カミキリムシの幼虫
イサーンの新ワーカーに、切り倒した木株を運ばせて、ちょっとした自然風の飾りを作らせた。
その時、ごろごろ出て来たのが、このカミキリムシの幼虫。
これに大騒ぎして集めていたので、何するんだろ聞いたら、食べるんだと言う。物凄く美味しいらしい。
大きいのは、長さ7センチくらいあって、日本のシロスジカミキリ位の大きさのカミキリムシではないだろうか。
他にも、コガネムシの幼虫が数十匹出て来たが、それも集めていた。
食べたかったら、調理して持ってきてやるぜと言われたが、丁重に断った。
他の人は、そんなもん食うのかと気持ち悪そうにしていたが、昆虫の幼虫は人類の長い歴史の中で主要なタンパク源だったはずなので、多くの人が食べたら美味いと思うはずだ。
ショップの下からは、メートル超の蛇も参上。これヤバイ毒蛇とちゃう?
木を土の上に置いておくと、カミキリムシ、クワガタムシ、カブトムシ、コガネムシ、シロアリ、アリ、キノコ等が勢い良く木を食べ出して、半年で木はボロボロ、一年で堆肥化してしまう。凄い自然分解力。中でも、シロアリの量と力が凄い。
捨てた木材も、建物の大切な木材も一緒なので、高級な硬い木材を使わない限り、2年で建物は強度が落ちてしまう。
それから、出来た隙間から別の虫達がぞろぞろ入って来て、虫嫌いな人には地獄の家となる。
我が借家も、毎日カタツムリやナメグジやヤスデが数十匹入って来て、そこら辺で死ぬ。チンチョー(ヤモリ)なんかは、この家に1000匹以上住んでいるんじゃないだろうか。掃除機をかけると、一番多いのがチンチョーの糞。
天井にはネズミと、それを追いかけるネコがいて、うるさいしシッコ臭い。
自然や虫は好きだが、こんな家にはもう住みたくない。
タイで家を建てるなら、隙間の一切無いアリ一匹入って来れない密閉型の家にしたい。
家の外は大自然。家の中はアリもダニも居ない家が良い。
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