今期いちご園準備開始
今期いちご園の準備を開始した。
と言っても、毎年と同じく、先ず始めに行うのは除草だ。除草は、一度じゃ終わらない。雨季には草はどんどん生えて来るので、やってもやっても2~3週間も経てば元の木阿弥。
ならば、やらなければ良いじゃないかと思うかも知れないが、やらないと立ち入ることも出来ない程の藪になってしまい、もはや重機を使わないと何もできないことになってしまう。
なので、何度も何度もやらなければならない。
昨日は、カオヤイ農園にパラコート(タイ名:ガンモクソン)の規定量より2.5~3倍濃い溶液を800リットル散布した。
今日は、ワンナムキアオのマシュマロいちご園に600リットル。
タイのパラコートは濃度45%と濃厚で、一口飲んだら多分死亡する。薄めた散布液なら死ぬことはないが、大量に浴びるのは危ない。便利だが、毒性が強いので、後数年で使えなくなるかも知れない。
パラコートは散布すると、晴れた日なら数時間で枯れだす程の即効性が取り柄だが、ラウンドアップのように根まで枯らす訳ではないので、宿根草には無効で、また生えてくる。
いちご園の主な雑草は、葉の表面が水を弾くようになっていて、パラコートにもラウンドアップにも抵抗性があるが、濃いパラコートをしっかり掛ければ、地上部分は一旦枯れる。ラウンドアップだと、枯れる前に新たな草が生えてくるので余り使わない。
いちごは水を切ったので枯れたが、雑草は青々しい。
除草剤を散布したり、草刈りしたりの作業は永遠に続く。
この壊れたお店の片付けと、新ショップの建設もやらないといけない。
柱の木の強度不足を心配して、コンクリートの柱で補強したが、補強材の上で折れた柱もあれば、コンクリートが折れたところもある。
強度とコストの難しいバランスを考えないといけない。多分、鉄角パイプが良さそう。