香港の市民は、共産党独裁の中国政府のやり方を他の誰よりも良く知っている。
今回のデモは、「最後の戦い」との自覚で決死の覚悟だ。
デモ参加者は、
黒い服を来てデモ隊であることを一目瞭然にする。
顔認識システムから逃れるため、マスクをする。
保安部隊に捕まったとき、仲間から助けられ易くするように、ベルトを締める。
万一投獄された場合を考えて、身体に油性マジックで弁護士の電話番号を書いておく。
催涙ガスから身を守るためのラッピングフィルムを用意しておく。
水の補給経路を確保する。
などなど。
デモというより、正しく戦いだ。
ここで負けたら終わりという覚悟が伝わってくる。
僕からの助言は、WeChatを使うのを止めろ、だ。
このところ、中国政府の邪悪さが際立って目立つようになってきた。崩壊は遠くないかも知れない。
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alibabaさんの意見は、的確で良いところを付いていると思います。民度が低いというのは、お隣の韓国にも当てはまりますね。タイは権力の集中が今はそれ程ではありませんので、安心できると思います。
'84年に"Hong Kong 1997"というイギリス人ジャーナリストの書いたものを読みました。読んで思ったのは、イギリスの植民地が中国の植民地になるというのが小生の結論でした。チベットやウィグルに比べればまだマシといえますが、基本的に民度の低い国家が民度の高い人々を支配する悲劇が香港に象徴的に現れたといえます。これは最初のケースではなく、日本敗戦後の台湾の悲劇2.28事件も全く同じです。民度が低いうえに権力者が腐敗しているという点が全く変わっていません。中国人の宿命みたいなものですな。
中国共産党の一党独裁と覇権主義は許せません。私は台湾支持者ですが、香港には頑張って貰いたいと思います。おっしゃるように、貧富の差が歴然としてあり、バブルが弾け、ファーウェイ問題もあり経済的に相当なダメージを負っていますから、崩壊も近いと考えます。