嵐の傷痕2
先日の嵐で、ワンナムキアオは猛烈な突風が吹いたようだ。
マシュマロいちご園の周りは、至る所で大木が倒れ、看板や屋根が吹き飛ばされていた。
白川郷からインスパイアされたハムケン傑作のお店は、柱が折れて1階部分が倒壊したが、屋根の部分の構造は保たれたため、それが支えになって、店の中の大事なものを守ってくれた。
1階部分が潰れるも、屋根が支えとなって空間が保たれた。
屋根裏のスペースに人が入れた為、片付け作業ははかどった。
冷蔵庫がひしゃげている。でも、上部にあるコンプレッサーと放熱板は無傷だった。前面の覆いと操作板は駄目になってしまっていた。
割と高い水タンク(青)も潰れずに済んだ。
アンプ、スピーカー、CCTV、ブロードバンドルーター、ブレンダー、そして一番高いエスプレッソマシン等、電化製品は全て無事に回収出来た。回収後の動作確認はしてないが、見た目概ね大丈夫そうだ。
この散乱したライチの木の枝は、全て嵐が折ったもの。
下の池ポンプから水が揚がって来なくなったので、もう入りたくなかった森に入ってみたら、大木が倒れていて、何処からか飛んできた長い板材が当たって、太さ1センチ程のアルミニウム電線が2箇所でブチ切れていた。
森の中は嵐の傷跡で歩き難かったが、ワーカーが良く働いてくれて、無事電線を修理出来た。
月火と2日間通って、概ね片付けられたので、マシュマロいちご園は今期終了とし、胃のない子供の住込みワーカー夫婦が住んでいた掘っ立て小屋にあった少ない家財道具とともに、今日カオヤイに引っ越して来た。
明後日、還暦の誕生日を迎えるのに、当面赤座布団で悠々自適にはさせて貰えそうにない。