九官鳥の大量死
例年、この時期には朝夕に数百羽の鳥にいちご園が襲われる。
特に、お店を開ける前と締めた後の人がいなくなった時に、赤く熟したいちごを漁りに来る。
その鳥は日本では九官鳥として良く知られている。
こいつが山程いていちごを食い荒らす。九官鳥の癖に、タイ語は喋らない。鳴き声も皆似ている。(雛の時から飼えば、人まねの喋りを学ぶそうだ)
しかし、今季は有り難いことに殆ど見掛けなくなった。一月前迄はあんなに沢山飛び回っていちごを狙っていたのに。その鳥を追っ払うのが、住込みワーカーと愛犬ベリーの仕事だったのだ。
何故、見掛けなくなったのか住込みワーカーに聞いてみたら、
「全部、病気で死んだ。」という。
気温が下がったり上がったりすると、集団で病気になって死ぬのだそうだ。ここだけじゃなくて、何処でも気候が悪い年には良く起こる事なんだそうだ。
勿論、何の病気かなんて知らない。
風邪かも知れないし、鳥インフルエンザみたいなウイルスなのかも知れない。
何にせよ、鳥の被害が殆どなくなってとても有り難い。
そう言えば、今年はコウモリの飛来も少ない。ハトやビッグホーンは去年よりも多いくらいいるのに。
自然界の野生生物たちも、武漢肺炎みたいな災難に振り回されているのだろうか。