水が来た パート2

いちごがたくさん成りだしてから3月上旬まで雨は殆ど降らず、カラカラの天気が続いていたが、この一週間で借家の辺りは4回、カオヤイ農園とマシュマロいちご園は2回土砂降りになった。

ヒマワリもカラカラ

ラムタコーンの水もいよいよ枯れて、「もうあかん」と思った矢先、昨日のことだが、土砂降りが比較的長く降った。

普通、雷雨は極めて局所的で予報も難しいが、昨夜はかなり広範囲に雷雲が拡がって、レーダーでもそれが確認出来た。

カオヤイ国立公園の入口付近つまりこの付近が赤くなっている。

豪雨の後、暫くシトシトと降り続いて、バケツに溜まった水から見て、約130ミリの雨が降ったことが分かった。

例によっていちご園は洪水。朝には八割方水は捌けたが、土はドロドロネバネバ、歩くとスリッパの底に厚さ5センチ位で足の2倍位の幅の土が着いて、まともに歩けなくなる。所々は水田状態。

そんな中でも、強者のタイ人はスリッパを脱いで裸足で水田を歩き回り、いちごを採って来る人がいたので笑った。

いちご園に降った雨の水は排水路を削りながら溜池に溜まった。

雨が降ると、お客さんが来ない、いちごが腐る、受粉しない等のデメリットもあるが、水が溜まるというメリットもある。

深く削られた水路。

しかし、この池、水深が分からなかった。

4メートルあるという人もいれば2メートルという人もいる。僕は2メートルと見ていた。

水深が分からないと水の量が読めないので測ってみた。

釣りの要領で、長い木の棒の先に紐を付け、その紐に石を縛り付けて池に垂らしてみるという方法。原始的だが確実だ。

結果はなんと、たったの1メートル。愕然とした。ガッカリだ。

多分、泥が大量に入って池の底を埋めたのだろう。

測った場所は、取水口を取り付ける予定の場所1箇所のみ。

これではあと一ヶ月持つかどうか微妙。

しかし、運が付いているのか、ラムタコーンを見に行くと、水が来ているではないか!

前回の雨では全く水が増えなかったのに、昨日の雨は山にも降ったようで、一気に水深が30センチ程増えた。

嬉しくて鼻歌が出た。

これでまた一週間は大丈夫だろう。

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