空の水

空には雲があって、雲は水で出来ている。そんなことは小学生でも知っている。

しかし、タイの豪雨を見ると、ちょっとそれが信じ難くなる。

カオヤイいちご園に強力なポンプで水を散いても、たかが知れている。数時間スプリンクラーで散水しても、ポットの中に入る水は知れている。それに比べて、強い雨が降れば、僅か3分で水やりは完了する。

いちご園に作った排水溝に流れる水を見てみると、30分で10トン以上の雨が空から降ってきたことが分かる。

仮に1時間50ミリの強い雨が1時間カオヤイのいちご園に降ったとする。計算してみると、いちご園に落ちた水の量は400トンになる。ほんまかいな?

どうして、そんなに多量の水が空にあるわけ? 理屈じゃ分かっていても、降ってくる水の量を見ると、それだけの水が空に浮いていた事自体が不思議だ。

実際、雷雨になると瞬く間に道路は川になる。

ワンナムキアオのマシュマロいちご園に敷いた砂利は、水の勢いで全部流れ去ってしまった。

その砂利を含んだ水は、道路を横断して、迎えの親戚のいちご園に入り、そこのいちご園の畝を壊し、地面に大きな溝を作って流れ去ってゆく。


昨日、夕方から朝にかけて、雨期の最後の締めみたいな豪雨が降った。

朝までに四回、轟音を立てて降った大粒の雨。雨の音が恐ろしくて眠ってなんか居られなかった。

ベッドの上でカオヤイいちご園とラクタコーンの洪水を心配してが、心配は的中した。

いちご園は水浸し。歩けない。

畝の間にところにより20センチも水が溜まり、歩きにくいなんてものじゃない、除草剤を蒔くのに丸4日かかった。

幸い、以前作った排水路がまだ生きていて、大半は溜池まで落ちてゆくが、傾斜がゆるいので時間がかかる。また、一旦水に浸かった土は、軟弱な泥と化し、まるで溶けかけたソフトクリームみたいになる。

ラムタコーンは今年最悪の状態になった。

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水面がポンプ台の足元を超えた。前回より僅かに高水位。しかも上昇中。

橋の袂まで水が来た。水の流れは速く、落ちたら助からないだろうと思う。

中央に取水口の浮き(通称象の鼻)が見えるが、これがポンプを引っ張ってポンプごと流れ去ってしまうのを避けるために、象の鼻は岸に上げて置いた。しかし、その後、岸の上まで川の中になってしまえば、元の木阿弥。

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橋の下流の左側には普段水はないのだが、今はそこは川のようになって、数百メートル先の池に水が流れ込んでいた。

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ラムタコーンの水面より1メートルも高いところに水の流が出来た。地元の男が言うには、昔のラムタコーンの道筋だという。古い川筋を辿って水が流れてきたのだという。彼が言うには、これからこの下側は全部水に浸かるだろう。もうポンプに近づけない。後は運次第。

雨は今朝早く止み、今日は一日降らなかったので、やれやれと思った矢先、夜になってから、また激しい雷雨になってしまった。既に2時間も降っている。

もう明日の朝が怖い。

上の写真の辺りは海になっていて、ポンプの電線もなくなっているかもしれない。

もしも、いちご園の基幹システムが壊れたら、痛手は大きい。

あとちょっとで雨季が明けるのに。

あとちょっとだから、頑張れポンプ。

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コメント

Re: No title

このいちご園を始めた時は、水不足のことばかり心配してましたが、もう水はたくさん。早く雨季が開けて欲しいです。

No title

ちょっと距離はありますが、ここチョンブリエリアも昨日から強烈な雨が
繰り返し降ってます。雨季の〆の雨かな。

乾季、そしてイチゴの季節まで、もうひとふんばりです。

タイの洪水(冠水)の場合、漏電などによる感電死が多いのが特徴ですが、
ハムケンさんも気をつけてくださいよ。

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