退職後の人間ドック
退職すると疎かになるものの1つに健康診断(人間ドック)がある。サラリーマン時代は会社の補助で、年に1~2回受けていたが、辞めてからは費用も全部自己負担になるし、なかなか一日休んで健康診断を受ける気運になれなかった。
2年前の帰国では、上手いことやって、胃カメラ、ピロリ検査、大腸鮮血テスト、血算、血液生化学、尿検査が全部保険で出来た。
今回、来月の帰国では、東京人間ドッククリニックというところで標準人間ドックを受けることにした。
そこを選んだ理由は、
胸部ヘリカルCT
経鼻胃カメラ
込で1時間半で検査が終わり、結果がその日に出るという点。
これで59400円なら、まあ良いかと思った。
僕の友人は、たまたま人間ドックで追加した胸部ヘリカルCTで、約1センチの肺腺癌が見つかり、手術出来た。これは不幸中の大幸運と言わざるを得ない。その段階なら、手術でほぼ完治出来る。1年遅れたら余命1年となるところだったかも知れない。
別の友人は、仕事でタクシーに乗っている時に急に胸が苦しくなり、近くの大病院に駆け込んで、大動脈瘤解離と分かり緊急手術し、一命を取り留めた。大動脈解離は普通の健康診断では見つからず、ヘリカルCTで分かるかどうかということらしい。因みに、その友人は高血圧はない。
その話を聞いて、退職5年目の節目に、僕も胸部CTをやってみることにした。
胃カメラについては、2年前の検査でピロリ菌は居ないことが分かったが、親父を胃がんで亡くしているし、若い頃はずっとストレスで胃が悪かったので、2年に一回位は胃カメラをやるのが良かろう。それも経鼻で楽に出来るなら有り難い。
退職後のタイでのセカンドライフで、却って健康になった感があるが、がんだけは何時なってもおかしくないので、早期発見出来るようにちゃんと検査しておいた方が良いだろう。去年はやってないので2年越しになってしまったけれど。
死んだら泣いてくれる人が出来たし。
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