僕の住所はインタマラ
この前、ビザの更新をした時、初めて僕のタイ政府への届出住所が分かった。
結論から言うと、ローカルでエロいゴーゴーバー犇めく、スティサンはインタマラだった。
インタマラという如何にも隠微な名前に因果を感じていたが、やはり僕はそこに住んでいることになっていたのだ。
その住所は、予想通りイミグレ関係を依頼してきたヤミ業者の自宅だった。きっと、同居者が何十人も居ることだろう。
届出住所など、調査される訳でもなく、どうでも良さそうなものだが、自分で90日レポートやビザ更新ができなかったのは、届出住所が分からなかったが主因だった。
僕は初め、バンコクのサトーンでチュラロンコーン大学のサポートを受けて教育ビザを取った。その後、ノンタブリに引っ越して、そこで苦労してビジネスビザを取った。
その後、カオヤイに引っ越した訳だが、この時いろいろあって、ビザをバンコクのイミグレ闇業者に頼んだため、僕の住所はバンコクになったらしい。
ここカオヤイで90日レポートやビザ更新をしようとしても、今までの届出住所が分からないとどうにもならない。
コラートのイミグレの警官に相談したら、
届出してある地域のイミグレから転出届を持ってこい。その為には、以前の住所の賃貸契約が終了している証明も必要。
その上で、現住所を証明する賃貸契約書が必要。但し、僕の名前の契約書でないとダメ。
僕の場合、タイ語交渉もままならなかったし、タイ語を読むのに時間がかかりすぎるし、まともに読むと合意できかねる内容なので、面倒臭いからマシュマロちゃんの名前で契約し、僕は単なる立会人としてサインしただけだった。
しかし、法的にはマシュマロちゃんと僕は赤の他人。僕がそこに住んでいる証明にはならない。
どうすれば良いのか詰め寄ったら、
契約書を僕の名前に変更して持ってこい。
でも、それだけじゃ信用出来ないから、貸主と一緒にイミグレに来て、貸主から本当に僕がそこに住んでいるという陳述が必要。
貸主の「すべての」所有物件のタビアンバーンが必要
こういった物を要求されて、僕はくじけた。
意味不明。契約書が信用出来ないなら、どうして提出が必要なのか? 何故、全ての物件のタビアンバーンが要るのか?
時間と作業量と気分を害すだけ損。明らかに闇業者に頼んだ方が安い。
それでビザ更新を頼んだ訳だが、業者が用意した書類を見て、初めて僕の住所が分かったというわけ。
因みに、業者に頼めば、順番待ち時間なし。写真や発行手数料も込みで14000バーツ。
住所なんて変わるものだし、ホテルや短期アパートの場合も多い。ビザにも90日レポートにも記載されていない登録住所を知らないために、イミグレ関連の処理が何も出来ないなんて、なんと不合理なんだろう。
電子申請はあるが、不安定で今は無きインターネットエクスプローラーでしか使えない。僕は大嫌いなマイクロソフトのサポートも終了したようなインターネットエクスプローラーなんて使える環境を持ってない。ネットショップで試しても、エラーで進めない。
たまに進めたと思ったら、管轄地域で初めて登録する場合はイミグレに行かないとダメとメッセージが出て終わり。
イミグレ担当者に文句を言ったら、
「あれは出来が悪くて問題が多いから、使わない方が良い。」と言われ、開いた口が塞がらなかった。
オンライン登録を始めると言ってから、いったい何年になるんだ?
話がそれたが、僕はインタマラ在住ということなので宜しく。
(日本大使館には、ノンタブリで登録してます)