天才の言葉
スティーブンホーキング氏が亡くなったとき、僕は少しショックだった。あんな天才は100年に一度しか現れないだろう。
天才は、凡人一万人がよって集っても出来ないことに気付き、追求し、ある種の答を導き出す。
天才と凡人とは、ほんの僅かな差しかないと思うが、悲しいことに、人は自分より僅かでもレベルが高い人のことを理解することは出来ない。想像すら出来ない。
小学生が先生よりずっと優れた人間なのに、先生にはそれが分からないのと同じ。部下の方が遥かに優秀なことに上司が気付かないのと同じ。
犬が匂いで90%の確率で人のがんを見付けられるとか、人を診断したこともない人工知能が名医より的確に病気を診断し治療法を提案できると言われても、理解できないのと同じ。
けれど、天才の言葉や作品は僕ら凡人へのプレゼントだ。
ここで、二人の天才理論物理学者、スティーブン·ホーキングとアインシュタインが残してくれた名言の中で、気に入ったものを書いてみた。物理学の話じゃない。人生についてだ。
先ずは、スティーブンホーキング
3人の子どもたちへのアドバイス:
1つ、足元を見下ろすのではなく、いつでも星を見上げること。
2つ、仕事をあきらめないこと。仕事は意義と目的を与えてくれるものであり、それがないと人生は空っぽになってしまうから。
3つ、幸運にも愛を見つけることができたなら、逃してしまわないよう、その存在を忘れずいること。
行き詰っても、逆上するのはよくない。そんなとき私は、頭でその問題について考えながら、別の作業をします。ときには、前に進む道を見つけるのに数年かかることも。情報損失とブラックホールのときは、29年かかりました。
完全な人工知能の開発は人類の終わりを意味するかもしれない。独自に活動し始め、どんどんペースを上げながら自己改良していくだろう。(中略)緩慢な生物学的進化に制限されるヒトはそれと競争できず、地位を取って代わられる
人生は、できることに集中することであり、できないことを悔やむことではない
期待値が「ゼロ」まで下がれば、自分に今あるものすべてに間違いなく感謝の念が湧く
アインシュタイン
大切なのは、自問自答し続けることである。
常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
自分自身の目で見、自分自身の心で感じる人は、とても少ない。
困難の中に、機会がある。
どうして自分を責めるんですか? 他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。
空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。
穏やかでつつましい生活は、成功を追求するせいで常に浮き足立っているよりも、より多くの幸福をもたらす。
最後のは、最近そのメモが台所で発見されて、オークションでとても高く売れた。