新トイレ完成
やっとこさ、カオヤイ農園に新トイレの建物が完成した。
いったい何日掛かったのか、もはや分からない。骨格ユニット作りに一週間。トタン屋根張りだけでまる一日。床コンクリートで丸2日。費用も道具代を入れると、多分一万バーツ近くかかっただろうと思う。
そんなノロマな仕事ぶりに、マシュマロちゃんからはかなり馬鹿にされたが、最後に出来た姿を見て、彼女も大満足。
緑色のトタン屋根の支えが貧弱だが、初めての鉄骨作りにしては、全体構造はまあまあの出来だと自己満足しているしている。
未だ、配水設備が出来てない。
このトイレは主にタイ人客が使う。よって、床はコンクリート張りで、びしょびしょに濡れて良い。
一応、西洋式便器で水洗だが、タイ式手桶流しであって、手動シャワーもない。でも、慣れれば手桶でお尻は洗える。
水圧が確保出来ないのと、故障が多いので、自動水洗とお尻シャワーは断念した。でも、その方が一般タイ人には使いやすい。
構造部分は鉄骨だが、それだと風情がないので、壁と扉は竹編みと集成材にした。
ラッカー仕上げで、特に色は塗らない。あくまでも、ナチュラル派で行くというのがマシュマロちゃんの趣向だ。
このトイレには、溶接箇所はない。全部ボルト締め又はドリルビス止めである。壁と屋根は軽いので、これで行けるだろうが、壁は恐らく毎年張替えになるだろう。
新トイレの特徴は、男女別に二部屋あることだ。
トイレが混むほどお客さんが来るとは思わないが、この辺り自由に使えるトイレが少ないので、トイレ目的でもお客さんが来てくれれば御の字だ。
また、お店から近いので、僕が便意を催し胸のランプが赤く点滅し出しても、3分以内にトイレに行くことが出来る。
そう、トイレは大切なのだ。だから、去年もトイレ作りから始めた。
人間、口から入れることと、お尻から出すことが出来なきゃ生きていけないから。