いちご定植計画
王室プロジェクト80番のいちごの苗作りと定植計画は、マシュマロちゃんが主導でやっている。
僕にも考えがあるが、意見は合わないし、いちご苗の手配は山の上の仕事なのでよく分からずコントロール不能なのだ。
去年は、いちごの苗約28000株を妹さん夫婦の畑で、格安で作ってもらった。全部で54000バーツだった。
今年はというと、マシュマロちゃんの義理の兄弟に10万バーツを貸したところ、期限までに予定通り返せなかったので、契約に従って、いちご苗50000株を物納して貰うことになった。
お金を借りる時は、ネコみたいにすりすり寄り添って来て、いざ借りてしまうと、あとはいい加減なのは、何処のタイ人も同じ。
一応大家族のメンバーなので、50000株はちゃんと入手出来るようだが、妹さん夫婦程は畑の面倒見が良くなく、草茫々とのこと。
もう二度と貸してやらない。
さて、天空の村のいちごだが、
8月上旬の様子
最近の様子
沢山のランナーが出て、子株、孫株がいっぱい出来ている。窒素偏重の肥料で、花は咲かせないようにしている。
このままあと一月育てると、今の倍くらいの数の子株が出来る。
今期のいちご定植計画は、二回に分けて行うことにした。
第一回目の定植予定日は、
ワンナムキアオのマシュマロいちご園:8月27日
カオヤイいちご園:8月28日
第二回目の定植は日時未定。
去年は、
マシュマロいちご園が9月21日
カオヤイいちご園が10月2日だった。
つまり、今年が如何に早いかが分かる。
こんなに早く植える理由は、いちごの第二波入りを年末年始に合わせる為だが、異常低温にでもならない限り年末年始に第二派は来ないと僕は踏んでいる。早く植えようが遅く植えようが、カオヤイでの第二波は2月上旬で、これはここの気候と80番の生理によって決まる。
では、第一波はどうかと言うと、これは早く来る。何故なら天空の村の低温で、既に花芽形成が出来ているから。
しかし、その時には未だ雨季が終わっていない。いちごは雨に打たれて腐ってしまうだろう。
いちごに関しては、モン族の方が詳しく、新参者の僕の考えは尊重されないが、僕は自分が正しいと思っている。
ただ、彼ら(と言ってもマシュマロちゃんとそのお兄さんだが)の方が正しい方が、いちご園には有り難いことなので、意固地にならずに、ここは一つ彼らに従って様子見することにした。
それに、2回に分けて定植するので、リスクは半分半分になる。
このところ、夜になると毎日土砂降りになり、その後朝方迄小雨が降り続く。そして、朝はどんより曇って涼しい。
こんな天気は、いちごの定植に最適。
場合に依っては、スプリンクラー回さなくても良いかもしれない。