イチゴジャム第一弾
自家製イチゴジャムを売り出した。
最終調整の為の加温で一部鍋の底を焦がしてしまい、ジャムに焦げた匂いが着いて大失敗と思ったが、冷めたら焦げ臭さは消えてくれた。
瓶を煮沸滅菌して、煮詰めたジャムを素早く入れられれば良いのだが、風が吹いている外でそんな芸当は出来ない。
そこで、煮直したジャムを未滅菌の硝子瓶に詰めて固く蓋を締め、それを蓋まで湯に浸かる様にして25分間煮沸してパスチュライゼーションした。砂糖の濃度も30%以上あるので、これで蓋を開けなければ、常温で数ヶ月保存できるのではないだろうか。
450グラム入りで120バーツ。瓶代が30バーツもするので100バーツには出来なかった。
お客さんに味見してもらった結果はまずまず。ちょっと甘過ぎるかも知れない。
Kirimayaホテルのシェフに味見して貰い意見を伺った。
「味は良い。焦げ臭さもない。ただ、パンに塗るには、もう少し粘りがあった方が良い。」
とのこと。
これ以上煮詰めるのは危ないので、次回のロットはアガロースを0.1%添加してみるつもりだ。
ところで、僕のジャムはいちごの形が溶けてなくなってしまっているが、いちごの粒を残すためには、十分煮詰まってからいちごだけを取り出し、残りの液だけを煮詰めて水分を飛ばし、最後にいちご部分を加えれば良いと教えてもらった。