野生ゾウが降りてきた
一昨日、目の前の象山からオスの野生ゾウが降りてきた(らしい)。
夜の11時頃、ゾウはカオヤイ農園脇の小路を通り、メイン道路のタナラット通りを渡り、迎えのメモザというレストランの裏庭に入り、そこに植わっているカヌン(ジャックフルーツ)を大量に落としてむさぶり食った。
お陰で昨日はゾウに落とされてカヌンの実を頂いて、たっぷり食べることが出来た。とても甘くて美味しかった。
野生ゾウは、今朝はタナラット通りをこちら側に渡り、カオヤイ農園隣のテーサバン前の草むらにいたそうだ。
テーサバンの向こう隣には、観光客に象乗りをさせるゾウが三頭いるが、何事もなかったようだ。
カオヤイ農園両脇の小路は、その飼い慣らされたゾウの夜間の散歩道で、ラムタコーンという小川の近くで静かに一人夜を過ごす。だから、そこら中にゾウの糞が落ちている。
野生のゾウはオスの一頭単独で、恐らくは新しい雌ゾウを求めて降りてきたようだ。
今は雨季で山に餌の葉は幾らでもあるので、腹が減って人里に降りてきたのではないと思う。
しかし、もし乾季のいちご園に来て、いちごを食い荒らされたらどうしよう。
カオヤイ農園の住込みワーカーは今朝野生ゾウを見たと言うが、幸い僕は未だ野生ゾウを見ていない。日中は木陰に隠れているのだろう。
怖いので会いたくない。