今度は土地の神様にお礼に行った
事故の傷が治ってきたお礼に、先日はワンナムキアオの有名な御坊様が居るお寺に行ったが、昨日はカオヤイ地域の地の神様の所に行ってきた。
その神様のことをチャオポーと言う。
昔、政府や警察もなかった頃、地域を守った地主のような者らしい。
それが何物であるのかは、今持って分からないが、お寺と言うより神社に近いのかも知れない。しかし、お祈りや飾り付けには、明らかに仏教の血が混じっている。しかし、仏教とは明らかに異なる。そして、タイ人は仏教と喧嘩することなく、皆チャオポーも信仰している。
チャオポーは、御坊様や仏様とは異なる。なにしろ、鶏肉大好き、お酒も大好き。油も大好き。
タバコや怪しい薬草まで好きでお供えしないと言うことを聞いてくれないという神様なので、仏様じゃあないことは確か。
カオヤイで事故を起こしたのでカオヤイのチャオポーに行った訳だが、その社の場所がカオヤイ国立公園内(入り口付近)なので、外国人も良く訪れる。案内人が、「お祈りすると、幸運が与えられますよ。」と説明すると、白人達も嬉しそうにお祈りしていた。
僕らは、本物の鶏の代わりに、鶏を型どった陶製置物を20体と、古い地酒10樽をお供えした。
地の神様は生きている訳じゃないので、陶製人形でも良いのだ。しかし、お酒は本物じゃないと駄目だ。
鶏もお酒も、お祈りが終わったら、さっさと持って帰らないといけない。
鶏人形の再利用方法は思い付かないが、お酒はズバリ飲めるので嬉しい。甘くて香ばしい臭いの原酒だ。
マシュマロちゃんからは、「難しいことは考えないで、兎に角有り難うと言ってお祈りしなさい。」と言われた。
ちゃんとそうしたよ。
だけど、僕が一番有り難うと言いたいのは、事故直後から諸々必死で頑張ってくれたマシュマロちゃん自身なんだけど。
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