マルベリー(桑)
去年はマルベリーこと桑の実をワンナムキアオやカオヤイで売ったら、とても良く売れた。
一応、オーガニックらしい。
実のところ、僕自身、桑の実なんて小学生の時に学校帰りの通学路脇で食べて以来、ずっと食べてなかった。去年売り物をたくさん食べたが、小学生の頃の記憶よりも、ずっと甘くて美味しかった。
食べると口の中が真紫になる。笑うと紫色に着色した歯の周りや舌が見えて気味悪い。
僕達のお客さんのバンコク星人やファランは、マルベリーが大好きだ。
何故なら、僕のように何十年も食べてないので懐かしいから。おまけに、身体に良い、眼に良い、というので、ヘルシー趣向の人荷は受ける。
去年は農家から1キロ200バーツで仕入れて、カオヤイでは150グラム100バーツで売った。暴利である。
今年は、その農家自身でもお店を持つとのことで、同じように仕入れられるかどうか分からないが、マルベリーにはもう一つ良い部分がある。
それは葉っぱ。
糖吸収を抑える成分が入っていて、米国ではマルベリー·ティーが人気らしい。その他、栄養価も非常に高い。
実際に、このブログで知り合ったカリフォルニア在住の僕の友人は、タイで仕入れたマルベリー·ティーを米国で売っている。
実と違って葉っぱの方は、季節によらず採取出来るのも良い。その割に、タイではあまりお茶として飲まれないので、殆どの農家は捨てている。
ということで、これをいちご園の商材の一つにしてみてはどうかと思い、1キログラム注文してみた。
マシュマロのお母さんが糖尿プラス高脂血症みたいなので、使ってみて貰おうと思っている。
1キロ800バーツもするが、50グラムのパッケージにして100バーツで売れば少し儲かる。