ベリーハウス
一月ほど前、カオヤイいちご園の花達を飾る花台を作っていた時、急に愛犬ベリーの家を作りたくなった。
それで、花台そっちのけで足掛け4日(実質2日)も掛けてベリーハウスを作った。
サイズも強度もバッチリ。屋根の水漏れ避けのドラえもんビニールシートが可愛いでしょ。
作っている最中からベリーちゃんは側で嬉しそうにしっぽを振って覗いていたので、きっとベリーちゃんはお父さんが自分の家を作ってくれているのを知っているんだろうと思った。
しかし、蓋を開けてみると、ベリーは未だ一度たりともベリーハウスで寝泊まりしたことがない。
美味しい鶏の唐揚げをベリーハウスに入れてやっても、中に入ろうともしない。
一度、無理やり押し込んだら、数分間中にいたが、いつの間にか出て来て、それ以来一度も入っていない。
ショップの下とか、花台の下とか、他にも居心地の良い場所が沢山あるのも理由かもしれないが、一番の理由は人の近くで眠りたいことのようだ。
幼妻住込みワーカーの話に依ると、夜は彼らの家の床下か板張りの縁側で眠っているのだそうだ。
それにしても、折角愛情を込めて良い犬小屋を作ってあげたのに、徒労に終わってがっかりだ。