洪水対策
去年カオヤイのいちご園を準備して一番辛かったのは洪水だった。雨季に一雨降れば、いちご園は水田のようになり、歩くのもままならなくなった。
今季、この土地でいちご園をやるなら、洪水の起こらないいちご園にしたかった。
やることは下の2つ。
① 排水路を大幅に拡張、強化して、雨の水が速やかに池に落ちるようにする。
② 車の入るところはすべて砂利を敷いて、雨が降っても車が走れるようにする。
この2つは絶対やる。出来なければ水田にする覚悟で。
今週2日間掛けて、小型のユンボ(シャベルカー)で新しい排水路の基幹部分を作ってもらった。また、泥で埋まった去年の排水路も掘り直した。
水色の部分が基幹排水路。
7800バーツかかった。後方の水路は深さ1メートルもあって、落ちると危険な程。
これだけじゃ畝の間に溜まった水は流れないが、畝と水路を繋げば流れ去るので、後は人力でなんとかなるだろう。
特に中央の縦横十字の排水路に期待している。
道路と駐車場降った雨が、大量にいちご園に流れ込むが、これを縦の三本の排水路で一気に池に落とすという企てである。
カオヤイいちご園は真ん中辺りが窪んでいて、水が流れ去らなかったのだが、溜まった水を十字の排水路に落とす計画だ。
歩くと20センチも足が埋まり、長靴が土の中から抜けなくなり、体制が崩れて泥の中に倒れるのは、もう無くしたい。
オタマジャクシが泳ぐいちご園とはお別れしたい。
水が溜まって、お客さんがいちごを採りに行けないようないちご園とはおさらばしたい。
シーズン中に雨が降っても、翌日には普通の靴で入れるいちご園にしたい。
出来るかな?
完全には無理だろうが、去年、排水路を掘ってかなり改善したので、きっと今年はもっと良くなるだろう。
一方、駐車場の砂利敷は間違いなく効果があるはずだ。
雨が降ると、ピックアップトラックでも走れなくなる駐車場なんか使い物にならない。
面積が広いので100トン近い砂利が必要になりそうで、高くつきそうだが、やらなきゃ話にならないので、やるのみだ。