カオヤイは蝶の宝庫
カオヤイ農園にいると、実に多くの蝶を目にする。
いちごの葉に卵を産み付ける種類だけでも、始終100匹位いる。
ラムタコーンという沢に行く道には、道の塩を舐めに来た蝶の群れに出会う。
いちご園の周りの木々の花には、アゲハ蝶がたくさん来る。中でも、2-3種類の大型アゲハ蝶が目に留まる。日本のアゲハよりも身体が太くて大きい。
最近はいいカメラを持ち歩いてないので、いい写真はないのだが、黒っぽい地に鮮やかな黄色の紋があるアゲハは特に大きく、ハタハタと音を立てて大きな羽根を羽ばたいて飛ぶ姿は圧巻だ。大きいからなのか、翔ぶ様子が他の蝶と異なり、小鳥のようにも見える。
調べて見たら、アジアでも最大級のアゲハ蝶で、名前は
ヘレナキシタアゲハ (Troides helena cerberus)
これだと良く分からないのでネットから写真を拾ってみた。
黄色の部分に個体差があるように思う。
大きさは、大きいものだと幅15センチ位。
このオスメスがカオヤイの我が家の庭で求愛中だったので写真を取ろうとしたが、1メートルまで近付いたところで逃げられてしまった。
他にも数は少ないが、ハッとするような美しい蝶がいる。
忙しくて蝶にかまっていられなかったが、自然派なら蝶を見るだけでもカオヤイに来る価値はあると思う。