タイハーブエキスポに行ってきた
今更でもないが、タイはハーブ大国で、日本とは比較にならないくらい生活に浸透している。
普段の料理から、健康食品、化粧品に至るまでハーブだらけ。野菜といったら全てハーブと言ってもいいくらい。西洋医薬の薬屋の他に、東洋漢方医薬の薬屋が沢山あって、庶民に親しまれている。
タイの人々は何時からか、「化学薬品は毒、天然ハーブは無害で有益」と信じている。オーガニック大好き、自然素材大好き、農薬化学薬品大嫌いである。
折しも健康ブームで、ムアントンタニのインパクトホールで開催中のタイハーブエキスポは大入りだった。数年前に僕が出店した美容関連の展示会よりも遥かに賑わっていた。
時々このブログでもリークするが、いちご園はプライベートな事業であって、本業の会社が今ほそぼそとやってるのはハーブビジネスなので、重要な展示会なのである。
それに加え、いちご園で売る新商品探しも第二の目的。いちご園では、自然素材飲み物、各種ジュース、お茶等を加えたいと思っている。そう言うネタ探しにはThaiFexと並んで最適の展示会だ。
ハーブエキスポは一般向けの展示会なので、こんな風に効能別に小分けされた売り物が多いが、特定のハーブ名を言えば、相手はプロなので、ちゃんと出て来る。目的のハーブを1キロずつ買って、後日品質等を研究機関でチェックする。品質が良ければ、貰った連絡先に電話するという段取り。
生きたハーブ苗もあったが、数年前あれほど引っ張りだこだったヤーリペア(マンコを若返りさせて治す薬)はすっかり下火になって、苗も売ってなかった。実はヤーリペアの苗を買って、農園に植えて沢山増やしたかったのだが、残念ながらそれは不発に終わった。
ハゲ用のハーブもあれば、インポ用のもある。
メーホーンソーン産の信用出来そうな天然蜂蜜があったので1ダース買った。
他にも幾つか天然蜂蜜の出品があって、全部味と匂いを確かめたが、こういうところの製品はどれもほぼ確からしいと感じた。その中でも、これが1番本物らしかった。
これはミックスハーブ抽出液で、このボトル一本を20リットルの飲料水に薄めて飲む。
いちご園では皆さん喉が渇くので、水を求めるお客さんが多かったが、ただの水じゃ利益が取れないので、無糖のお茶やハーブ抽出液をいい値段で売るつもりだ。効果の程はデータが無いので知らないが、ただの水よりも受けは良いんじゃないだろうか。
仕事とは関係ないが、似顔絵描きのコーナーがあったので、マシュマロちゃんと二人で似顔絵を描いて貰った。こんなことするの何年ぶりかなあ? 四半世紀ぶりかも。
およそ15分間のモデル。白黒で雑だが、確かに僕が画かれている。痩せたはずなのに、腹が出ている。この時、試食で腹一杯だったから。
似てますか?
こんな風に遊んで、バンコクのファラム9の安ホテルに泊まった。一泊830バーツ食事無し。
Centric Place Hotelという。
フォーチュンタウンの裏手の庶民街にあり、MRTのRama9駅まで徒歩5分。便利な立地だ。駐車場もあるところがポイント。
ホテルの窓から見た街。新旧入り混じってバンコクらしい街の夕暮れ
ホテル前の通りはこんな庶民街で、最近発展著しいファラム9とは思えない雰囲気。庶民街なので、意外と治安も良さそう。
ここで今日から3泊。
コスパとロケーションが良いので、設備が古いのとエアコンコンプレッサーの音が爆音なのは許す。お湯の出は安ホテルにしてはバッチリ。すぐ側にコンビニ、庶民用露天風食堂多数ということで、僕らには十分。
いちご園は住込み労働者に任せて、僕らは次の一手の為にバンコクに来た。3泊4日留守は、いちご園の準備は痛い程遅れるが、ただ野良仕事に明け暮れているだけじゃあ未来は開けないので、こういう活動もたまには必要なのだ。
明日はマシュマロちゃんがインターネットビジネスのノウハウを学ぶ為のセミナーに1日参加。
僕は明後日、和僑会から発展したWAOJE(World Association of Japanese Entrepreneurs
WAOJE Global Venture FORUM 2017 in Bangkok
に参加する。
一般参加者の参加費用が400 USDもする馬鹿高い会議だが、数年ぶりのタイでの世界大会と言うことで、思い切って参加することにした。
全ては人の繋がりだから、高いか安いかはやってみなけりゃ分からない。
詳しくはこちら。
明日、僕の予定は無いので、フォーチュンタウンでコピーPCプログラムと同じくコピー映画DVDを物色した後、ラチャダーのお風呂屋でも覗いてこようかと企んでいる。
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