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サツマイモ全滅の巻

紅はるかは、全部で1トン近く収穫し、未収穫分も更に1トン位あると思うが、まさかの「全滅」という結果になった。

原因は、大発生したアリモドキゾウムシ。

保存中に大発生したらしい。

殺虫剤を噴霧して死んだ虫が無数に散らばっている。蚊やゴキブリを殺す市販の殺虫スプレーで簡単に死ぬ。

しかし、死ぬのは芋から出て来た成虫のみ。芋の中の幼虫は当然死なない。

成虫が出て死んだら、それで終わりだったら良かったが、成虫は産卵し、新たな幼虫が産まれて芋を食害する。

そして更に大規模に発生する。

そういう波が三度も来て、遂に食害の無い芋は皆無になった。

この虫が湧いた芋は、中に糞の詰まったくねくね曲がった黒いトンネルを掘り、ちょっと食べる気がしなくなる。食べると苦い。

それだけなら良いが、食害された芋からはテルペン類が合成されて異臭を放つので、芋は商品にならなくなった。

当初は、虫食い部分のみ切り除いて、美味しいスイートポテトにして売り裁くつもりだったが、虫の勢いが予想以上に凄く、それも断念せざるを得なくなってしまった。

実際1トンも玄関先の芋置き場に置いてあると、近付いただけでテルペン系の揮発性有機化合物の匂いがプンプンする。

アリモドキゾウムシ自体も台所にわんさと入って来て始末が悪い。

協議の結果、紅はるかは全量廃棄することに決めた。苦渋の決断だった。

廃棄すると言っても、いったい何処に捨てたら良いのかという問題があるが、ピックアップトラックで数回、裏のラムタコーン付近の草地に捨てるしかないだろう。

まだ未収穫のサツマイモは、いったいどうするのか?

もう掘り出す気もして来ないので、放置かなあ。そうすると、雨季に大繁茂して来るだろうから、それも困るけれど。除草剤を掛けた位じゃ枯れてくれないので、今後の課題だ。

と言う訳で、これからもいちごの裏作として挑戦してゆくならば、アリモドキゾウムシの駆除が必須となる。

ところが、アリモドキゾウムシの駆除は至難の業で、いろいろ研究されているが、良い結果は出ていない。例えば、文献によれば、カルボスルファンという強力で毒性が強過ぎて多くの国で使用出来ない殺虫剤を土壌散布しても、余り効果は無いようだ。

言わば、入ったら終わりの大害虫だったのだ。

既に畑でも大発生してしまっているので、駆除出来る見込みはないだろう。

もともとオーガニック放置プレイで栽培出来るところが魅力と思っていたので、こういう状況になった以上、紅はるか作戦は中止するしか無さそうだ。

因みに、日本のサツマイモは線虫がいて(駆除しないと)タイに持ち込めず、タイのサツマイモはアリモドキゾウムシで日本に持ち込めない。 

紅はるかは、タイの雨季に放置栽培で元気にスススク育ち、大きな芋が出来るところまで分かったので、とても残念だが、この害虫の問題はクリアー出来そうに無いので。。。。諦めることにする。

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コメント

Re: No title

有り難うございます。奄美などでフェロモンや不稔虫を使った試験が行われていますね。でも、効果対費用の点で、ここでは無理そうです。

Re: No title

ほんと折角良いアイデアを頂いたのに申し訳ないです。

No title

残念無念!!!と言うしかないですね。

No title

マレーシアの文献ですがchlorpyrifosが一番効くと言われていますね。
ご存知かと思いますがpheromone trap(罠)も推奨されています。

ttps://www.hindawi.com/journals/psyche/2015/849560/
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