今どきの日本人に足りないもの
日本リカバリー協会が9月8日に発表した「社会人の疲労・休養の実態調査」の結果によると、
今どきの日本人が、1日の中で足りないと感じる時間は何か?
1位:「休養・睡眠をとる時間」 59.7%。
この項目はどの年代でも1位で、特に40代(68.5%)、20代(62.0%)にそう感じている人が多いとのこと。
2位:「趣味・遊びの時間」(50.1%)
3位:「運動をする時間」(37.9%)
4位:「家族団らんの時間」(14.1%)と続く。
一方「仕事」(8.5%)や「家事をする時間」(8.6%)は意外と少なく、1桁台にとどまった。
日々の生活の中で十分に休息がとれているかを聞くと、
「全くとれていない」(9.2%)
「ほとんどとれていない」(12.0%)
「とれているとは言えない」(32.1%)
で、合計が53.3%がとれてない。
20代、30代では「全くとれていない」がどちらも13.0%となっているそうだ。
つまり、今どきの日本人に足りないものは、物でもお金でも恋人でもなく、
「睡眠と休養」
僕も若い頃はずっとそうだったので、別に今どきのことではなくて、昔からある日本人の生活における問題点なんだろう。
その気になれば取れるはずの睡眠と休養が取れない。なぜならば、その時間が取れないから。
なんとも悲しいことだが、タイ人には多分理解不能。
睡眠と休養が先ず先にあって、余った時間で仕事するので。
睡眠と休養が足りないと、他に何が沢山あっても絶対に幸せになれないことは誰もが気付いているだろうに。
誰が何のために睡眠と休養が取れない生活を強要しているのか? このあたりの問題を解決しないと、日本は次のステップに進めないだろうと思う。
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