩壊はわかりやすいが、経済崩壊はじわじわ拡がって来るので特に厄介なんでしょう…
先程、タイで非常事態宣言が出ました。この国の場合は、その先の経済崩壊まで想定できるレベルじゃないと思うので、もしかしたら、まずはイタリアの二の舞が心配されます。
まあ、命あってのモノダネ…これから、アフリカ諸国、インド、パキスタン等の西アジア、中東の貧困国、地獄を見る可能性がかなり高い…それがパンデミックの本当の恐さなんでしょう。そんな世界情勢の中、タイがどう対応していけるのか、冷静に観察・分析していくことが今後の最重要課題。
多分、今後の世界経済なんて誰も予想できないでしょう。単なる金融という狭い世界で限定的に発生したリーマンショックとの比較なんて全く無意味でしょうからね。