やっぱり偽物128GBカード
Lazadaで購入した激安128GBメモリーカード。
Windowsマシンに差し込んでファイルコピーを試みたが、滅茶苦茶遅い。平均5メガバイトの画像ファイル29GB分を購入したメモリーカードにコピーしようと試みているが、3日経っても完了してない。
なぜなら、平均速度がWindows10の普通のファイルコピーで平均700KB/sしか出てなく、全部コピーするのに9時間以上かかるので、途中中断してパソコンをスリープさせ、翌日再開させようとすると、失敗して全部消えてしまうから。
FastCopyというツールを使ってコピーしてみたが、書込み速度が800KB/sしか出ず、しかもそのツールでコピーした画像ファイルは理由は分からないが表示できない。
変だと思ってメモリーカードのパッケージをよく見たら、如何にも怪しい点があることに気付いた。
128GBならSDHCはあり得ず、SDXCの筈だが、メモリーカード上の印字はSDHCとなっている。こう言う間違いが正規品であるとは考えられない。
パッケージ上の印字はSDXCとなっているが、印刷がかすれていて不鮮明。
ただ、Windows上のでデバイス情報を見ると、容量128GBのSDXC となっている。デバイスは正常に稼働していると表示され、コピーした写真も開ける。
しかし、よく調べてみると、コピーしたはずのファイルのうち、ざっくり15%が開けない。「このJPGファイルは開けませんでした」となる。
スマホに差し込んでデバイス情報を見ると、やはり128GBとなっており、カメラで撮った写真はなんとかメモリーカード上に保存出来た。
なんとかというのは、いくつか写してみると、保存に時々失敗して、写した写真が真っ黒だったり真っ白だったりする。
ということで、やっぱりちゃんとは使えない偽物という結論に達した。
想像では、本来なら出荷せず廃棄されるべき不良チップ(ウエハーから良品が取れる収率は意外と低い)が横流しされて、本物に似せたパッケージに梱包されて売られていたのではないか? 店側もそれを知っていて、格安の価格で処分したのではないか? ということ。
これが100バーツの価値があるのか、あるいは百害あって一利無しで、捨てたほうが良いのか、もうちょっと使ってみないと分からない。
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